共産党の志位和夫委員長は21日午前、都内の在日米大使館でルース駐日米大使と会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などで意見交換した。共産党委員長と駐日米大使の会談は初めて。志位氏は今月30日から同党のトップとして初めて訪米するが、これに先立ち大使と会談、党の姿勢をアピールした。
志位氏は会談で「沖縄はもはや(県内移設に)後戻りすることはない。日本のどこにも(移設を容認する)住民合意が得られる場所は存在しない」と述べ、普天間飛行場の無条件撤去を求めた。
これに対し、大使は「米国は在日米軍基地の負担を軽減しないといけない。しかし、移設先は(沖縄県名護市辺野古の)現行案が最善で実現可能なものと考えている」と従来の見解を強調した。(時事通信社2010年4月21日)
「日米同盟」だの、「抑止力」などと言って米国に及び腰ではっきりとものが言えない鳩山内閣とえらい違いだ。沖縄県民の、徳之島島民の、日本国民の思いを日本の政府としてなぜ、はっきりと言えぬのか、伝えないのか。「米軍基地はいらない」「米軍基地は来るな」と言っているではないか。なぜ、そのことを率直に伝えない。米軍普天間飛行場は無条件撤去しか解決の道はない。
関連記事: 首相「政策実現に職を賭す」=普天間5月決着を強調-党首討論(時事通信) 4月21日 16:03
←応援よろしく