日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

左巻きが元気になってきた

2008-10-23 11:53:31 | Weblog
このところの景気低迷や、グレーゾーン規制によるサラ金業界の衰退、或いはインターネット広告の躍進により、広告収入が激減しているテレビ業界では、あちこちで番組の再編成が行われているようです。

中でも、TBS系列では報道番組に力を入れているようです。

久米宏の「テレビってヤツは!?」や、関口宏の「水曜ノンフィクション」、安住紳一郎とビートたけしの「情報7daysニュースキャスター」が既に放送開始されています。更に、来年4月からはNEWS23の時間枠に、みのもんたの「夜ズバッ」が放送予定だそうです。

同じ北海道人として、帯広出身の安住紳一郎は応援したいところなのですが、一体何をやりたいのかが判らない、あんなグダグダな番組はないです。安住はまあ、ここのところ調子に乗っていたので、一度痛い目に遭わせておいた方がいいのかも知れませんけどね。

さて、中でも関口宏の「水曜ノンフィクション」は、姜尚中氏をコメンテーターに迎えたり、戦時中の学徒動員のフィルムを現在の学生達に見せて感想を聞くなど、あまりにも左巻き過ぎて倒れそうになってきたのですが、雨宮処凛さんが出ていたので、ついつい見てしまいました。

関口宏さんはGLAという宗教の思想が入っているので、なんとなくソフトな感じに見えますが、あれはオウム真理教や、幸福の科学が手本にした教義が中に入っているので何とも複雑な気持ちです(笑)

しかし、格差社会に対する雨宮さんの冷静な分析は素晴らしかったのですが、TBSの女子アナが、アホなコメントしか言えないので困ったものです(笑)

教養の無さにもほどがあるというか、思わず家の猫パンチで殴ってやりたくなってきましたよ。(←痛くないじゃん)

久米宏の「テレビってヤツは!?」は、政治を身近なものにしたくて今まで報道番組をやってきたという久米宏さんのコメントがありましたが、昔の「テレビスクランブル」や「ニュースステーション」なんてのは、中曽根康弘元総理の時代に、牛肉オレンジ自由化で消費者のことをもっと考えようだとか、あらかた日米構造協議を後押ししてきた一番悪い番組だったではないですか。

でも、森永卓郎さんが言いたい放題なのは、とても痛快でした。

最近の社会の問題などを取り上げるなら、森永卓郎さん、雨宮処凛、湯浅誠さんを抜きにはできないでしょうから、少しはまともな報道番組を期待できるものと思われます。

今までのような大して役にも立たないクイズ番組や、お笑いタレントばかりの現実逃避の世界を見せるよりは、ちょいと目の覚めた報道番組にシフトさせていくことは、いいことなのかも知れません。

個人的には、ゆうこりんの「ざっくりマンデー!!」が一番好きだったりしますが、これもTBSか(笑)