金田もぼろぼろになるはず、共謀罪法案そのものがぼろぼろなんだ。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000135-mai-bus_all
組織犯罪処罰法改正案で無料通信アプリ「LINE」(ライン)や電子メールが捜査の対象になるかどうかを巡り、9日の参院予算委員会で金田勝年法相の答弁が迷走し、またも質疑が紛糾した。
民進党の蓮舫代表の質問に対し、金田氏はまず「組織的犯罪集団が犯罪の実行について合意する手段は電話やメールなどさまざまな方法があり、(捜査の対象として)限定することは考えていない」と答えた。
しかし捜査機関が合意を確認するためにラインやメールを監視するのかを問われると、今度は「デジタル情報を監視するものではない」と述べた。捜査機関が摘発のきっかけを得るために一般人を幅広く監視するのではないかとの疑問に対し、金田氏は捜査にはメモや自供など他のきっかけも必要だと主張したかったようだが、言葉の上では正反対の答弁をした形になった。
質問と答えがかみあわず、野党の反発で質疑は一時中断。金田氏は再開後に「具体的な犯罪の疑いがない段階で捜査されることや、一般人が対象になることはない。リアルタイムで監視するわけではない」と言い直した。
蓮舫氏は質疑の終了後、記者団に「10分足らずの間に答弁が180度変わる。金田氏は法相の任にあらずだ」と強く反発。法相の不信任案提出も検討する考えを示した。
もっとも法にのっとって審議する場であってほしいものだが、法務委員会の名が廃る。法務大臣も委員長も辞めてほしいものだ。
「珍論」答弁しかできないのが、法務大臣であり、この法案のでたらめさであろうこと。
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-29/2017042902_03_1.html
ビールや弁当を持っていれば花見、地図や双眼鏡なら犯罪の下見―。28日の衆院法務委員会の「共謀罪」法案審議で、金田勝年法相がこんな珍論を並べました。
政府が、処罰には「合意」に加え「準備行為」が必要だとする同法案。日本共産党の藤野保史議員が、桜並木を歩くのが花見か犯罪の下見かを例に、ある行為を「準備行為」かどうか判断するには、その目的=内心を調べる必要があり、内心の自由の侵害につながると指摘しました。
金田法相は、目的に加えて「携行品など外形的な事情から、目的が花見か下見か区別しうる」として、携行品の例に、ビールと弁当、地図と双眼鏡を挙げました。
議場から失笑が漏れ、傍聴人は「地図ならスマホ(スマートフォン)に入っているじゃない」とポツリ。
藤野氏も、「双眼鏡を持ってバードウオッチングすることもある。まったく区別にならない」と指摘。苦笑する金田法相を「笑っている場合じゃない」と一喝し、内心を侵すという同法案の違憲性を強調しました。
一般の人も捜査の対象にする、これが安倍政権の本音。密告と監視社会を作ろうというもの。政府の気に入らないものは抑圧と弾圧。やっぱり治安維持法の現代版。ここにこそ「共謀罪」法案の恐ろしさがある。←応援よろしく
法務副大臣、一般人への捜査あり得る=「共謀罪」、法相見解と食い違い
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00000124-jij-pol
盛山正仁法務副大臣は21日の衆院法務委員会で、「共謀罪」の構成要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案をめぐり、一般の市民や団体への捜査について「ボリュームは限られる」と述べ、可能性は排除されないとの認識を示した。
金田勝年法相はこれまで「一般の方々を捜査するものではない」との見解を繰り返し示してきており、食い違いが表面化した。
民進党の逢坂誠二氏が、一般人も捜査対象となるのかどうかを質問したのに対し、金田氏は従来通り、対象は組織的犯罪集団に限定されると説明。しかし、盛山氏は「犯罪の情報があれば捜査機関は調査を行う」と指摘した上で、「一般の方が調査対象になることは大変限られ、その次の捜査も限られる」と述べ、一般人も捜査対象になり得るとの考えを示した。
盛山氏の発言を受け、逢坂氏は金田氏に改めて見解を求めたが、金田氏は「組織的犯罪集団が関与しているという嫌疑がない場合、捜査は開始されない」と明言した。盛山氏とのずれは解消されなかったため、野党側は引き続き整合性を問いただす方針だ。
金田法務大臣がまともに答弁できず、刑事局長を法務委員会に常時、招致を与党が強行。法相隠しは明らかだが、安倍内閣の資質・資格が問われている。←応援よろしく
19日の法務委では、同日に限って林局長の出席を議決していた。だが与党は、毎回この手続きを取れば、その度に野党の抗議などで審議が遅れかねないと懸念。21日は与野党の怒号が飛び交う中、自民などの賛成多数で常時出席を議決した。
法相に答弁を求めても林局長が答弁する政府の対応に「金田隠しだ」と反発する民進、共産両党の委員は、委員長席に詰め寄って反対した。民進党の山尾志桜里氏は「(政治家同士で議論する)国会改革をゼロにしている」と訴えた。