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モンカダ兵営(2019キューバno10)

2019-05-09 | 中米

 

 博物館に入りました。このお嬢さんのご案内で館内を回ります。 

 

 ひげまるけのカストロしか知らなかった私にとっては、この男なんと好男子であることか。まさに弁護士カストロといった時代のものでしょうか。 

 兵営の現在の姿がジオラマに。さて、弾痕の残っていた博物館はどこなんだろう。 

 血染めの軍服もあった。 

 髭のたくわえの少ない若かりし頃のカストロの写真が何枚も。ともに戦った弟のラウル・カストロもどこかにいるはずなんだけどわかりません。 

 カストロさんの制服でしょうか。説明があっただろうに、よく聞いていないからわかりません。 

 外を眺めたらお勉強に来ていた小学生の姿が。赤いパンツとスカート、小学生は国中この制服らしい。元兵営だったここには、小学校から高校までの学校があるのかもしれない。 

 悲惨な写真もいっぱいありました。 

 襲撃の時でしょう。亡くなった兵士が横たわる写真とその位置にナンバーが記され、そのお名前が28人並んでいました。この襲撃に121人が参加して61人が犠牲になったと書かれているのも目にしましたが、この展示とどんな関連性があるのかわかりません。 

 襲撃の折、捕らえられたカストロが、その後恩赦によって釈放されたあとメキシコに亡命。その地で医師チェ・ゲバラとの運命的な出会いがあったのだという。ここに並んだ革命の血に燃える同志82名で、次の写真のボート「グラマン号」8人乗りに82名のぎゅう詰めの船で再びキューバを目指し、その後も苦難の道を経て革命を成しえたといいます。この写真の中に、弟さんもチェ・ゲバラもいるはずなんですが・・・ひょっとして左上に3人並んでいる真ん中がゲバラで両側がカストロ兄弟かも。言われてみれば両側似てるでしょ。

 

 カストロが言った言葉が書いてあるようですが分かりません。 

 

 この辺の写真は髭のおじさんばかりだ。

 革命の時を写真でいろいろ知ることはできましたが、残念ながら勉強ができたというわけではありません。それにしても私の撮影は、個々の展示物の写真だけで館内がどんなであったのか展示状況を全景した写真が一枚もなかった。痛く反省しているのですが、再度訪ねることはできません。 

 今日のバス移動の距離は238km。ホテルは「メリア・サンチャゴ・デ・キューバ」ほぼ町の中心地にあるらしい粋なホテルでした。 

  ホテルでの夕食を済ませて15階の屋上で夜景を楽しむのでした。

 こんな素晴らしい環境に「はいさよなら」というわけにはいきません。ビールの方もいた。私は「モヒート」ラム+ミントに炭酸水かな。こいつがうまい。かっこいいカクテルグラスの方は「ダイリキ」っていったけ。ちょっと甘くって私には不向き。てなわけで夜のひと時を楽しく過ごすのでした。 

コメント
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