高知県交通の富士重工の5Eボディ、後継のとさでん交通では消滅しましたが、グループ会社の高知県東部交通ではまだ走っているようです。
これといった下調べもなく高知を訪れて、日産ディーゼルP-U32系前期型が残っていて驚いたのですが、その後の高知県交通と土佐電気鉄道との合併によるとさでん交通の成立を考えると、両社の財政状況などで、ある意味納得してしまいました。写真のバスはいずれも撮影当時、25年を超えていました。
上の「高22か887」が1985年式のP-U32Kの前期型で、写真では見えませんが後部の開口部が大きいことが特徴です。下の「高22か943」は1985年式でP-U32Kのリアの開口部が小さい後期型になります。両車とも現在は引退しています。
ちなみに上の887ですが、広告ではなく同車が主に入っていた土佐塾線の利用客である同校の学生がデザインしたものです。
撮影 2012年12月8日 高知駅前 はりまや橋
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