さんぽみちプロジェクト

さんぽみちプロジェクトの記録。
和歌山新報で日曜日一面に連載中の「WAKAYAMA NEWS HARBOR」と連携。

健康志向のカクテル 「ブラッディ梅酒」で夏バテ解消

2019-08-11 13:40:00 | WAKAYAMA NEWS HARBOR
連日の猛暑に打ち勝とうと、県産の梅酒を使った爽やかなカクテルとその作り方を取り上げている。
これまで炭酸系の味わいやデザート感覚で楽しめる、お洒落志向のものを扱ってきたが、今週は趣向を変え、健康志向で楽しめるタイプの梅酒カクテルを紹介したい。

「ブラッディ梅酒」は写真のとおり、赤い色が特徴。


【写真】ブラッディ梅酒

ブラッディとは「血」を表し物騒な使われ方をすることも多い単語だが、カクテルなどの飲料の世界では一般的に「トマト」を中心に使用したものをさす。
すなわち、ブラッディ梅酒は、トマトと梅酒を混合した飲料となる。

農水省の基準では「野菜」に分類されるトマトであるが、梅酒との相性はどうなのか。
トマトを100%使用した市販のジュースを使って検証してみた。

作り方は簡単。グラスに氷を入れ、梅酒とトマトジュースを1対2の割合で入れよく混ぜる。マドラーで軽く混ぜるだけでは上手く混ざらないので、スプーンを使った方が、味に偏りが起きないだろう。

実際の味はというと、トマトジュースを単体で飲むのと比べ口当たりがよく、もはや野菜ジュースという感覚は無く、梅酒特有の甘さが後味を良くしてくれる。
お好みでレモンの果汁を絞ることで更にその風味が増し、甘さの中に酸味が隠し味となって後味がよくなる。
梅酒は芳醇なタイプ、トマトジュースは食塩や添加物不使用のものがおすすめ。

トマトジュースには血中の善玉コレステロールを増やすリコピンと、血圧を下げる機能をもつGABAが含まれる。
フルーツジュースのような感覚で飲めるブラッディ梅酒。暑さで食事に偏りが出やすいこの季節。夏バテしないよう健康志向のカクテルを試してみては。

(次田尚弘/和歌山)
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