真実一路くんのひとり言

だれがやっても同じやとあきらめず、一歩ずつ
長いものには巻かれず、真実を大切にして。

内閣支持率急落ー「死に体」同然の内閣

2008-04-06 | 政治
    内閣「支持」26%に急落 不支持59%の“危険水域”(共同通信) - goo ニュース
       

 「死に体」同然の内閣

 支持率が“危険水域”とされる30%を割り込んだのは、安倍晋三首相の退陣表明直後の昨年9月以来というからには、もう、「死に体」同然の内閣である。相撲で言えば、力士がもつれて同時に倒れるときに、つま先が上を向いて足の裏が返り、立て直すことが不可能と判断される状態に陥っていることである。

 安倍前首相の政権投げ出しは、「年金問題」「カネと政治」の問題もさることながら、ブッシュ大統領との約束であるインド洋上での給油活動の継続が自分ではできないと判断したからである。「だれか、助けてほしい」と無責任にも政権を投げ出したのである。
 その後を、引き受けたのが福田首相である。その福田首相も当然のように、ブッシュ大統領に給油活動継続の約束をさせられた。軍事利権の問題もあり、どうにか越年国会の再議決で給油活動の空白も生まれたが、かろうじてブッシュ大統領との約束を果たし乗り切ったのである。

 福田首相の仕事はここで終わったのである。にもかかわらず続けているところに「年金問題」「イージス艦衝突事件」「道路特定財源問題」「日銀総裁人事問題」しかり、まるで人ごとのような対応ぶりで、混乱をきたしているのである。“危険水域”と言われる支持率の急降下は必然の帰結である。

 そのことは、なにを意味しているのか。戦後、続いた自民党政治の枠組みと国民との乖離である。アメリカ言いなり、財界・大企業中心の政治の国民との矛盾である。行き詰まった自民党政治からの転換を求める、新しい政治への国民の希求である。


 
「風のごとく来りて、風のごとく去るということだ」と福田首相は言いました。首相自身が自分の立場と仕事をわきまえていたのです。「死に体」同然の福田内閣に期待の持ちようがありません。

                                               

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