超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

源氏物語の深層

2008-10-08 06:52:18 | Weblog
光源氏は、善悪を快適に消費し楽しんだ。
即ち、善悪を最適化した。

紫の上は、現世の悪を浄化した。
現世の善悪を最適化した。

    *。
光源氏はリアル階型を生き、
紫の上はメタ階型を生きた。

*。
対偶理性読みするとこうなる。

善悪は神が作った、
善だけ選ぶ訳に行かない。

*。
光源氏は悪行もしたが、
殺人とか強盗はしていない。

即ち、極悪非道はしていない。
これは禁じ手だ。

ここが豊臣秀吉と違う。

*。
だが六条御息所の魂を殺して、復讐された。

魂を殺されたものは、
魂を殺したものを殺さねばならない。

光源氏その人を殺すのでなく、
光源氏に関わる女性を多数殺した。

ここに殺人法を検出する。
今で言う通り魔事件だろうか。

    *。
善悪を消費する第一篇、
平穏に生きようとする人々の第二編、
善の修業に生きる人の第三篇。

*。
源氏物語には、権力によす強盗殺人がない。

紫式部は、これがない社会が最適社会といっているようだ。

   *。
近代化は、権力による強盗殺人社会となった。

ヨーロッパやイスラムはそれを阻止いているのではないか。

もっともヨーロッパは、植民地強盗殺人をやった。
宗教による大虐殺もやった。

*。
源氏物語は富を追わない世界だ。

紫式部は、それが最適社会だといっているのではないか。

それができたのは文芸の豊かな源氏物語の世界だ。

そこに男女関係も入っている!


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