日本のゆくえ

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大根と人参だけで、どれだけ料理ができるか?

2015-01-10 12:11:09 | Weblog
今日は、冷蔵庫を開けて、正月の野菜の残りを確認。北海道の実家から送られてきた人参とゴボウを使用して、きんぴらごぼう作り。白菜を使って、豆腐を加えた味噌汁と、塩もみして浅漬けをパッカー1箱作りました。あとは茄子の油炒め。キャベツの外葉を綺麗に洗って、焼きそばを作り少し早めの昼食を食べました。

私は福祉用具プランナーですが、介護福祉士でもあります。だいたいの料理はグループホームで覚えました。グループホームは施設介護ですが、ご自宅での介護は在宅介護といいます。在宅のヘルパーは、利用者さんを飽きさせないために、少ない食材でも対応できる、何種類もの料理アイディアを持っています。

皆さんは、人参と大根だけでどれだけ料理ができるでしょうか?

ヘルパーならこう考えるでしょう。

人参と大根があれば、味噌汁ができる、炒めものができる、煮物ができる。大根の皮を利用してきんぴらも作れる。野菜蒸し、混ぜご飯、大根おろし、なます、おでん、おすまし、浅漬、味噌漬け、ぬか漬け、野菜で握り鮨もできる。他にも、まだまだあるかも知れない。

施設は十分な食材が用意されていますが、在宅の場合は、利用者さん宅によって経済状況も違うので、こういうアイディアが必要になってくるのです。

たった30分、1時間の間に洗濯をして、掃除をして、着衣の確認、排泄状況や、身体や薬の飲み残しがないかを観察して、利用者さんと楽しく会話もする。

独居の高齢者が、どれだけヘルパーを頼りにしているか想像がつくでしょう。

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