日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

消えた「癌保険」

2011-12-03 07:28:51 | Weblog
今日のミーティングで、これから末期がんの患者が増えていくので、一日一日が大切な利用者さんのことを思いながら、スキルアップさせていかなければならないという話がありました。

ベッドとエアーマットレスを出しても数ヶ月で亡くなってしまうお客さんだと、手間ばかりかかってお金にもならないんですが、そいういう弱者に必要なものこそ介護保険なわけで。

がん保険などというアメリカ生まれの民間の保険は、原発事故のあとにテレビコマーシャルをあっという間に止めてしまいました。

それを言ってしまった芸人のほっしゃんは、テレビ画面から姿を消されてしまいました。

これから癌がはっきり増えると分かってしまえば、今までのような安い掛け金では、回らなくなるのは分かるんですが、人間の生き死にに関係することが不思議と報道されません。

それも利益追求集団であるスポンサーと放送局という、金の亡者たちの権力が強いからなのですが、がん保険が加入しにくくなると、高額な医療費負担の発生する癌になったときに大変不便になります。

脳梗塞だと美味しくご飯を食べられないこともないのですが、ご飯の代わりに点滴やら、効かない抗がん剤やら、これからは十分放射線を浴びている人ばかりなのに放射線治療やら(笑)、やっぱり癌は良くないですね。

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