日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

集団自殺とは(笑)

2009-06-29 22:44:20 | Weblog
まあ、麻生下ろしが目的の総裁選の前倒しなどしようとするなら、「解散するぞ!」という清和会への一種の脅しでしょうな。

それとも、麻生氏が清和会に支配された日本を自民党ごとぶっ潰すつもりなら、僕も麻生支持に回るでしょう。集団自殺の8月2日解散大賛成です。

自民党は建設会社からも、日本医師会からも、郵便局関係の組織からも、労働組合からも、そっぽを向かれているので、支持基盤と言えば、一生自民党にしか投票しないと決めた爺さん婆さんか、選挙区で平均3万票を持つ創価学会ということになります。

困ったことに、この創価学会が一番手強い。マスコミは民主党の大勝を予想していますが、嘘つけって。

創価学会の各選挙区3万票のハンデを乗り越えて、自公の現在の300議席から過半数の241以下に減らすことを考えているのでしょうが、議席を取るのは至難の業です。だって、民主党は115議席しかないんですから、そんな簡単に倍になるかって(笑)

選挙の時は、「今回は厳しい選挙だ」と言い続けている政党の方が、たいがい有利になります。前回の郵政解散の時がそうでした。自民が厳しいと言えば、野党の支持者が安心して、選挙活動に消極的になるからです。

しかも、今回は格差社会で痛めつけられた低所得者層の左傾化が進んでいますから、社民・共産党の躍進が予想されます。これはもう野党の票を割ってくれるという意味で、現在の小選挙区制では圧倒的に自民に有利になります。

共産は、見込みのない選挙区からの立候補をやめなさいって。色々批判していても、自民党の絶大な協力者になっているではないですか(笑)

何度も言いますが、政権などそんな簡単に転がり込んでくることはありません。小選挙区制と言っても、イギリスのような二大政党と違って、オセロのコマが綺麗にひっくり返るということはないのですから。

民主党の議員は、もっと緊張感を持って選挙に臨むべきですし、選挙民も浮動票の人はよ~く考えて投票しましょう。そして投票率を上げるべく投票所へ行くことが大切でしょう。

最も良い形で政権交代を望むなら、選挙区では民主党、比例区では国民新党というのがベストだと思いますね。