食いしん坊の原点。

こんばんは、飯炊きおばさんです

お天気はいいんだけれども、風が強くて寒い一日でしたね。
こんな時は、どんなものを着ればいいのか悩みますね～～
着物を着てるほうがよっぽどカンタンと言うものです。

毎日食べる事ばかりで、他に芸がない、と思われてしまいそうですが、アタマの中は、肉や魚や野菜がグルグルグルグル回ってます

あ、そう言えば、昔、トラがグルグルしたら輪になって、それがバターになって、お母さんがホットケーキを作ってくれました、美味しかったです。という童話がありましたね～
（全然関係ないけど・・・）

ワタシはなんでこんなに食いしん坊なんだろう？？と考えたら、やっぱり原点は「母」なような気がするんです。

家にいた頃、一緒に買い物に行くと、必ず帰りには食堂に寄って、ラーメンなんかを食べて帰って来たものでした。
それで、父や兄に内緒だったので、夕ご飯も普通通りに食べてましたっけ（本当はおなかがいっぱいなんだけど、気づかれないように・・）

夏には、夕ご飯の後片付けをしてから、町までかき氷を食べに行って・・・・。
そうすると、居なくなったのに気付いた兄が、車で追って来て、一緒にかき氷を食べて、帰りには「アイスドリアン」を買って父へのおみやげにしたりして・・。
父は全然気づいてなくて、テレビを見ながら「アイスドリアン」を美味しそうにほおばってましたっけ・・。
そのドリアンもいつも買うのは30本とかで、一度に5本とか食べてたので、嫁っこになってからはたった1本しか食べられないのがどうにも合点がいかなかったもんでした。習慣て恐ろしいですね
今では、ずいぶんとお高くなったので5本も6本も食べれなくなったけどね・・おなかもギュルギュルするし・・（笑）

大好きなかき氷やさんももうなくなってしまって、あのふわっふわのかき氷も、「アイスドリアン」も食べられなくなってしまいました。
アイスドリアンは横手の本店で今も食べる事が出来て美味しいんだけど、ワタシが小さい頃から食べ親しんだ味とは微妙にちがうし・・。
あのぶっきらぼうなおばちゃんが懐かしいな～～～

高校生の時、部活を終えて一人帰ってきたら、途中まで迎えに来ていた母が、「焼き鳥食べに行こう」と言って、制服のままのワタシを町のおでん屋さんに連れて行って、焼き鳥を5本だけ注文して、ワタシに食べさせて、自分は何も食べないで、ワタシが食べるところをただじ～～っとみてたっけ・・。

休みの日に思いきり遊んだあとの、おやつには、型っこを使って作った「おすし」にきゅうりや卵焼きをのせて「ほらほらいっぺけ」と言われて食べたのを覚えています。

だしを取った後の鶏ガラにしゃぶりつくのも、寒天を作った時に、鍋にちょっと多めに残してくれてあとで固まってから鍋をはだけて食べるのを教えてくれたのも母でした。

だから、今でもきっと出かけると、食べるお店に寄りたがるんですね～～、ワタシ。
三つ子の魂百まで、ですよ
小さい頃からの習慣て恐ろしいですね～～～
だから、食いしん坊なんですね～～きっと。

って、まるで母がいなくなったような話ですが、母は元気です
これからもしばらくは元気そうです。

そんな母のDNAを受け継いで、食いしん坊で、食べること一番なムスメのワタクシがいるんですね（ナットク）
そしてそれをさらに受け継いでいるワタシのムスメがいるのです（笑）


そんな今日のランチは・・・


ブリの照り焼き、アスパラ菜のお浸し
ポトフ（じゃがいも、人参、玉ねぎ、田園フランクフルト、田園ハラミ、塩こうじ、コンソメ）
ごはん、みそ汁（豆もやし、油揚げ）

なんか、組み合わせ的に合わないような照り焼きとポトフですが、なんでかこうなってしまったんで深く考えずに、ささ、食べましょ、食べましょ


玉ねぎは1個を4つに切ったので、煮込んでるうちにバラバラになるといけないので、カット毎にお茶パックに入れて、煮込んでみたら、コレがもうバッチリですよ。やったね



今日も今日とてごそっと買い物してきて、来週の献立を考える飯炊きおばさんなのでした


母、今の目標。
杖をついてでも歩けるようになったら、一緒に「お寿司」を食べに行く事。
食いしん坊な母なのです。この母にして、このムスメあり