日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

民主党が間抜けなことについて

2009-01-27 10:44:13 | Weblog
にわかに浮上してきた政府紙幣発行論について、自民党の大村議員、世耕議員など、かつて小泉・安倍政権の立役者であったテレビ宣伝部隊は、これに積極的です。

反対に、民主党の原口議員、浅尾議員などはこの話についてこられません。

唯一、日本経済復活の会の小野さんと交友関係のあった榊原英資氏が民主党のネクスト財務省ということで、それだけが救いなのですが、若手議員や、特に松下政経塾出身者の大方は駄目です。

自民党も、大村や世耕などに政府紙幣のさぐりを入れさせるということは、幹部が政府紙幣について、視聴者の感触を確かめているわけで、民主党はこれを敏感に察知して、同等の政策を自民党よりも先に出さなければ、政権交代を目前にして夢破れてしまうでしょう。

政策よりも、政局の小沢では難しいかも知れませんが、亀井静香さんと手を組めば民主党のシニョリッジ政策は可能となります。

まあしかし、これだけのチャンスに恵まれながら、今年の選挙で敗れるようなことがあれば、よっぽど間抜けであったとしか言いようがないでしょう。

エコノミストで今人気の高い勝間和代さんも、非常時の経済対策にはアイディアが貧困なので、ちょっと駄目です。

森永卓郎さんは、50兆円の政府紙幣を出すなら、25兆円を定額給付にし、残りの25兆円で政府が市場の株を買い上げればいいと言っていましたが、これに公共投資の心配もしてくれれば、満点に近い話になると思われます。

さて、政府紙幣の話をすると愉快な気分になってきますが、公共投資として何が欲しいか、口に出しても言い頃なのでしょう。

・東京湾メガフロート国際空港の建設
・大深度リニア網の建設
・全国規模の共同溝建設
・高速道路の完全整備・完全無料化
・学校・病院・新幹線高架橋の耐震対策
・開かずの踏切を無くすための道路の地中化
・日本の全家屋に太陽光パネルと、蓄電池設置
・海岸線風力発電ラインの建設
・全国の商店街を駐車場付きのショッピングモールへ区画整備
・ハイブリッド車・電気自動車の重量税・自動車税減税
・介護保険事業への還付倍増
・厚生年金加入者・70歳以上の医療費無料化
・公立高校・国立大学の授業料無料化
・農家の所得補償と、農産物の価格補償

ここら辺は本当に良いアイディアで、実用性もあり、巨額の財政出動に見合った大きなお金を動かせると思います。

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