日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

さらに100万人の失業

2009-03-10 10:44:20 | Weblog
朝、みのもんたの番組を観ていると、企業の三月末決算で更に100万人の失業が想定されるとのこと。

おいおい、一体どーなるんだこの国は(笑)

「日本はそれほどでもない」という麻生氏のピンぼけ発言とは異なり、現在日本が最も世界恐慌のダメージを受けている点について、「神州の泉」に日本経済復活の会の小野さんの記事があります。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/03/post-c04d.html

日本の間違えた政策により、日本人は大きな被害を受けたのだが、その結果日本はゼロ金利政策を取らざるを得なくなった。それが円キャリートレードを誘発させた。つまり安い金利で日本からお金を借りて、高金利のサブプライムで稼げば巨額の利益が上がった。つまり日本で刷ったお金が、アメリカでバブルを発生させた。バブルが崩壊すると、資金は日本に帰ってきて、それが円高を引き起こした。これがこの金融危機で日本が最も大きなダメージを受けた理由である。しっかり経済を勉強していれば、こんなことはすぐ分かったはずだ

(引用終わり)

これが全てでしょう。世界不況の原因も結果も、何年も前からの日本の失政にあるわけです。

のんきな麻生氏は「日本は世界でいち早く不況から立ち直る」と言っていましたが、ドイツが新車販売に31万円の補助金を付けて、車の売れ行きが好調になったり、台湾が日本よりも早く給付金を出して景気効果を出している現状では、大きく遅れを取っているとしか言いようがないでしょう。

政府紙幣を財源にした政策が、間に合えばいいのですが、現状では民主党よりも清和会の方が理解しているというジレンマがあります。

さあさあ、どうやって生き残って行くか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿