さんぽみちプロジェクト

さんぽみちプロジェクトの記録。
和歌山新報で日曜日一面に連載中の「WAKAYAMA NEWS HARBOR」と連携。

冷え性の改善に期待 県産品がコラボ「梅酒ジンジャー」

2019-08-18 13:43:27 | WAKAYAMA NEWS HARBOR
暦の上では立秋を迎えたが、連日の猛暑に大きな変化がない今日この頃。
前号では夏バテ解消に役立つ、健康的なカクテルである「ブラッディ梅酒」を取り上げた。
今週も健康思考の方におすすめの「梅酒ジンジャー」を紹介したい。


【写真】県産品を使った「梅酒ジンジャー」

梅酒ジンジャーは、その名のとおり、梅酒とジンジャーエールを混ぜ合わせたもの。
背の高いグラスに氷を入れ、梅酒1、ジンジャーエール2の割合で入れ、よく混ぜ合わせる。生姜の風味や苦味を味わいたい方は、すりおろした生姜を適量加えるのがおすすめ。

味のほどは、はじめは梅酒そのものの味と、炭酸系の喉ごしがあり、後から、ジンジャーエールらしい生姜の風味が広がる。
時間が経つにつれ体が温まり、心地よい酔いに包まれるというところ。

生姜の三大成分といわれる「シンゲロール」は、血管を拡張させ血の循環を良くすることから冷え性の改善や殺菌、免疫機能の向上や胃腸の働きを整え、「シンゲロン」には発汗作用、「ショウガオール」には痛みの原因となるプロスタグランジンの生成を抑える働きがあるなど、エアコンによる体の冷えの解消や、自律神経の乱れを整えることが期待できる。

和歌山市は生姜の名産地であることをご存知だろうか。
新生姜における市町村別の収穫量(2006年度)で、和歌山市は全国2位。
JAわかやま、和歌山市、和歌山商工会議所が協力し平成22年に発売された「生姜丸しぼり和歌山ジンジャーエール」を使ってみた。
炭酸や辛味、甘味は控えめながら、すっきりとした後味が特徴の飲料で、梅酒の風味を壊さず上手く調和するブレンド。

和歌山県産の梅酒と生姜が互いの味を引き立て合う、県産品のコラボレーションをぜひお試しあれ。

(次田尚弘/和歌山市)
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