あと2週間もすれば夏休み。県観光振興課と県観光連盟は旅行シーズンの到来を控え、京阪神および西日本の主要都市で、県内の観光名所の認知度向上や誘客促進のためのプロモーションを、JR西日本和歌山支社や市町村、各観光協会などと協力し実施している。
プロモーションは、大阪市、京都市、岡山市、広島市、福岡市で実施され、主に、各地域の報道機関や旅行会社の訪問、駅頭での観光パンフレット配布やアンケート調査などを各都市2~3日間で行う。
6月29日(金)と30日(土)の2日間、JR広島駅で駅頭プロモーションが行われた。
筆者は広島市在住のわかやま応援団(県観光連盟委嘱)であることから、30日(土)に参加した。
「和歌山に行ってみよう!! 」の字と共に観光PRキャラクターの「わかぱん」が印刷された、観光パンフレット入りの手提げ袋を、両日で約3千袋配布。わかぱん、クエ太郎、たま駅長などの着ぐるみも参加し、ブースへの集客に貢献していた。
ブースを訪れた駅利用者からは「昨年は台風の被害が大事(おおごと)じゃったね。もう大丈夫かいね。」などと復興を気遣ってくれる方や、「和歌山まで何時間かかるん。遠いんじゃろ。」などとアクセスを尋ねる方が多く見られた。台風から復興してきた元気な和歌山、見どころたっぷりの和歌山をPRしたい。
県観光振興課によると、7月14日(土)、15日(日)にJR岡山駅で、20日(金)、21日(土)にJR新大阪駅で、それぞれ同様のプロモーションを実施する予定。
(次田尚弘/広島)