ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

長編マンガ執筆中!第二十五話「摂氏18度の快適」

2008-04-18 00:33:27 | 制作日記
春真っ盛りですね。
仕事帰りの、駅から家までの道は歩きなのですが、
夜風が、何だか薫るようないい香りなのです。

ついつい拙へっぽこ作品の1シーン
「アフロディア、いいにおいだ」
ていうセリフを思い出してしまいまうNEKOです。

参考文献:ねこらい堂発行「アフロディアに花束を・前編」


・日々雑感
ちゃらったーら、ちゃーらら
「女神の泡」五
今日は最終回、オランダのビールです。

オランダは仕事の関係で、最も長く滞在しました。

夕食というと必ずビールを飲んでいた記憶があります。
だって、ミネラルウォーターより安いんですもの・・・。
当時の価格で確か、100円しなかったですね。

オランダの飯屋では、ビールはもっぱらビンで出されました。
ジョッキで出た記憶は少ないですね。
小ぶりのビンを、各自手酌で飲むという習慣です。

日本風に、
「どうぞ一杯」
「おっとっと・・・」
という習慣はオランダではありません。
特に女性がこれをやるのは
商売の人と思われるのでNGだそうです。

オランダというと、緑のラベルのハイネケンが有名ですが
街のレストランではあまり出てきません。
ちょっとお高いイメージがあるのですかね。

もっぱら現地のブランドで
アムステル・ビール、フロルシェ、オラニエブームなんてのを
良く飲みました。

あと、中華料理屋(これが意外と多い!)では
青島ビールですかね。(チンタオ・ピーチューとオーダーします)

いずれもクセの少ない、ラガービールで
日本のビールに近かったイメージがあります。

ちょうど国自体がドイツと英国、ベルギーの中間に位置しているので
ビールも中庸という感じです。

唯一の欠点は食事。
オランダ料理というのは、ヨーロッパの田舎料理といった風情で
結構質素なものです。
オランダ料理が売りのレストランも少ないです。

記憶にあるのが、山のようなフライドポテトにマヨネーズをつけて食する
という、一回でメタボになりそうな料理ですかね。

オランダ人は、兎に角マヨネーズが大好きみたいです。
あのマク○ナルドでも、「マ○クバーガー・付き」というメニューがあって
「何が付いているんだろう?」と
興味津々でオーダーしたら
マヨネーズ付きバーガーが出てきました。

屋台でフライドポテトを売っていましたが、
買うと、「付けますか?」と聞いてきます。
何を?
当然マヨネーズであります。

あと、オランダの屋台で食べられるのが「ヘーリン」と呼ばれるニシンの酢漬け
です。
頭と内臓を抜いたニシンの酢漬けを、一匹まるごと玉葱のみじん切りをまぶして
食するという、ヨーロッパらしからぬ食い物です。

現地の人は歩きながらニシンの尻尾を持って、
上向きに豪快にかぶりついています。
ちょっちお行儀が悪いのですが、
味の方は最高!!

さほど生臭くなく(玉葱のみじん切りのお手柄)
油が良く乗っていて、日本人の口に合う美味さでありましたね。
他のヨーロッパの国の人はNGのようでしたけど・・・・。
(北欧はデンマークより北の方にいくと、
似たような料理があるのでOKみたいですね)

メタボポテト、ニシンの酢漬け、オランダビールがあればオランダの夕食はOK
です。

ただ、数週間もすれば、日本食が恋しくなること請け合いです。

何かの機会があれば、もう一度
ヨーロッパ・ビール+B級グルメ紀行をやりたいものです。

・制作日誌
下書きが完了しました。
40枚入りマンガ原稿用紙を2袋使い切り
3袋目を5枚使いました。

「感傷にひたっているヒマはない。
 戦いはこれからなのだ!」
という沖田艦長の叱咤の声が聞こえてきそうですが、
本日はヒト区切り。

軽い打ち上げ気分で、缶ビールを3本あけて
酔っ払ったあとに
藤生先生の「マザーファッカー」を読む。
あっという間に、失神して熟睡。

目の具合は、一進一退ですな。

酔っ払った頭に、映画「ガメラ対バルゴン」で
蠍に刺されて「目がみえへん!息でけへん!」と叫びながら
死んでいったおっさんのことが頭をよぎる。
あれは幼心にも怖かったなぁ。