日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

TPP=乗ってはいけないバスに乗り遅れるなという人々について。

2011-10-16 09:19:52 | Weblog
「乗ってはいけないバスに乗り遅れるといっている」

亀井静香さんが言っていましたが、本当だなあ。

今NHKの日曜討論では、「日本だけおいてけぼりになって」とか枝野が言っています。

現状では、日本はアメリカから一番農産物を買っている国なのに、もっと輸出を増やして日本の農業をゼロにしてでもアメリカの農家を守りたいというのがアメリカの本音なのでしょう。

農業だけがクローズアップされていますが、工業、金融、商業、電気、通信、保険、外国人の雇用などが完全自由化されるのが、TPP交渉なわけです。

これは、農業の他に保険や金融も自由化しろといわれてきたGATTの時代から全く同じで、ずーーーっと見落とされてきたことでした。

包括的に見ていない人が多いのですが、たとえば、保険を見なさいな。

親戚にかならず一人はいた保険屋さんなんて、通信販売みたいな外資保険が入ってきて、みんなリストラされてしまったでしょう。

TPPとは、商売が規制なし、関税障壁なしに入ってくる話ですから、それがあらゆる業種にかかってくるということです。

テレビなんて、マードック氏がたった一社の日本の放送局を買おうとしただけであれだけ反発していたのに。

自分のところが一番規制で守られているのに、他の業種のことなんてどうでもいい
んですわ。

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1 コメント

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no way (noga)
2011-10-16 09:30:47
意思というものがなければ、神の意思か人の意思かも区別がつかない。
天災と人災の区別もつかない。
国がひっくりかえっても責任者は出てこない。

意思は未来時制の内容である。
日本語には時制がない。
日本人には意思がない。

ボランティアは自由意思の人である。
意思のない社会のボランティア活動は強制労働に近いものになるのか。
意思のない社会では、政治家が政治屋になる。政治屋が政治家になる国である。
三流政治は治らない。

とにかく、役に立つ人選びが盛んである。
役に立つことは、目先・手先に関する事柄である。
それ以外の次元に関する事柄に話を集中させることができない。

未来社会 (理想社会) を建設する話は何所へやら。
先のみえない未来に関する不安は、解消さける見通しが立たない。
目先・手先の事柄にとらわれすぎているので、刹那は永遠のごとくに見えている。
だから、我々はどこにも行かない。行く目算が立たない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
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