日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

TPP参加は、やめておけって。

2011-10-30 03:35:41 | Weblog
TPP


TPP24分野
1.主席交渉官協議
2.市場アクセス(工業)
3.市場アクセス(繊維・衣料品)
4.市場アクセス(農業)
5.原産地規制
6.貿易円滑化
7.SPS
8.TBT
9.貿易救済措置
10.政府調達
11.知的財産権
12.競争政策
13.サービス(クロスボーダー)
14.サービス(電気通信)
15.サービス(一時入国)
16.サービス(金融)
17.サービス(e-commerce)
18.投資
19.環境
20.労働
21.制度的事項
22.紛争解決
23.協力
24.横断的事項特別部会


こうして並べて見ると、農業問題じゃないことがハッキリと判るのですが、いまだにアメリカの米が国内の7分の1で買えるとか、くだらないコメントをする人たちが多いので困ったものです。

100歩譲って農業問題だったとしても、米国内で2000円以上で売られているカリフォルニア米が、どうして輸入すると342円になるのか誰か説明しろって(笑)

実際のところは、労働の自由化によってますます国内賃金が下がり、日本の医療制度が、(盲腸手術で何百万円もかかる)米国の医療参入を阻止しているとかいちゃもんをつけられて崩壊。

郵便貯金は投資信託のように運用益を海外流出されまくって、公共事業も海外メーカーに受注されて、知的財産はアマゾンにみんな販売マージンを持っていかれて、農薬や食品添加物や遺伝子組み換え食品や農産物に放射線あてたりするのはアメリカ並に緩くしろって、もうみんな死ねよって。

僕のように離農した農家に育った人間には、自由化にさらされる波というのは、よ~く見える構図なのですが、保険が自由化されたときは保険の外交員など気の毒でしょうがなかったのですし、地方の弱い農家を守らないと、国力全体が下がっていくだけではなくて、他の産業も結局ジリ貧になっていくのですよね。

我々は、消費者であるだけではなくて、供給者でもあるということを皆さんお忘れなく。

しかし、野田総理はコイズミ以上のクセ者だなあ。

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