日本のゆくえ

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マイ水筒の威力!

2008-10-04 09:45:12 | Weblog
飲料を、自販機からマイ水筒に切り替えて早一週間がたちますが、単に使用感が良いという以上に、人間の飲み物の飲み方を変えてしまうほどの、一種のカルチャーショックを憶えるほどでした。

ひと言で言えば、コーヒーが温かいままのマグカップを長時間持ち歩いている感じです。保冷の場合は、出勤してから帰宅まで飲料の中に入れた氷が残っているほどの保冷能力があります。

その効果といえば、まずは小銭入れの100円玉が減らなくなってしまったこと。空いたペットボトルや、空き缶の片づけの手間が省けること。居間や、キッチン、ベッドルームにフタが付いた安全なマグカップを代用したものが自在に持ち歩けること。普通、缶コーヒーなどを一本飲み干すのは勿体ないので必要以上に飲んでいたりするのですが、一口だけ飲みたい時にも適応できること。香典返しのお茶などを2Lのペットボトルに入れて冷やしておけば、それを水筒に入れて活用できること。冷蔵庫の開け閉めの回数が減るので、電気代の節約にもなること。

で、冷たいもの、温かいものを使い分けたいのでamazonでもう一本買いましたよ。
http://www.amazon.co.jp/THERMOS-%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E6%96%AD%E7%86%B1%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%82%B0-%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-JMX-350-MBK/dp/B000BHWY7O/ref=pd_rhf_p_t_1

もちろん、水筒なら何でもいいというものではないです。使用していて、飽きないことが一番大切なようです。

僕が買ったときは送料込みで1500円だったのですが、現在倍以上に値上がりしているのは、需要量と供給量で瞬時に価格が決まってしまう、ネット販売ならではの現象でしょう。最近はサーモスの水筒を、在庫処分でホームセンターなどで半額以下で販売されていますが、あっという間に、棚から無くなっているようです。

マイ水筒の話に戻りますが、もうこうなると会社でもマイ水筒、車でもマイ水筒、自宅でもマイ水筒です(笑)

昨年の定率減税の廃止は、年収600万円のサラリーマン(専業主婦の妻・小学生の子2人)の場合、所得税だけでも3万円以上の増税になりましたが、マイ水筒を使用していない家庭なら、その分を容易く取り戻せるでしょう。

僕がどうして節約などというミクロなことを繰り返して言うかをいえば、今後の大不況により、家計が破綻してしまう人が大量に出てくることが予測されるからです。

今年は、振り込み詐欺が猛威をふるっていますが、バブル後の不況のピークであった2000年ごろ以上に、多くの人が、サラ金から金を借り、犯罪や自殺に追い込まれるでしょう。

武富士やアイフルなど、サラ金会社のコマーシャルがテレビのゴールデンタイムに大々的に放送されていた頃とも重なりますが、誰に聞いても、あまりにも身辺の人間のサラ金を肩代わりした人間が多かったのです。

最近の人材派遣会社などは、サラ金会社と提携して、契約社員全員にサラ金のカードを持たせるところもあるといいます。貧困ビジネスという言葉がありますが、現在は、貧困者を騙して破産に追い込む商売が一番儲かるのです。

話はまたクルリンパっと戻りますが、節約といっても、これがなかなか知恵のいるもので、手法を情報交換しなければ上手くいくものではありません。

まずは自らを見つめ直す反省作業が痛いものですし、僕のインターネットと固定電話・携帯電話料金を全部足した料金は8000円程度ですが、通信代や電話代は、各社の分析が至難の業です。節約のためには先行投資というのも必要でしょう。先行投資が成功するか失敗するかも、長期的な計算までしっかりしておかなければ難しいでしょう。ちょっとした嗜好や趣味まで何もかも削ってしまうのも節約に失敗するでしょう。人間、気晴らしの分まで計算をしなければ必ず行き詰まってしまうからです。

実家が貧乏だった僕にとって、お金ほど怖いものはありませんが、恐怖感というものがたいがい無知から来るものであれば、それを克服する覚悟と行動力が必要になります。

おそらく、森永卓郎さんが、月々の基本家計出資を15万円に抑えているのも、そういった手本を自ら実践していることのように思われます。

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