日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

福島県の内部被曝調査

2011-09-13 07:34:12 | Weblog
■浪江町の子供、生涯3ミリシーベルト未満 福島県の内部被曝調査
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110912/trd11091213170002-n1.htm


こんな楽天的な報道して、汚染野菜ぱくぱく食べ始めたらどうするねん?

・まず、災害から半年しかたっていないのに1ミリシーベルト以上被曝している子どもがいるということ。(ECRRの被曝限度は0.1ミリシーベルト以下/0.1~1ミリシーベルトの被曝でも子どもの白血病が増加していることから)

・1ミリシーベルト以上被曝している人がいるのに、生涯被曝は3ミリシーベルト未満でしかないなどと、体外排出を計算に入れたデータをあたかも大丈夫だよというニュアンスで報道していること。

・野菜や、牛が被曝しているのに、なぜに人間だけが被曝量が少なくすんでいるのかという疑問を誰も指摘していないこと。(同じ機械、環境、方法で検査していないのでは?)

・チェルノブイリで被曝した方々と、相対化させてデータを出していないこと。

・メルトダウンはしていないとか、チェルノブイリの1割以下にしかならないとか、もう放射能は飛んでいないとか、500ベクレル以下なら食べても安全だとか、今まで、楽天的な報道ばかりしてきたマスコミを信用できるか?


などなど。そんなニュース、素直に聞き入られるわけないわね。