お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

青い体験(1974)

2022年04月30日 | 映画・DVD・ビデオ


この映画が公開された時、僕は中学生だった。テレビの洋画劇場で初めて観た。ドキドキし、興奮した。美しいメイドを演じたラウラ・アントネッリからほとばしって出る女の魔力にただひれ伏すだけだった。

アントネッリに誘惑されて、ついに一夜を共にする14歳の男の子にアレッサンドロ・モモ。彼はこの2本の映画を撮った後、バイク事故で17歳という短い生涯を閉じた。


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デアボリカ(1975)

2022年04月30日 | 映画・DVD・ビデオ


イタリアのホラー映画。東宝東和の配給で公開された。この映画、音響が特別。「サーカム・サウンド・システム」と言って、劇場内のスピーカーに観音開きの蓋が付いていて、各スピーカー毎に不規則に開閉する。すると、「悲鳴」とかがいろんな場所から聞こえて、観客を恐怖に陥れるのだ。

この映画の公開当時、「CD4」(シーディーフォー)というステレオが売り出され、それ用のレコードもあった。僕は神戸・御影の金持ちの子の家で「CD4」を体験した。
レコードプレイヤーの左右と聴いている人の「左後ろ」「右後ろ」にスピーカーがあり、立体的なサウンドが聴けた。

彼は、「創元推理文庫」をすべて持っており、その事が羨ましかった。

話が若干それてしまったが、「サーカムサウンドシステム」は、「デアボリカ」の後、「サスペリア」でも使われた。




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音が語る、日本映画の黄金時代(紅谷愃一)

2022年04月30日 | 映画・DVD・ビデオ


先日、映画録音技師・橋本文雄のインタビュー集を読んで、映画大好きの僕は興奮しまくりだったので、新刊のこの本も即購入。紅谷さんも橋本さん同様、大映京都撮影所→日活東京撮影所育ちなので、日本映画の裏側を紐解き、黒澤明、今村昌平、石原裕次郎、高倉健・・・の話を知りたいと思う。




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「大地震」と「エアポート'75」(1974)

2022年04月29日 | 映画・DVD・ビデオ



1974年12月、2本のお正月映画が封切られた。どちらも大作。主演は両方共、チャールトン・ヘストン。

当時中学生だった僕は、お小遣いの事を考えるとどちらか一本しか行けない。「大地震」に決めた。理由は「センサラウンド方式」を体験したかったからだ。映画から爆音が出ると、観客の身体が震えるというもの。センサラウンド方式で作られた映画は他に「ミッドウェイ」「ジェットローラーコースター」がある。

「大地震」は大阪梅田のOS劇場で観た。映画から爆音がするたびに身体は揺れたが、その振動で劇場の天井のホコリが雪のように落ちて来た。

両映画共にユニヴァーサル映画で、日本での配給は「CIC(シネマ・インターナショナル・コーポレーション・・・当時、ユニヴァーサル映画とパラマウント映画はCICが配給していた。のちにユナイト映画も配給する様になり、社名もUIPになった」。

「大地震」の監督はマーク・ロブソン。「エアポート'75」は「刑事コロンボ」などを撮ったジャック・スマイト。

「エアポート'75」の方は父に連れて行ってもらった。


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北北西に進路を取れ(1959)

2022年04月29日 | 映画・DVD・ビデオ


今日、NHKBSプレミアムでアルフレッド・ヒッチコック監督作品「北北西に進路を取れ」を放送していた。

ケリー・グラントが農薬散布用の飛行機に襲われるシーン、最後のラシュモア山(歴代の大統領の顔が彫られた山)でのケリー・グラントとエヴァ・マリー・セイントの逃亡劇。巨匠ヒッチコックの演出に僕は酔いしれた。緻密な脚本はアーネスト・レーマン。彼は「サウンド・オブ・ミュージック」「ウェストサイド物語」(旧作)「麗しのサブリナ」などの脚本も手がけている。ヒッチコック作品は三本。タイトルバックはソール・バス。カッコいい。ソール・バスは後年、日本に招かれ、映画「敦煌」のタイトルバックの制作にも関わった。

ちなみにケリー・グラントは5度結婚し、エヴァ・マリー・セイントは今97歳。








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八つ墓村(1977)

2022年04月28日 | 映画・DVD・ビデオ


映画「八つ墓村」の原作は横溝正史、脚本は「七人の侍」「砂の器」を書いた橋本忍、監督は「砂の器」「鬼畜」の野村芳太郎。

僕は試写会で大阪ミナミ、道頓堀の松竹座で観た。今は松竹座は映画館では無いのだけれど。

双子のお婆ちゃんと、ナショナルランプとロウソク2本をアタマに付け、日本刀と猟銃を両手に持った山崎努が八つ墓村を走り、大量虐殺していくのが怖かった。

同時期に封切られた市川崑監督の「犬神家の一族」とテイストはかなり違っていた。
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交通誘導員ヨレヨレ日記・・・柏耕一

2022年04月28日 | 本・雑誌・漫画


道路工事現場で車の誘導をする交通誘導員の裏側を描いた本。同じ出版社からシリーズで出ているが、この第1作目がいちばん面白い。

このシリーズの最新刊は・・・



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永遠の仔(2000)

2022年04月28日 | テレビ番組


「児童虐待」をテーマにしたベストセラー小説のドラマ化。腹の底から涙が溢れ出て止まらなかった。勝地涼と浅利陽介も子役として出ている。
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三隅研次-妖艶なる映像美

2022年04月28日 | 映画・DVD・ビデオ


大映京都撮影所の映画監督・三隅研次の評伝。僕は大映京都が大好きなので、愉しみながら読めた。

三隅研次は「大魔神シリーズ」「座頭市シリーズ」「眠狂四郎シリーズ」「子連れ狼シリーズ」などを手掛けた。

肝臓がんの為、54歳没。お酒は飲まず、時間がある時は大映京都撮影所近くの喫茶店でコーヒーを飲んでいたという。
クエンティン・タランティーノ、サム・ライミなどに影響を与えた。

この前、「大魔神怒る」を観たのだが、大魔神か動くまでの「タメ」がとっても良かった。カットの割り方も気持ちいいものがあった。




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家畜人ヤプー

2022年04月28日 | 本・雑誌・漫画


白人・女性至上主義が徹底され、日本人は「家畜人ヤプー」として蔑まれている社会が舞台。「ヤプー」は肉体改造され、人間便器としても使用されている。

長年、謎の作家が書いた「奇書」と言われてきた小説。

高校時代に貪る様に読んだ記憶がある。
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ナバロンの嵐(1979)

2022年04月27日 | 映画・DVD・ビデオ


名作「ナバロンの要塞」の続編。僕はこっちの方が好きだ。監督は、「007/ゴールドフィンガー」「007/死ぬのは奴らだ」のガイ・ハミルトン。ロバート・ショウ、ハリソン・フォードがドイツ軍が渡る橋を破壊しようとする。橋の破壊は無理なので、上流にあるダムを爆破して、激流を起こす計画を立てる。彼らはドイツ軍に見つからずにダムまでたどり着けるのか?ドイツ軍はもうそこまで迫っていた。








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ダーティー・メリー クレージー・ラリー(1974)

2022年04月27日 | 映画・DVD・ビデオ


銀行強盗をして、警察に追われるピーター・フォンダとスーザン・ジョージ。パトカーを振り切ったかに見えたが、警察はヘリコプターで追跡を始めた。1970年代の若者の「どこへぶつけていいか分からない社会への反抗」。車を乗り換えて、逃げおおせたかに見えたが、車の前に踏切が迫って来て、2人は近づく大陸横断列車に粉々にされる。

監督は「ヘルハウス」のジョン・ハフ。




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火龍(1987)

2022年04月27日 | 映画・DVD・ビデオ


梅田の映画館で観た。同窓会の前に観たのだが、この映画の主人公・溥儀に感情移入して、僕はボロボロといつ止まるか分からない涙を流していた。何が僕の心に響いたのだろう。

清王朝最後の皇帝で、後に満州国の皇帝になる溥儀。この映画は主に彼が刑務所を出て「平民」として生きる姿に感動したのだ。庭に八輪を出して淡々と魚を焼く。この人の過ごして来た人生を想像した。

同じ時期に公開された「ラストエンペラー」は今ひとつ僕の心に刺さらなかった。



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バニシング IN 60"

2022年04月26日 | 映画・DVD・ビデオ


車が大好きなH・B・ハリッキーが脚本・監督・主演を務める映画。大量の高級車を盗んで、ロサンゼルスの港に運ぶと高額のお金を貰えると聞いた主人公はパトカー48台に追われながらも逃げ続ける。逃げ切れるのか?

CGなど全く無い時代、100台を超す高級車をスクラップにしてまでハリッキーはこの映画を撮りたかった。

この映画がヒットして、第2作目の撮影中にハリッキーは撮影現場で事故死。この映画には未だに根強いファンが多い。
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ふしぎなメルモ・・・手塚治虫

2022年04月26日 | テレビ番組


アニメ「ふしぎなメルモ」は1971〜1972年、大阪の朝日放送と手塚プロダクションの制作で放送された。アニメで「性教育」を教えるという事で、メルモがキャンディを食べて、少女から大人の女性に変わるシーンは当時小学生だった僕も興奮したものだった。親の目を気にしながら、夢中になって観た。放送は日曜のよる6時30分〜7時だった。






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