真実一路くんのひとり言

だれがやっても同じやとあきらめず、一歩ずつ
長いものには巻かれず、真実を大切にして。

福島の避難所訪問 東電社長に怒号

2011-05-05 | 原発

「みんなうちにかえりたい」と!

福島の避難所訪問 東電社長に怒号


5月4日(水)19時12分配信

 東京電力の清水社長は4日、2回目となる福島入りをしました。原発の事故で自治体の機能ごと移転させた広野町、浪江町、葛尾村の対策本部を訪れ、それぞれの首長に謝罪を行いました。浪江町の対策本部では・・・

 「賠償補償については速やかにやっていただかないと。生業がなっていないんです。全員失業者です」(浪江町 馬場有町長)
 「生活の故郷であるところに戻っていただくよう、全力をあげて取り組んでいきたい」(東京電力 清水正孝社長)

 町長らへの謝罪を終え、避難している住民のもとへ向かおうとする清水社長。しかし・・・

 「清水社長、町民に謝らないで帰るのですか?」

 詰め寄ったのは実家が浪江町だという女性。ただ頭を下げる清水社長。ですが、女性の怒りは収まりません。

 「ここにもいっぱい浪江の人がいるんですよ。謝らないんですか?」(女性)

 さらに・・・

 「土下座しろよ!清水」(男性)

 清水社長は激しい住民の怒りに対し、膝をついて謝罪しました。

 この後、清水社長は原発事故の影響で避難生活を送る人たちを訪問しました。ここでは避難住民たちの悲痛な叫びが・・・

 「収入途絶えた・・・。『仮払金払います』、そんなもの3~4か月でなくなる。その先のこと考えてくれていますか」
 「頑張って家も建てました。ローンも残ってます。どうしてくれるんですか、これ。これで(一時金が)100万って、あなたたちが一晩で飲んでなくなるような金額もらって、みんなが納得すると思ってるんですか」(避難している住民)

 住民の具体的な要望に対しても清水社長の答えは・・・

 「誠意をもって対応したい。お話はよく分かりました」(東京電力 清水正孝社長)

 清水社長が繰り返す「わかりました」「誠意を持って」の言葉に、住民からさらなる怒りが・・・

 「カスタマーセンターのオペレーターの返事と同じ。指針がない」(避難している住民)

 住民の納得を得られないまま、清水社長は避難所を後にしました。

 「期待していなかったが、がっかり」
 「みんなうちに帰りたい」(避難している住民)

 避難住民らへの一刻も早い補償の具体的指針が求められます。(04日17:28)

最終更新:5月4日(水)22時9分


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