nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

桔梗塚

2020-05-24 | ローカル
岐阜県は明智光秀の出身地と言われています。前半生は謎が多いのですが、今の所可児市明智が有力な出身地です。恵那市明智の方は古くから明知遠山氏(遠山景元、いわゆる遠山の金さんの先祖)の支配地で、明智光秀の出身地とは考えにくいと考えています。

余談ですが、美濃斎藤氏の勢力範囲は諸説あり、美濃国全域を支配していたわけではなく、岐阜市周辺と西濃地方、中濃地方、東濃の可児と多治見までではなかったのかと考えています。東濃の遠山氏は織田氏や武田氏と近く、桶狭間の合戦にも援軍を出しています。

それで、美濃明智氏は斎藤義龍の美濃統一戦で一旦滅亡していて、系図などが残っていないので、光秀の出生の詳細は不明なのですが、山県市美山地区の伝承ではここで光秀は生まれて、明智氏の養子になったとされています。

その後、山崎の戦いの後、死んだのは影武者で、光秀自身は出生の地のここまで落ち延び、ここに墓があります。山崎の戦いの後の秀吉の戦後処理は、意図的なものが有って、早急に本能寺の変の幕引きをしています。



それで山県市美山地区の光秀の墓ですが、本能寺の変後の落ち延び、諸国行脚をした後、関ヶ原の戦いの援軍に向かう途中で、増水した川で死んだとされています。
まあかなり怪しい民間伝承なのですが、更に怪しい天海=明智光秀説もあり、各地に光秀の生存説があるようです。


岐阜県南部に住んでいると、5年に一回ぐらい地元がNHKの大河ドラマの舞台になっています。織田信長豊臣秀吉徳川家康の3人が主役かストーリーの深いところに関わると、必然的に愛知県岐阜県滋賀県静岡県が舞台になるので、まあ必然かもしれませんが。



ところで5月10日放送の鶴瓶の家族に乾杯で帰蝶役の川口春奈さんが訪れた時に書いた絵馬が展示されていました。

撮影 2020年5月23日
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