ライトペン

番組の記念品にどうかと、代理店の人がペン先の光るボールペンを持ってきてくれた。結局、予算的な事もあり、採用には至らなかったのであるが、何本か貰い、これが結構重宝している。仕事で遅くなった時、タクシーの中で、タクシーチケットに行き先や金額を書き込む際、威力を発揮するのである。それ以外には、ライトの効果は無い。元々は、夜勤の看護婦さんが暗いところで、ものが書ける様に開発されたとのことだ。世の中、いろんなものがある。

ドラマの記者会見

ドラマの記者会見は大変だ。まずは、どういう演出でやるかという事。それと出演者のうち、誰に出席してもらい、座り位置はどこか、呼び込みは誰から、というようなことを決めなければならない。そして、会見に来て頂く記者の方々に配る資料のチェック、司会を務めるアナウンサーの進行台本のチェックと打ち合わせ。他の会見と重ならない様にする為の情報収集・・・数え上げたらきりが無い。そして、会見ではプロデューサーとしてのコメント。メインキャストも聞いている場なので緊張する。僕はそのコメントの中に、記者の方々が記事を書きやすい様に、「キーワード」をいくつか入れて喋っていた。失敗もする。自分が喋ろうと思っていた事をチーフプロデューサーが喋ってしまったりすると、おおいに焦る。「アタマの中が真っ白」になる。あわわである。会見が終われば、今度は写真撮影。このキャストの立ち位置も決めなければならない。続いて、一人一人の出演者を記者が囲んでの「囲み取材」。それが終わると、部屋を変えて、ＶＴＲでのコメント撮りがあったり、個別の取材が出演者にあったりするので、午後二時頃から会見を始めても、すべてが終わるのは午後６時頃になったりする。その頃にはプロデューサーはかなり心身ともグッタリ来ているが、出演者の方を送り出すまでは、それを表に出す事無く、精力的に動かなければならない。連続ドラマの場合、それが終わって、夜、脚本打ち合わせや編集プレビューが入っていたりして、結構忙しいのである。今考えると、よくやっていたなぁ～と感心してしまう。

宝塚歌劇

「宝塚歌劇」の熱烈なファンが男性にも女性にもいる。僕はダメだ。トラウマがあるのである。まだ小さい頃、両親に連れられて、「宝塚大劇場」に「歌劇」見に行った時の事。子供の僕には退屈で退屈で仕方が無かった。それで、前の座席を足で蹴っていたら、そこに外国人が座っていて、英語？で立ち上がって怒られた。それ以来、宝塚歌劇には行っていない。ちなみに、手塚治虫の「リボンの騎士」は、手塚さんが少年の頃、宝塚歌劇の楽屋に出入りして、そこで劇団員の画を描いたりしていた経験を活かして、のちに描かれたものである。

「電化製品」の寿命

「白物」と呼ばれる電化製品がある。つまり、「冷蔵庫」とか「洗濯機」とかの事である。大学の同期で、ある大手電器メーカーに勤めている奴に聞いた話だが、そういった電化製品は５～６年で、どこかが故障する様に作られているそうだ。つまり、あまり頑丈に作り過ぎると、買い替えの需要がほとんど無くなるからである。僕が結婚したのが１９９１年。あれから１４年、結婚して買った電化製品はほとんどすべてが壊れた。テレビが最後まで頑張っていたが。あと、壊れていないのは「夫婦」だけ。サラリーマン、儲けても儲けてもお金が出ていくばかりである。

「少女漫画」が読めない。

「少女漫画」が読めない。まずは、あの少女漫画に出てくる「宝塚ジェンヌ」の様な人物の顔に強い拒否感がある。コマ割りも順番が分かりにくくて、読みにくい。それに、僕的にはストーリーに共感できない。まあ、恋愛がらみの漫画が多い？性かもしれない。
僕の漫画の原点が「手塚治虫」なので、それ以外のタッチの漫画を受け付けないのかもしれない。「食わず嫌い」である。手塚治虫亡き後、僕が好きな漫画は「マカロニほうれん荘」と「黄昏流星群」「島耕作」くらいだろうか。

「宗教」

昨日、「新興宗教の教祖」が児童に性的な行為をしたことで逮捕された。
先週、ローマ法王が逝去された。地球上にはいろんな宗教があるが、「無償の愛」で、他人の為にいろんなことをしてあげて、「その宗教に入信することを強制しない宗教」は良いと思う。僕の通っていた中学・高校はカトリックだったが、強く入信を勧められた記憶は無く、僕は未だに「真言宗」である。特に「宗教」が「政治」に関与するなどという事は最低だと思う。Ｓ学会の知り合いから、選挙前になると電話がかかってくる。「○○党の××に一票を入れて欲しい」と。じゃあ、その電話してきた知り合いが××について何か知っているかというと、住んでいる所が全然違うので、何も知らない。そんな無責任な事を許しているＳ学会はどういう宗教なのだろう。そんな電話をかけさせる事にエネルギーを注ぐなら、代わりに、地震の起きた地域にボランティアで行くとか、そういう発想にはならないのかととてもとても不思議に思う。Ｓ学会なのに、キリストの誕生日である「クリスマス」を祝ったり、初詣をしたり、一体どうなっているのか、皆目分からない。

「風呂に入らない人」と「香水」

昨日、仕事関係の人と食事をしていたら、その人の知り合いの上司が、夏でも３日間位、風呂に入らなくても平気で、三日目には「臭い」がしてくるそうである。新聞記者の知り合いで二ヶ月位、風呂に入らない人がいるし・・・「風呂に入る」という行為はそんなに面倒くさい事なのだろうか。僕は毎日、風呂に入るか、シャワーを浴びないと眠れないタイプなので、「風呂に入らない人」がいる事が凄いなあと思う。昔、フランスでは毎日風呂に入れないので、「体臭」を隠す為、「香水」が発達したという話を聞いた事があるが、やはり最低限、ちゃんと風呂に入って欲しい。特に、「体臭」と「香水」が混じって、「新しい気分の悪くなる様な臭い」を発散するのだけはごめんである。

「ヤラシイ」

女性と話をしていて、「ヤラシイ」と男性が言われる事がしばしばある。僕はこれに疑問を持っている。所謂「セックス」関係の話をしている時に、言われる事が多いのだが、「セックス」の基本は、子孫繁栄の為に、人間も動物もするもので、それを「快楽」としている「人間」がいるから、「ヤラシイ」という発言が女性からでるのかもしれない。しかしながら、「男女平等」である。「風俗」とか「売春」をしているのは、「女性」である。同性がそんなことをしているのに、何故、男性が女性に「ヤラシイ」と言われなければならないのだろう。女性も子孫繁栄以外にも、好きな人とセックスをする機会があると思う。それは一つの「愛の表現」なのだと思うのだが・・・。そんなに「ヤラシイ」というなら、「好きな人ともセックスしなければいいじゃん」と思ってしまう僕は可笑しいのでしょうか？

深夜の電話

同期入社で、深夜に電話をくれる親友がいる。この人物が僕に新宿ゴールデン街の店を紹介してくれたのだ。僕も自分が深夜に飲んでいる時は、彼に電話したりする。すると、本当に近いところで飲んでいて、合流して盛り上がる。彼からの深夜の電話に次の日の朝、気付く事もある。そこに「優しさ」を感じる。彼も長年、番組を作ってきた。僕はドラマで、彼はアニメ。でも、「ものを創る」という精神はお互い持っていて、番組作りの大変さも共有できていると僕は思う。だから、僕は彼からの深夜の電話を待っている。

「メートル原器」

「メートル原器」というのがある。「１メートル」を規定する為に、「真空の状態で、寒暖の影響の無い環境」におかれている金属の棒らしいのだが。もちろん、重さの単位の「キロ原器」もある。じゃあ、これを人間に当てはめられないかと僕は考える。
「２５歳の男性」「２５歳の女性」の「２５歳人間原器」というものを造ったらどうだろう。女性の場合は、その「原器」を見て、ダイエットに励むか、そのままで良いか、もう少し太った方が良いか決められるし・・・今、「生きる目標が見えない人達の多い社会」の中で、「人間原器」はおおいに役に立つかもしれない。

会社のメール機能がダウンした日

会社のメールソフトが新しいものに変わり、アドレス帳とかの「引っ越し」に結構手間どった。しかしながら、今、外へのメールは送信不能に陥っている。できなくなってみて初めて分かるメールの有り難さ。仕事がはかどらない。イライラが募る。ほんの１０年前には、メールと言う存在さえ知らなかったのに、それが突然使えなると、このうろたえ様。自分自身の人間の小ささを感じた。「手紙」を書くのが好きな僕はメールにはまっていたので、余計にそう感じたのかも知れない。
取材の記者も最近は原稿をパソコンで書き、写真をデジカメで撮って、会見現場から、電話回線を作って、メールで新聞社等、自分の会社に送るので、会社のメール機能がダウンしたら、新聞社なども困るだろうなあと思った。