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京都御所(2019京都no12)

2020-03-23 | 近畿

 二条城とは目と鼻の先。京都御所、ここは世界遺産には登録されていませんがサービス見学となりました。広い広い京都御苑、その中に京都御所はあるのでした。赤丸のところから御苑に入ります。ところでなぜなんだと思うのです。二条城よりず~っと歴史がある御所が世界遺産にならず、江戸の世になって造られた二条城が世界遺産なの?

 広い御苑、しっかり歩かせていただけます。

 明治維新まで天皇のお住いだった「京都御所」に到着。まず目に入ったのは宜秋門(ぎしゅうもん)と書いてありました。

 今日一日を受け持っていただいているガイドさんから説明を受けます。

 その説明を受けているところが赤丸の場所。広い御所の中をぐるりと歩きます。

 まず「諸大夫の間」参内した公家や将軍家の使者が控える間。身分に応じて部屋は決まっていて、建物に向かって右に行く (殿上の間に近い) ほど身分は高くなるという。

 説明していました。左から桜・鶴・虎と部屋が並んでいる。襖絵にちなんだ名前がついているようです。虎の間が最上位の身分だという。畳の縁も身分の違いが反映されている。

 檜皮葺の屋根がずっしり「建礼門」どうやらこの門が正門か。天皇・皇后陛下や国賓が来られた時のみ使用される格式高い門だという。あの葵祭の行列もここから出発する。あの祭りも格調高し、ということか。

 最近修復されたのでしょう、朱塗りの鮮やかな「承明門」なぜか全体像をカメラは収めていませんでした。

 承明門の奥に「紫宸殿」

 「紫宸殿」いただいたパンフレットには「最も格式の高い正殿であり、即位の礼など重要な儀式がここで行われた。慶応4年(1868)五固条の御誓文の発布の舞台となり、明治、大正、昭和、三代の天皇の即位の礼はこの建物内で執り行われた」などと書いている。

 承明門の軒先から紫宸殿を写しました。紫宸殿から見ると東側に「左近の桜」ここから見れば右側だ。西側に「右近の橘」橘付近は工事中のようで「橘」は檻の中に入れられていました。

 この年、令和元年10月、天皇即位の礼正殿の儀に使われた「高御座(たかみくら)」「御帳台(みちょうだい)」が写真で説明されていました。その横には、お知らせとして「高御座及び御帳台は東京へ輸送されたためご覧いただくことはできません。ご了承くださいますようお願いいたします」と書かれていました。

 手元にパンフレットが写ってしまった。「小御所」江戸時代は武家との対面や儀式の場として使われていたそうです。右に少し見えている庭が次の写真「御池庭」です。

 

 「御学問所」の前には「蹴鞠の庭」の立て札が。そして次の写真、蹴鞠の様子とその説明書き。

 革製の鞠を地面に落とすことなく、いかに蹴りやすい鞠を相手に渡すかであって勝敗を競うものではない。と書いてありました。

 

 

 見学を終えての帰路、参観者休み所に立ち寄った。パンフレットは、韓国・中国・フランス・スペイン・英語のものが並んでいました。

 御所での写真は、ポイント撮影に終始していたようで、広く御所内を写した写真がありませんでした。ちょっとそんな写真も欲しいなと思い宮内庁京都事務所のホームページからいただきました。

 2016年の夏から通年の一般公開が始まったという京都御所。約1時間の見学を終えての帰り道です。私は皆さんからしばらく遅れて歩きます。ガイドさんもずっと先、この門は何という門ですかとの質問もできず、「蛤御門」かな。と勝手に思って写しました。後日調べてみたらこの門は正確にいうと御所の門ではない。と言っている。そして京都御所の周りを取り囲む京都御苑の門だと書いてあった。「蛤御門の変」と言われた出来事があった。ここがほんとにその門であったらうれしい。

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