日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

脳のアンチエイジング

2009-08-22 17:19:39 | Weblog
アンチエイジングといっても、美容などの外見ではなく、頭の中の話なのですが。

自分も40歳を過ぎて、脳の衰えがひどくなったと感じています。

職場で若い人と働いていると、脳の反射神経みたいなものが、相対的に劣っていると感じてしまいます。

年だから仕方ないといえば仕方ないのですが、これから転職しなければならないのですから、そうも言っていられません。

アンチエイジングの為に、職場で55歳を過ぎて、プレステであの小難しいモンスターハンターをやっている人がいますが、感心するばかりです。

脳の衰えの症状として、

・頑固。自分の考え方を曲げない。
・自分の関心のあるものにしか、興味を持てなくなっている。
・新しい商品、音楽、テレビ番組、テレビゲームに興味を持たない。
・過去に食べた食べ物や、飲み物しか口にしない。
・同じ仕事がループして、頭のストレスが少なくなっている。
・ボーっとしている時間がよくある。
・考えが、のらりくらりとして進まない。
・人の名前をよく忘れる。
・何をしに家の二階に上がってきたのかなど、忘れる時がある。

てな感じですか。

アンチエイジングの対策としては、こんな感じ。

・新しい仕事や趣味に取り組んで見る。
・身体的な衰えも脳に連結しているので、何かスポーツをしてみる。
・休日は、なるべく自転車か、徒歩で町を歩いてみる。
・若い人の話にも興味を持って聞いて、自分もやってみる。
・今まで作らなかった料理に、挑戦してみる。
・流行っているネットゲームや、ゲーセンのゲームを一通りやってみる。
・今まで聴いていなかったクラシックや、ジャズや、最新ヒットチャートの音楽を聴いてみる。
・できれば、その曲をカラオケで歌ってみる。
・たまには映画館に話題の映画を見に行ってみる。
・自分が興味の無かったテレビや、レンタルビデオも見てみる。
・資格を取るべく、勉強を始めてみる。
・知らない人と会って、交流してみる。
・お酒を飲む回数を減らす。
・ゆるやかなストレスを、生活の中に取り込む。
・絵画や、楽器などを趣味としてやってみる。


脳を休ませないことが大切なのですが、筋力も、脳みそも使わないと衰えてしまうということなのでしょう。ピカソなどの画家はたいがい長生きしますが、絵を描くことは良いことなのかも知れませんね。農家や個人商店で働き続けているお年寄りは平均して元気ですし、株や、ギャンブルをしているお年寄りも元気です。

それと、睡眠時間が長かったり、お酒を日常的に飲んでいる人は、脳の衰えが早いような気がします。心を緩ませることは、たまには必要ですが、あまりやり過ぎると老化を促進させてしまうのではないでしょうか。

人間関係も、周囲が優しい人間ばかりだと、ボケるのも早いと思います。家のばあさんは、89歳の死ぬ間際までしっかりしていましたが、アル中の父親がいたおかげで、ボケている暇がありませんでしたw

そうそう。いい年こいて、異性に興味のある人も元気ですね。

一番問題なのは、自分自身の脳が老化していることに気がつかないことなのですが、これは「実るほど 頭の垂れる 稲穂かな」の言葉どおり、年を取っても謙虚であり続けることが大切だと思います。