日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

新米が出回っちゃった。

2011-09-17 21:01:10 | Weblog
【新米からのセシウム検出状況】

・宮城県・大崎市 :47ベクレル
・栃木県・日光市 :55ベクレル
・茨城県・鉾田市 :52ベクレル
・茨城県・水戸市 :24ベクレル
・千葉県・白井市 :47ベクレル
・千葉県・市川市 :46ベクレル
・福島県・二本松市:22ベクレル
・福島県・福島市 :20.8ベクレル



福島が放射線数値が一番低いということは、またもや報道に信憑性がなくなっています。

農家には今年は様子を見てもらって、春の段階で、作付けしなければ良かったものを。

日本人が、チェルノブイリ周辺の人々のような健康被害が出ない理由はまだ、一つも見えてこないのに、みんなご飯をぱくぱく食べて。

現状では、日本人は放射能に強いんだ、どうだ食べてもなんともないぞと、世界中にアピールしているような様相です。

職場を辞めて、ブラジルに帰国した女性は、今頃ほっと胸をなでおろしているでしょう。

自由主義経済は、消費者のための経済じゃなかったのかい?

22年産、本当に手に入りにくくなっちゃいましたね。
なのに、土曜の夜の回転すしは、親子連れで駐車場が満杯。

ミニストップでは、レンジでチンのご飯まで福島産の米しか売っていません。
買うものが殆どなくて、赤いキツネだけ買って家にトボトボ帰ってきました。

日中は、運動会帰りの子どもたちが、アイスクリーム食べながら歩いていたり。

子どもの名前に、ドレミとか、トムとか、ミッフィーなんて名前を付けるような親たちじゃ、気をつけろって言っても無理だったのかも知れません。

あ~あ、面倒くさくてもご飯炊くしかないっか。

情報というのは、自分だけが得する情報はぜったいに人には知らせません。

株式情報しかり、儲け話しかり。

チェルノブイリの時は、一部の権力者が自宅の地下室に、ありあまるほどの事故前の安全な食品やワインを貯蔵していました。最後には食べ切れなくて、腐らせてしまったくらいに。

日本の場合も金持ちたちは、ゆうゆうと安全食品を手にとってているのでしょう。

放射能をみんな気にしないので、どうにか安全な食べ物を選らんで食いつないでいられるけれど、複雑な気持ちはります。

あたしゃ、みんなに知らせたんだからね。

もう、知らないよ。

NHKスペシャル「生活保護 3兆円の衝撃」の残念さ

2011-09-17 15:35:36 | Weblog
やっぱりな↓

http://news.livedoor.com/article/detail/5869951/

番組をみました。番組の最後に、湯浅誠さんと私の2人が専門家として登場し、お互いほんのちょっとだけ発言していますが、私の発言部分について、すさまじい編集ぶりで、正直、魂消るというか、青ざめる思いがしました。

(学習院大学教授-鈴木亘氏のブログより)


毎日、千数百円も食費を使ったあげく(ワーキングプアよりも余裕がありそうに見せて)、余った4万円を趣味のDVD収集に使うなど余裕のある生活をクローズアップさせるなんて酷い編集の仕方です。

あんな狭いアパートで車も持てずに、ガス代は? 電気代は?

NHKのディレクターの所得が極端に低いのかも知れませんが、居住費を除いた生活費が8万円以下の人間ですら羨ましく思えてしまう大不況にしてしまった、歴代政府の経済政策の方に問題があるのでしょうに。

これでは、もっと低所得者層への嫉妬心を呼び込むだけの恣意的な編集の仕方に他なりません。

生活保護者の増加は、厚生労働省が2010年春に65歳以下の現役世代への生活保護支給を各都道府県に指示したことから増えていったのですが、そんな金があるのなら公共事業で、働ける世代に道路を作らせた方がほっぽどマシだったでしょう。

公共事業を削って、生活保護者を増やしてきたのが小泉内閣以来の直近の政策だったのですが、民主党もピントがぼけているのですよね。


…という苦情を、NHKに送ろうと思う(笑)