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JR福知山線の事故のニュースを見て・・・

2005年04月27日 | 鉄道・車・タクシー・バス・飛行機
かつて、南米での鉄道の「遅れ」の話を書いたが、今回の「JR福知山線の事故」のニュースを見ていると、「日本人的な、よく言えば実直さ、悪く言えば、ファシズム的な体質」がJR西日本にはあったように推測される。50秒の「遅れ」も許されない・・・しかもオーバーランした運転手は何日にも渡り、「研修」という名の「拷問に近いレポート書き」「上司からの罵詈雑言」などに耐え、「今度、オーバーランしたら、二度と運転しません」という決意書まで書かされていたとは。その事で、数年前に40歳過ぎの運転手が自殺をしている。また、「上司がミスを犯した運転手をバカ呼ばわりするところが録音されたテープ」を聴いた。これは、かつて太平洋戦争の時の「日本軍部」の要素を持った組織の様な思いを抱いた。人間の精神(心)をJR西日本の上司達はどう思っているのだろうか?今でも、「旧・国鉄時代」の体制を引き摺っているのか?「NHK」といい、何かが起きないと、隠し通す「単一民族」の悪い側面が出ているようだ。「銀行」もしかり、「メーカー」も、「マスコミ」もである。
今現在、96名の方が亡くなっている。まだ一両目には複数の方が閉じ込められているとのこと。それぞれの人生があったのに・・・深く強い悲しさがこみ上げてくる。
列車は遅れても、安全を最優先にし、たくさんの命を運んでいる事を「現場の運転手・車掌に、必罰主義」で押し付けるのではなく、ATSとかの運行システムの安全性を早め早めに手をうっておくとか、できることはあっただろうと思う。
今回の事故の運転手にも、家族・親族がいる。彼らは感情の行き場を見つける事ができない。
日本社会全体に、「遊び(車のハンドルの『遊び』の様な心の余裕)」が無くなってきて、その連鎖で、今までには想像もつかなかった事故や事件が起こっているのではないだろうか。
何にもやらないで、月給222万7千円も貰い、JR線、飛行機乗り放題の「小泉首相」、あなたはすぐにでも辞任すべきではないですか。僕はそう思います。



コメント (1)
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