地下鉄北大路駅に隣接する京都市バス北大路バスターミナルと烏丸営業所は、全国的にも珍しい地下バスターミナル、地下バス車庫となっています。京都市バスは運行の外部委託が進んでいましたが、この烏丸営業所は地下にある特殊条件のため、外部委託が見送れられています。
かっては地上のバスターミナルと営業所でしたが、1994年にキタオオジタウンが開業し、その地下にバスターミナル営業所とも移っています。キタオオジタウンの運営はマイカル系で、北大路ビブレとなっておました。マイカルがイオンに2011年に合併されても10年間はそのままビブレでしたが、2022年にブランド変更が行われており、現在はイオンモール北大路になっているそうです。
烏丸営業所は、2000年以降ワンステが導入され、2014年以降三菱ふそうエアロスターノンステが集中配置されるなど、他の営業所とは車種が異なっていました。一部ではいすゞや西工のノンステだと、スロープでするのではと言われていましたが、バスターミナル出入り口のスロープは北大路バスターミナルに出入りする他の営業所の車両も通るので、比較的傾斜は緩やかです。
烏丸営業所は地下にあり、その上に商業施設のキタオオジタウンがあるわけですが、給油設備だけは地下に設けることができず、この部分だけは地上にあります。
この給油設備に上り下りするスロープがどうやら、バスターミナル入り口のスロープよりも、傾斜が厳しく、いすゞや西工のノンステップバスでは擦るようです。ただエアロスター以外の車種でも問題ない事が確認されたのか、スロープが改修されたのか、2021年と2022年の新車はいすゞエルガも入り、他の営業所からのエルガも転属の車両も何両か居ます。ただし、大型車は10.5m車が集中配置されており、11m車は配置から外されています。
撮影 2017年12月2日 2018年1月2日
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