日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

世界の成長率

2008-05-17 21:14:19 | Weblog
「3の倍数と3の付く数字だけアホになります」というネタでブレイクしたのは、ジャリズムというコンビの一人でもある「世界のナベアツ」という芸人ですが、彼の名の由来は、ジャズミュージシャンである「世界のナベサダ」こと渡辺貞夫さんから、ヒントを得たのだそうです。

世界のナベアツや、エドはるみ、柳原加奈子、小島よしおなど、不景気にはピン芸人が流行ると言われているそうです。

次々とブレイクしているピン芸人のテレビの一回の出演料は1~2万円程度といいますが、こんなに安い値段で視聴率が取れるのですから、彼らが引っ張りだこなのは当たり前の話で、その背景には、まだまだ長期低迷から抜け出せない、日本経済の状況があるわけです。

一方、昔からの有名なタレントは飯を食えなくなっているようです。

さて、世界のナベアツならぬ、世界の成長率は上記のグラフの通りで(笑)、日本の1~2%程度の成長率が、いかに異常であるかが分かると思われます。

日本が先進国と並ぶ4~5%の成長率となるには、今の財政に10兆円程度の真水の財政出動を加えるだけの話しです。10兆円といえば、500兆円あるGDPの2%程度ですから、そこに加算される乗数係数を考えなくても、今の成長率にプラスするだけで、コンピューターなどなくても計算できるものでしょう。

ここ10年で先進国の平均所得は70%増えているといいますが、みなさんの年収は何%くらい増えたでしょうか?

このままの低成長に甘んじていると、ガソリンにしろ、小麦にしろ、一次産品の買い負けが進んで、大変なことになりますよ。

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