日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

蛍光ランプと、サンクコストの話し

2009-01-16 21:21:12 | Weblog
東芝が従来の電球を生産停止し、すべての電球はネオボールやLEDに変えてしまうというので、ずいぶんエコな方向へ時代が変わってしまったなと思う今日この頃です。

と言うわけで、我が家でもオール蛍光ランプ計画を実行中です。

上の写真は、本日リサイクルショップで買った蛍光灯なのですが、12Wで60Wの明るさを得られる蛍光ランプを付けました。この蛍光灯は1500円で、電球はドンキで3個798円で買ったものなのですが、リサイクルショップの店員さんが「何だか線が複雑なんで、うちのスタッフもどうやって取り付けるのか分からなかったんで安くしてるんで、それでも良かったらどうぞ」というので、こういうパズル解きは僕の得意なので、即購入(笑)

家に帰って、少し考えた後10分ほどで取り付け完了。念のため、落下防止のために、金具で木ねじ止めもしておきました。

なるほど、蛍光灯をワイヤーで上下に昇降させるタイプなので、それが配線と絡んで、ちょっとだけ複雑だったのですな。

もう一つ、ミニオフの日に秋葉原のバッタ店で、250円で買ったスタンドタイプのものがあるのですが、これも蛍光ランプに変えて、ベッドルームで使うようにしました。

これとまったく同型の色違い品が、近所のメガ・ドンキホーテで5000円で売られていたので、上記2点は、まあまあ良い買い物だったようです。

これまでに玄関、階段、トイレ、脱衣場は蛍光ランプに変えていますから、これで我が家のオール蛍光ランプ化計画は、また一歩完成に近づいたのでした。

話はクルリンパと変わって、先日のミニオフで、山寺の和尚さんからNHK教育テレビ「出社が楽しい経済学」が面白いというので、再放送を見てみました。

放送第一回目は、経済学用語でいう「サンクコスト(Sunk Cost)」について、ドラマ仕立てに番組構成がされていました。

「サンクコスト」とは、一度投資したが、もう二度と返ってこない費用のことだそうです。

例えば、高級焼き肉店の会員になったためにもったいなくて通うのをやめられないとか、愛される見返りがないのに彼女と別れられないで貢いでしまうとか、企業で投資をしたために、利益を得られる見込みのない仕事を追い続けてしまうとか、そういった一度沈んでしまった(SUNKしてしまった)コストのことを言うのだそうです。

こういった「投資した分を取り戻したい」という思いに加え、「自分たちの過ちを認めたくない」という見栄やメンツが、人をサンクコストに縛り付け、合理的な判断を見失わせる大きな要因になるのだそうです。

色々と、心当たりのある話ですな。

サンクコストがカットできるかできないかで、その後の経済は改善されていくわけで、株式投資の損切りなども、そんな感覚なのでしょう。

てなわけで、我が家の居間にある25型ブラウン管テレビが、サンクコストなのかどうか消費電力を調べてみたら120Wでした。

電気代が一見安いと思われる、32型のアクオスやレグザなどの液晶テレビは、130~140Wくらいなので、これはサンクコストではありませんでした(笑) もちろん、プラズマなどは問題外。ブラウン管テレビは、電子ビームをガラスに投影させているだけなので、液晶テレビのバックランプと比較して、消費電力はそんなに変わらないのですな。

まあ、電気代を安くしたければ、サイズを小さくすればいいだけなのですけれどね。

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