さんぽみちプロジェクト

さんぽみちプロジェクトの記録。
和歌山新報で日曜日一面に連載中の「WAKAYAMA NEWS HARBOR」と連携。

第500号を迎えて 持続可能な社会づくりを目指す

2021-02-14 13:49:14 | WAKAYAMA NEWS HARBOR
2011年1月から連載を開始した本コーナーは今日で第500号を迎えた。
読者の皆様、スポンサーである株式会社南北様、和歌山新報社の皆様に心より御礼申し上げたい。

筆者は和歌山市で生まれ育った。関東の大学に進学し、帰省した際に和歌山の魅力を強く感じたことを契機に、情報通信で地域活性化を目指す「和歌山さんぽみちプロジェクト」を立ち上げた。
大学卒業後もこの活動を続けたい、様々な地域で和歌山とのつながりを見つけ、地元・和歌山の皆様に有益な情報をお伝えしたいという思いから、本コーナーを担当してきた。

今後、意識していきたいテーマは持続可能な社会づくり。
2019年に和歌山市がSDGs未来都市に選定されたことは記憶に新しく、2030年を期限とする持続可能な開発目標として掲げられた世界共通の17の目標を達成すべく、経済、社会、環境など広い課題に総合的に取り組むもの。

和歌山市は「持続可能な海社会を実現するリノベーション先進都市」と題した計画を策定。
企業や団体と共に達成に向けた活動が進められている。

高齢化社会、人口流出、災害対策など、全国共通の課題もあれば、地域に特化した課題もある。
これらの課題を解決していくために着目すべきは、地域が持つ魅力的な資源。
それに気づき、強みを活かしていくことで、何世代先にも残せる持続可能な社会の基盤を作れるのではないだろうか。

和歌山の強みをもっと知り、和歌山のことを好きになっていただく。
持続可能な社会づくりのお役に立てる情報を県内外から集め、これからも皆様にお届けしていきたい。
本コーナーが1000号を迎える頃、今以上に和歌山が魅力的な街になれるよう微力ながら努めていきたい。

(次田尚弘)


【写真】次田尚弘(つぎた・なおひろ)。
1988年、和歌山市生まれ。都内の企業に勤務しながら本コーナーを担当。





「SL SDGs応援号」2019年8月10~12日 有田川鉄道公園

「D51形蒸気機関車」が走る環境啓発イベント「有田川鉄道公園エコフェスタ」が、2019年8月10~12日に和歌山県有田川町徳田の同公園で開かれました。
町と同機関車を所有するアチハ㈱(大阪市住之江区)の取り組み。同社の機関車はことし4月、使用済み食用油を精製したバイオ燃料でエアーコンプレッサーを駆動させ、大気中のCO2を増やすことなく圧縮空気で走る世界初のSLとなっています。
エコフェスタでは、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)を啓発するため、機関車を「SL SDGs応援号」とし、SDGsのカラーホイールをデザインした直径72㌢のヘッドマークを取り付けて特別運行する。
今回の運転には、5月の乗車体験イベントで来場者から回収した使用済み食用油26㍑を精製したバイオ燃料を使用しました。


記者に使用済み食用油を精製したバイオ燃料の説明をする筆者 2019.4.22


筆者とバイオ燃料でエアーコンプレッサーを駆動させ、大気中のCO2を増やすことなく圧縮空気で走る世界初のSL D51827 2019.4.22

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