日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

言い値で、モノを買うなボケ!

2011-05-25 09:55:50 | Weblog
経済コラムマガジンより。

http://www.adpweb.com/eco/
福島第一原発事故の収束までの費用については、様々な試算が出ている。5兆円とか10兆円という話が一人歩きしている。また20日の報道ステーションでは、アレバ社の汚染水1t当たりの処理費用が1億円で、今後発生する分も含めると汚染水は20万tになり、処理費用は20兆円になると言っていた。驚くような金額である(ちなみにアレバ社は年間売上高が1兆円程度の会社)

(引用終わり)

いくら東京電力でも、20兆円貸してくれる銀行はないでしょう。

結局は、電気料金に上乗せさせられたり、政府が税金で徴収したり、我々の負担になると思われます。

どうせ全機メルトダウンが認められれば、セメントかけて石棺にしていく運命にあるものを、言い値でフランスあたりの企業に発注して、何兆円もの処理費になる汚染水をどんどん垂れ流しているのが現状なので困ったものです。

政府は、事故直後にセメントのタンクローリーを貸してくれるといった会社の社長に謝りなさい。

経済コラムマガジンでは、原発の発電コストが10.5円/kwというのはデタラメだと書かれていますが、こういう事故処理も超安泰企業を潰してしまうほど高額な発電コストであることを、加算して考えなければなりません。

それどころか、今までのコスト計算は、実際の売り上げから経費を引いた実績計算でなく、何十年も前の見積もり計算だったというのですから(それが10.5円/kw)、アメリカの3倍という世界一高い電気料金には理由があったわけです。

清水社長は、数億円におよぶ高額な退職金を得て逃げ切るようですが、本当にそれでいいのでしょうか。

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1 コメント

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Unknown (モモ)
2011-05-28 17:56:40
1トンあたり、2億だそうですよ。
あんまり頭に来たんで、国会議員に
何人かメールを送りました。
40兆円だとか書かれてましたよ。
ただ、そんなお金は東電にはないです。
どこの銀行も貸してくれませんよ。

日本の技術で、できるそうです
金沢大学の太田教授が、100%放射能除去できる
粉末を開発したそうです。
アレバの20倍ですよ。1時間に1000トンの除去
ができるそうです。
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