日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

いつか来た道。

2010-09-02 13:18:33 | Weblog
■民主党代表選 経済政策の違いは? 現実路線の菅氏VS積極財政の小沢氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100902-00000125-san-pol

「積極財政VS現実路線」といえば、2003年の自民党総裁選を思い出します。

小泉首相の緊縮財政に対して、積極財政で対抗したのは亀井静香、藤井孝男、高村正彦の3氏でした。

当時の総裁選の裏では、日本経済復活の会の小野さんが高村さんにレクチャーをして「金利が安く、地価が安く、人件費が安い今の時代以外に、いつ積極財政をやるというのか?」という素晴らしい演説を実現させ、僕もホームページ作成係りとして参加していた亀井静香勝手連(日本経済復活の会の分会)が、亀井静香さんに大変好評を得たのでした。(当時は、亀井公式HPや、しすい会HPにリンクを掲載されていた)

しかし、マスコミから悪役イメージを刷り込まれた亀井さんの総裁選は敗北に終わりました。

もし、あの時亀井さんが総理大臣になっていれば、7年も前に日本経済は完全復活し、公共事業無き量的緩和、円キャリートレードの資金を最大限に利用したアメリカの不動産バブル、サブプライムローン崩壊、リーマンショックなども起きなかったと思われます。

総裁選後の日本は、小泉&竹中による構造改革路線に向かったのですが、ワーキングプアの大量生産でしかなかった構造改革を、みなさんは振り返ってどう感じていらっしゃるでしょうか。

そして今、民主党の今回の代表選が、その時の政策対立軸と同様な内容で行われようとしています。

そしてニュースでは7年たった今日でも、積極財政しても借金を孫子の時代に残していくだけということを言っています。

失敗から、何も学んでいません。

万が一菅直人が民主党代表に再選した後は、積極財政の最後のチャンスを棒に振るということだと思います。

あ~、それなのに、それなのに。

庶民のアンケートは80%以上が菅代表支持というから、困ったものです。

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