今日は、職安に失業給付金の手続きに行くと、前の会社の人にバッタリ会いました。
彼は先月、重機メーカーの大手の仕事に、離職した仲間の中でいち早く就職し、「良い仕事が見つかった!」と喜んで電話をかけてきた人なのですが。
「あれ、仕事見つかったんじゃないの?」と僕が聞くと、
「あんな会社、即効で辞めたよ~」とニヤニヤ返事。
「あ~、やっぱり危険だったとか?」
「まあね」
「まだ斡旋会社利用できるから、すぐに見つかるでしょ」と聞くと、
「いや、あいつら全然使えないから、今自分で探してる」
「ひえ~~、まじかいな」
そこに、会社の事務員をやっていた美人の女子も来て話に加わり(大量解雇だと職安は顔見知りだらけ)、
「あ~、そんなこといってもそこで働いている人もいるんだから。あなたの性格に問題があるんでしょ。なんとなくわかるよ」
てな感じで、盛り上がっていました。
わはは。製造業出身の人間は、正直さが早期の問題解決へ結びつく職場なせいか、言葉を遠まわしに言わないので、気心が通じて、久々に楽しいと思いました。
しかし、月30万円以上稼げる正社員の仕事を蹴るとは、なかなかなものです(笑)
新古典派の経済学者は、経済は自然にまかせておけば良くなると考えていて、世の中に溢れているのは失業者ではなく、職業がミスマッチしている人間だという捉え方なのですが、仕事が合う合わない、ミスマッチというのも確かにあるにはあります。
ただ、彼の場合は、単に戦後最悪の大不況をなめているだけなのですが、最初の就職が簡単に見つかったので、斡旋会社など通さなくてもできると思ってしまっていて、今後、自力ではなかなか見つからないと思います。
雇用する側も、たいがい求職者の情報がマッサラな状態なので、身元がしっかり確認できる、斡旋会社の紹介というのは本当は安心できるのだと思います。
斡旋会社を利用できるのは大概、中途解雇される大企業の社員ですから、基本的に、あまり履歴書が汚れていなくて、長年我慢して言うことを聞いてきた使いやすい人間だということも分かりますし、贅沢な職業教育を得てきているであろうということが、第三者によって確認が取れるのですから悪くないのでしょう。
「履歴書が汚れているような人間の方が、バイタリティーがあるので俺なら使う」という経営者もいらっしゃるかも知れませんが、僕も何度か就職試験を受けてみて、そういうのは滅多にないと思いました。実際には、そういう人は履歴書の選定や、面接で排除されているようです。
結局、プロの就職斡旋アドバイザーの言うことを聞いていた方が、就職率は高くなるのですが、それはやはり、経歴がなるべく綺麗に見えるように履歴書を書いて、面接では、自分の欠点を正直にペラペラ喋らないようにして、「有能で逆らわない人間」が最終的に選ばれると思っていた方が、間違いないと思います(笑)
なんせ、初対面の相手は自分のことをまったく知らないわけです。欠点を言えばたいがい脳裏に引っかかりますし、どうして自分を分かってくれないんだと思っても、何十年付き合っても分からない人間と言うものを、面接官も人間なので短時間では無理でしょう。
てなことを考えながら、お腹がすいたので、ジャッカルさんおすすめの千葉の大黒屋という店でラーメンを食べようと街を歩いていたら、小泉チルドレンの猪口邦子が、旗を持って立ってました。
秘書らしき人に名刺をもらうと、経済政策がどうのこうのと言っていたのですが。
(た、ただの、ちんちくりんで、「小さいおばさん」やんけ!)
(おまえには、経済政策もう無理だって! 介護の仕事して弱い立場の人間の勉強しろ、介護で!)
(おまいを参議院に出すんなら、ホームヘルパーのおばちゃん出した方が国のためじゃ!)
とか思いつつ、コイツもおれが戦っていた相手だったんだな~と、遠い目になりました。
さて、大黒屋では、特製つけ麺を頼み、濃厚でおいしかったのですが、先日に市原の紅丸ラーメンを食べたばかりなので、ちょっと物足りなかったかな。
夕方からは場所をかえて、また介護の講座。
受講生とはすっかり仲良しになってしまいました。
今日は新しく、すらっと背の高い女性の講師が来てくれたのですが、倫理についての講義をしたあと、「はっきりってオススメの職業です」といっていました。
う~ん、人生の後半に、キリスト教系のスピリチュアルな品の良さがある人たちと仕事ができて、実際に弱い立場の人の、役に立てる仕事というのはすごく良い選択だったかも。
先週は、「皆さん、生きていて幸せですか?」という施設長の質問に戸惑っていましたが、多くの出会いに恵まれていて、自分はとても幸せかも知れません。
彼は先月、重機メーカーの大手の仕事に、離職した仲間の中でいち早く就職し、「良い仕事が見つかった!」と喜んで電話をかけてきた人なのですが。
「あれ、仕事見つかったんじゃないの?」と僕が聞くと、
「あんな会社、即効で辞めたよ~」とニヤニヤ返事。
「あ~、やっぱり危険だったとか?」
「まあね」
「まだ斡旋会社利用できるから、すぐに見つかるでしょ」と聞くと、
「いや、あいつら全然使えないから、今自分で探してる」
「ひえ~~、まじかいな」
そこに、会社の事務員をやっていた美人の女子も来て話に加わり(大量解雇だと職安は顔見知りだらけ)、
「あ~、そんなこといってもそこで働いている人もいるんだから。あなたの性格に問題があるんでしょ。なんとなくわかるよ」
てな感じで、盛り上がっていました。
わはは。製造業出身の人間は、正直さが早期の問題解決へ結びつく職場なせいか、言葉を遠まわしに言わないので、気心が通じて、久々に楽しいと思いました。
しかし、月30万円以上稼げる正社員の仕事を蹴るとは、なかなかなものです(笑)
新古典派の経済学者は、経済は自然にまかせておけば良くなると考えていて、世の中に溢れているのは失業者ではなく、職業がミスマッチしている人間だという捉え方なのですが、仕事が合う合わない、ミスマッチというのも確かにあるにはあります。
ただ、彼の場合は、単に戦後最悪の大不況をなめているだけなのですが、最初の就職が簡単に見つかったので、斡旋会社など通さなくてもできると思ってしまっていて、今後、自力ではなかなか見つからないと思います。
雇用する側も、たいがい求職者の情報がマッサラな状態なので、身元がしっかり確認できる、斡旋会社の紹介というのは本当は安心できるのだと思います。
斡旋会社を利用できるのは大概、中途解雇される大企業の社員ですから、基本的に、あまり履歴書が汚れていなくて、長年我慢して言うことを聞いてきた使いやすい人間だということも分かりますし、贅沢な職業教育を得てきているであろうということが、第三者によって確認が取れるのですから悪くないのでしょう。
「履歴書が汚れているような人間の方が、バイタリティーがあるので俺なら使う」という経営者もいらっしゃるかも知れませんが、僕も何度か就職試験を受けてみて、そういうのは滅多にないと思いました。実際には、そういう人は履歴書の選定や、面接で排除されているようです。
結局、プロの就職斡旋アドバイザーの言うことを聞いていた方が、就職率は高くなるのですが、それはやはり、経歴がなるべく綺麗に見えるように履歴書を書いて、面接では、自分の欠点を正直にペラペラ喋らないようにして、「有能で逆らわない人間」が最終的に選ばれると思っていた方が、間違いないと思います(笑)
なんせ、初対面の相手は自分のことをまったく知らないわけです。欠点を言えばたいがい脳裏に引っかかりますし、どうして自分を分かってくれないんだと思っても、何十年付き合っても分からない人間と言うものを、面接官も人間なので短時間では無理でしょう。
てなことを考えながら、お腹がすいたので、ジャッカルさんおすすめの千葉の大黒屋という店でラーメンを食べようと街を歩いていたら、小泉チルドレンの猪口邦子が、旗を持って立ってました。
秘書らしき人に名刺をもらうと、経済政策がどうのこうのと言っていたのですが。
(た、ただの、ちんちくりんで、「小さいおばさん」やんけ!)
(おまえには、経済政策もう無理だって! 介護の仕事して弱い立場の人間の勉強しろ、介護で!)
(おまいを参議院に出すんなら、ホームヘルパーのおばちゃん出した方が国のためじゃ!)
とか思いつつ、コイツもおれが戦っていた相手だったんだな~と、遠い目になりました。
さて、大黒屋では、特製つけ麺を頼み、濃厚でおいしかったのですが、先日に市原の紅丸ラーメンを食べたばかりなので、ちょっと物足りなかったかな。
夕方からは場所をかえて、また介護の講座。
受講生とはすっかり仲良しになってしまいました。
今日は新しく、すらっと背の高い女性の講師が来てくれたのですが、倫理についての講義をしたあと、「はっきりってオススメの職業です」といっていました。
う~ん、人生の後半に、キリスト教系のスピリチュアルな品の良さがある人たちと仕事ができて、実際に弱い立場の人の、役に立てる仕事というのはすごく良い選択だったかも。
先週は、「皆さん、生きていて幸せですか?」という施設長の質問に戸惑っていましたが、多くの出会いに恵まれていて、自分はとても幸せかも知れません。
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