日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

フリーター家を買う

2010-12-08 05:32:25 | Weblog
ドラマ「フリーター家を買う」を観て。

そもそも月に30万円も稼ぐんだったら、フリーターでもまったく問題ないと思われますが(笑)

それはそれとして、予想外にいいドラマになっています。

今回良かったのは、仲たがいしていた父親に、息子が頭を下げて就職のアドバイスを求める場面でした。

父親のアドバイスは、

・もっと気合の入った履歴書を書くこと。

・面接で前の会社を3ヶ月で辞めたことの理由を聞かれたときに、前の会社の悪口を絶対に言わないこと。

・人事は言い訳を一番嫌う。

・甘ったれた若造の分際で、業績を上げて経営が成り立っている会社の批判など100年早い。

・「社風になじめないところもありましたが、私の我慢が足りませんでした。今ではもっと自分に努力と忍耐が必要だったと、深く反省しています」ということを、丸暗記してただ言うだけではなく、自分の思いを乗せること。


これは、ドラマとはいえ相当参考になるでしょう。

うまくいかない求職者にありがちなのは、だいたい自信過剰さが目だって、人事には見る目が無いと決め込んでしまうことでしょう。

たいがいの会社の人事では、リクナビにかける費用など最低30万円~多いところで数百万円の求人広告がかかっているとパソナの担当者に聞きました。

つまり、人事も人選を誤ると、大変な損害を会社に出してしまうので、人を見抜くのに必死だということは覚えておいた方がいいでしょう。

自分もパートタイムですけど、正職員への道半ばなのでまあいいや。

それにしても、今の職場はストレスで一杯。

問題解決の遅さと、責任者の不在について上司に文句を言いましたが、意外な反撃だったのかキョトンとしていました(笑)

働き始めの三年間は、何でも「はい、はい」と聞いていくつもりでしたが、長年勤め人をやってきた人で、これ、できる人いません。立場を逆にして、そうあるべきだと言う人はいくらでもいますが。

まあ、家に帰ってきて、ついつい皆の意見を自分で背負ってしまうクセがまた出てきてしまったことに反省。

正職員にまかせましょう。

家に帰って、前の会社で学んだ品質管理のことを思い出しましたが、問題解決のためには、問題の大きさや、発生回数をデータ化、グラフ化したり、相手の言葉に批判を入れないブレーンストーミングから始まって、Plan(計画)―Do(実施)―Check(確認)―Action(処置)そして、それらに適切な結果が出たかのフィードバックを繰り返していく手順を、感情抜きにやっていくしかないと思われますが、工場でやっていたこれらの品質管理は、サービス業でも使えるかもと思いました。

専門職外の運営にはシロウトっぽいところがあるなあとか思いつつも、入って間もないパートタイムの人間にとっては、もどかしいところ。

言いたいことを言ってしまうリスキーな道を選ぶべきか、それともやっぱり、男は黙って石の上にも3年か。

我が心の師匠である亀井静香さんのように、自分の信念と主張を貫きつつ、目標達成のためにはリアリストである側面も必要なのかなあと思いました。

近頃、民主党が自民との宥和をやめて、社民党と連立を組んで衆議院の2/3の優先権をとるようにアドバイスしたのは亀井静香さんですからねえ。

全ては、政策目標達成のため。

亀井さんは、やっぱりすごいや。

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