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下鴨神社・河合神社(2019京都no9)

2020-03-16 | 近畿

 

 ここ下鴨神社(賀茂御祖神社)は、上賀茂神社と兄弟神社らしいく両社を合わせて賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社の総称)というようで、奈良時代以前から朝廷の崇敬を受け、平安遷都の後はより一層の崇敬を受けるようになったという。葵祭もこの両神社が成すお祭りとのこと。

 「さざれ石」があった。説明の立て札を読んでびっくり。この石、石灰岩が分離集積して凝固した岩石で、長野県の天然記念物になっています。と書いてあるではありませんか。知らなんだ、知りませんでした。また、ラグビーワールドカップ前、リーチ主将が日本文化を知るべしとして、チームを率いて日向市の神社を訪れ「さざれ石」の前で君が代をうたった。と話題になったのを記憶します。

 

 造りは堂々の楼門だ。1628年遷宮の折に作り替えられたそうです。以後は解体修理しながら保存されているという。

 

 檜皮葺の屋根の見本を展示して、世界遺産の保全に皆様のご協力をお願いしますといっている。5000円で3c㎡、100万円なら600c㎡の葺き替えができるとしている。

 12の干支を祀った社があった。

 

  御手洗川はお祓いの神事を行うところであり、みたらし団子発祥の地だと書いてある。そして尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」もこのあたりで描き、その梅がこれだと言っている。

 糺(ただす)の森の中、下鴨神社に通ずる参道。ここを進むと河合神社がある。

 大きな看板があった。女性守護 日本第一美麗の神 女性にとってのパワースポットだという。

 日本第一美麗神、その正体はこの河合神社のご祭神。神武天皇の御母神になる玉依姫命(たまよりひめのみこと)なのです。この姫は女性が美しくなりたいという美容に関しての願望や、安産・育児・縁結びなど、女性ならではのお願いごとを叶えてくださる神様として広く知られています。なんて紹介している。

 

 奉納された鏡絵馬がずらり。目と鼻・口はあらかじめプリントされています。そこにお好みのメイクを施し、裏側に願い事と名前を書いて納めるのだそうです。世の中いろいろあるものだ。

 さしずめラグビー神社といったところ。「雑太社」さわた社と読む。このすぐ横に「第一蹴の地」と刻まれた石碑があったがカメラには収めていない。明治43年近くの馬場で旧制第三高等学校と慶応義塾が戦い、初めてラグビーボールがけられたのだという。かってここにあったご社殿は、腐朽により戦後解体され、平成29年(2017)第34回式年遷宮事業の一環として、ここに再興されたそうです。

 ラグビー型の絵馬が並んでいます。鏡絵馬といいラグビー絵馬といい、実に面白い。

 ワールドカップのポスターと、日本選手の写真が掲載されている英字新聞とともに、大正製薬が奉納したようだ。あの楕円球が日本全国を興奮の渦に巻き込んだラグビー。「にわかファン」は、老若男女を問わず街にあふれかえるという社会現象まで演じてくれた。ところでこのポスター劣化防止の処置がなされているのでしょうか。この鮮明さを保って、4年後次のその日、ベスト4に進んでいる「ワンチームJapan」を見守ってほしい。

 京都での3泊の宿をいただいた京都駅隣の「京都センチュリーホテル」に帰ってきた。

 この日のブログを書き終えてから確認してみた。上の塊が下鴨神社で下の方に河合神社がある。河合神社は下鴨神社の摂社というそうだ。いってみれば子分ということらしい。葵祭の祭事を一緒にする上賀茂神社との位置関係も知りたくなった。グーグルを開いてみた。祭りの行列が出発する京都御所と下鴨神社は近い。これなら歩いて行けそうだ。でも、下賀茂神社までは遠いぞ。また調べていたら葵祭りルートマップに行き着いた。御所の建礼門を出て、平安貴族の装束をまとった500余名の華やかな行列、どこをどう通るのだとすべて出てきた。楽しいし面白い。午前と午後に分けて全部歩くらしい。役者は大変だ、途中で選手交代するんだろうか。 

 

コメント
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