日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

「3福」の時代

2008-02-21 12:21:56 | Weblog
政府が小麦価格を30%も上げてしまうという暴挙の中、それを待たずにネット難民頼みの綱である、栄養価の高いつぶあんマーガリンが、近所のスーパーで、一個78円から105円にアップしていました。

スタグフレーションまっただ中ですが、福田総理に、日銀の福井総裁、額賀福志郎財務大臣と、日本の経済を動かす立場にある「3福」トリオは何をやっているのだか。

今月は、節分の月でしたが、マメをまいて「福は外、鬼は内」と言ってやりたい気分です(笑)

さて、小麦価格が30%上がったからといって、どうして加工品価格まで何十パーセントも上昇してしまうのは、皆さんおかしいと思いませんか?

それ以上に、下のブログをぜひ読んでみてください。


http://tech.heteml.jp/2007/12/post_1115.html
さて、小麦価格が30%も上がると「リーク」されてるわけだけど(笑)
「国際的な不作」「バイオ燃料転換による作付け面積の減少」「中国などによる需要の増加」が影響して、小麦の取引価格が「暴騰」
なんと、ブッシェルあたり10ドルの大台に乗った! 倍になったんだぞ!!とのことだけど・・・
まあ、それで30%のアップに留めてもらってるんだから、お上に感謝でもしますか

と、思う前に、自分で計算してみる、へそまがりのあっしであった(笑)

平成18年産麦の政府買入価格の算定(案)(PDF)

⑵ 基準額の算定
58,833円
-------  × 60kg = 8,040円/60kg(裸価格)
439 kg


で、取引価格が「大暴騰」してる、国際価格は・・・

1ブッシェル(27.2キロ)として、約2,472円(FOB)、たったの


(引用終わり)

こんなに国内外で価格に差があるものを、ぼったくり状態で税金を取ってきた政府が更に30%もの価格上乗せをするという考えなわけです。

まあ、農家出身の僕にとっては、日本人がコメを食べるようになったり、国産の小麦価格が上昇したりすれば、別にいいかなとも思うわけですが。

スタグフレーションの時代を考えると、こんなに経済の歪んだ時期もなかったでしょう。

ともかく、昨日も今日も、炊飯器でコメを炊いて食べている、僕でありました。

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