「福島の子供のほとんどが内部被曝している」武田教授指摘
子供たち全員の尿からセシウムが検出された――
福島県内の保護者らによる市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などが、原発事故当時から福島市内に住む(1名は3月下旬に山形県へ避難)6~16才の男子6名、女子4名の計10名から5月下旬に尿を採り、解析したところ、全員からセシウムが検出された。
原発事故の“真実”を語る論客として人気の武田邦彦・中部大学教授(68)は、今回の調査により、こんなことが明らかになったと指摘する。
「福島の子供のほとんどが内部被曝していると思われます。原発で水素爆発が起きて、大気中に放射性物質が拡散され、それを吸い込んで内部被曝しています。さらに事故後に放射性物質の付着した食物や水を摂ったことで、内部被曝が加算されます。チェルノブイリ原発事故のときは、外部被曝と内部被曝はほぼ同じ量でした」(武田教授)
いま福島の子供が毎時1マイクロシーベルトの地域に住んでいるとすると、1年間の外部被曝は8.76ミリシーベルトの計算になる。
「チェルノブイリにならって内部被曝と外部被曝を同程度とすると、両方合わせて年間約17ミリシーベルトの被曝量になります。これは一般的な日本人がこれまで体験したことのない領域です」(武田教授)
子供が被曝した場合、すぐに影響が表れなくても、数十年後の甲状腺がん発症のリスクが増加するともいわれている。未曾有の事態に防衛策はあるのだろうか。
「何より大事なのは体内に新たな放射性物質を入れないこと。風の強い日はマスクをしましょう。そして、バランスのいい食事を心がけ、免疫力を高める。セシウムはカリウムを充分に摂取していれば、体内に取り込まれにくいので、パセリなどの野菜や納豆、ナッツ類、ひじきやのりなどの海藻類などカリウムを豊富に含んだ食品を食べるようにするのも手です」(武田教授)
--女性セブン2011年7月21日号
追記↓↓
「ほうれんそうやパセリなどの葉もの野菜やいも類などに含まれるカリウムは放射性セシウムを尿とともに排出しやすくします。
骨に集まるストロンチウムは、カルシウムをきちんと摂ることで体内の蓄積を防ぐことができます。内部被曝の被害を抑えるには、日頃から野菜や小魚などをバランスよく食べることです」(北里大学獣医学部・伊藤伸彦教授)
放射能から身を守るためには、放射線量の数値に留意するだけではなく、すべきことがまだまだある。
ーー女性セブン2011年6月9日号より
放射線にはα線、β線、γ線などの種類があるが、α線やβ線は空気中で短い距離しか飛ばないため、外部被曝の危険性は低い。ところが内部被曝すると、α線やβ線の影響を大きく受けることになるという。琉球大学・矢ヶ崎克馬名誉教授がこう説明する。
「内部被曝はどういう物質が体にはいったかが問題です。たとえばヨウ素はDNAに異常をきたす力がより強力なβ線を出し、外部被曝より4.5倍も激しい被曝を体に与えます」
すでに厚労省の調査により、β線を出すヨウ素やセシウムが農作物から検出されている。北里大学獣医学部・伊藤伸彦教授はα線の危険性も指摘する。
「α線はγ線と比べ5~10倍の影響があるといわれています」
α線を出すプルトニウムはいまのところ原発近くでしか検出されていないが、原子炉建屋地下に溜まっている高濃度汚染水が海へと漏れ出た場合や水蒸気爆発が起きた場合、プルトニウムが広く拡散する可能性がある。
※女性セブン2011年6月9日号
☆「放射能」「放射線」「放射性物質」の違い:
人体に害を及ぼすのは「放射線」であり、放射線を出す能力を「放射能」、放射能を持つ物質を「放射性物質」という。
一般雑誌の記事で、武田教授など、元推進派・政府と関係のあったらしき人物の指導ですが、今は反原発に寝返った?ようですにゃ。
まぁ、対処法などは、何もしないより、参考にしたほうがいいと思って載せときましたにゃ。
作業員の方や、福島の子供たちなど、なんて言ったらいいやら・・憤りを感じるばかりですがにゃ・・。
今、役者魂を前面に取り組むのは、演劇「血の婚礼」(清水邦夫作、蜷川幸雄演出)。 90分間降り続く雨の中、ずぶぬれの出演者が愛憎のエネルギーをぶつけ合い、前衛的です。
30日まで東京・にしすがも創造舎体育館で上演中。
「色々なものが雨に流されて、裸にされる気分。自分の生きる姿が試されます」
熱血漢の素顔を隠し、ひげも伸ばして頼りないビデオ店店主にふんしています。
「3・11以降の舞台では、訴えるものがないと、見る意味がないとされるでしょう。この作品では、”悪い人間”をいっぱいつくりたい。悪過ぎる社会にとってのいい子ではなく、自分の頭で考える人間になろうということです」
稽古と平行して、NHKBS時代劇「テンペスト」(17日から放送)の撮影をしました。
琉球国王・尚育王役。 舞台は清国と薩摩藩のはざまで揺れ、西洋諸国の影もちらつく幕末の琉球です。
「気品を保ちつつ悩む役。今回ほど衣装や美術に助けられたことはありません。楽しく演じました。琉球文化は知れば知るほど魅力的ですね」
--記事・田村三香子 写真・佐藤光信
九州電力の「やらせメール」を暴いたのは、赤旗記者の取材。 笠井亮衆院議員の予算委員会質問に、玄海原発再稼動を止められたのは共産党の力、などと反響多数。
というか、こういうことは、いつものことで、癒着に無縁で国民多数の意思を政治に反映させようとする姿勢があるのは、元から共産党オンリーですにゃ。名前に不安を覚える方は、HPで調べると本当はどんな党かが分かります。
原発エネルギーと違って、日本に代替政党はありません。弱いままや、無くなったら困りますよ。意思表示をちゃんとして、徐々に、気長に権力構造を変えていきましょう。
原発関連の記事・危険な改憲派の動きの記事 など、色々どうぞ。
子供たち全員の尿からセシウムが検出された――
福島県内の保護者らによる市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などが、原発事故当時から福島市内に住む(1名は3月下旬に山形県へ避難)6~16才の男子6名、女子4名の計10名から5月下旬に尿を採り、解析したところ、全員からセシウムが検出された。
原発事故の“真実”を語る論客として人気の武田邦彦・中部大学教授(68)は、今回の調査により、こんなことが明らかになったと指摘する。
「福島の子供のほとんどが内部被曝していると思われます。原発で水素爆発が起きて、大気中に放射性物質が拡散され、それを吸い込んで内部被曝しています。さらに事故後に放射性物質の付着した食物や水を摂ったことで、内部被曝が加算されます。チェルノブイリ原発事故のときは、外部被曝と内部被曝はほぼ同じ量でした」(武田教授)
いま福島の子供が毎時1マイクロシーベルトの地域に住んでいるとすると、1年間の外部被曝は8.76ミリシーベルトの計算になる。
「チェルノブイリにならって内部被曝と外部被曝を同程度とすると、両方合わせて年間約17ミリシーベルトの被曝量になります。これは一般的な日本人がこれまで体験したことのない領域です」(武田教授)
子供が被曝した場合、すぐに影響が表れなくても、数十年後の甲状腺がん発症のリスクが増加するともいわれている。未曾有の事態に防衛策はあるのだろうか。
「何より大事なのは体内に新たな放射性物質を入れないこと。風の強い日はマスクをしましょう。そして、バランスのいい食事を心がけ、免疫力を高める。セシウムはカリウムを充分に摂取していれば、体内に取り込まれにくいので、パセリなどの野菜や納豆、ナッツ類、ひじきやのりなどの海藻類などカリウムを豊富に含んだ食品を食べるようにするのも手です」(武田教授)
--女性セブン2011年7月21日号
追記↓↓
「ほうれんそうやパセリなどの葉もの野菜やいも類などに含まれるカリウムは放射性セシウムを尿とともに排出しやすくします。
骨に集まるストロンチウムは、カルシウムをきちんと摂ることで体内の蓄積を防ぐことができます。内部被曝の被害を抑えるには、日頃から野菜や小魚などをバランスよく食べることです」(北里大学獣医学部・伊藤伸彦教授)
放射能から身を守るためには、放射線量の数値に留意するだけではなく、すべきことがまだまだある。
ーー女性セブン2011年6月9日号より
放射線にはα線、β線、γ線などの種類があるが、α線やβ線は空気中で短い距離しか飛ばないため、外部被曝の危険性は低い。ところが内部被曝すると、α線やβ線の影響を大きく受けることになるという。琉球大学・矢ヶ崎克馬名誉教授がこう説明する。
「内部被曝はどういう物質が体にはいったかが問題です。たとえばヨウ素はDNAに異常をきたす力がより強力なβ線を出し、外部被曝より4.5倍も激しい被曝を体に与えます」
すでに厚労省の調査により、β線を出すヨウ素やセシウムが農作物から検出されている。北里大学獣医学部・伊藤伸彦教授はα線の危険性も指摘する。
「α線はγ線と比べ5~10倍の影響があるといわれています」
α線を出すプルトニウムはいまのところ原発近くでしか検出されていないが、原子炉建屋地下に溜まっている高濃度汚染水が海へと漏れ出た場合や水蒸気爆発が起きた場合、プルトニウムが広く拡散する可能性がある。
※女性セブン2011年6月9日号
☆「放射能」「放射線」「放射性物質」の違い:
人体に害を及ぼすのは「放射線」であり、放射線を出す能力を「放射能」、放射能を持つ物質を「放射性物質」という。
一般雑誌の記事で、武田教授など、元推進派・政府と関係のあったらしき人物の指導ですが、今は反原発に寝返った?ようですにゃ。
まぁ、対処法などは、何もしないより、参考にしたほうがいいと思って載せときましたにゃ。
作業員の方や、福島の子供たちなど、なんて言ったらいいやら・・憤りを感じるばかりですがにゃ・・。
生きる姿が試される 俳優 高橋和也
--赤旗日刊紙 2011年7月10日(日) 「休憩室」ーー今、役者魂を前面に取り組むのは、演劇「血の婚礼」(清水邦夫作、蜷川幸雄演出)。 90分間降り続く雨の中、ずぶぬれの出演者が愛憎のエネルギーをぶつけ合い、前衛的です。
30日まで東京・にしすがも創造舎体育館で上演中。
「色々なものが雨に流されて、裸にされる気分。自分の生きる姿が試されます」
熱血漢の素顔を隠し、ひげも伸ばして頼りないビデオ店店主にふんしています。
「3・11以降の舞台では、訴えるものがないと、見る意味がないとされるでしょう。この作品では、”悪い人間”をいっぱいつくりたい。悪過ぎる社会にとってのいい子ではなく、自分の頭で考える人間になろうということです」
稽古と平行して、NHKBS時代劇「テンペスト」(17日から放送)の撮影をしました。
琉球国王・尚育王役。 舞台は清国と薩摩藩のはざまで揺れ、西洋諸国の影もちらつく幕末の琉球です。
「気品を保ちつつ悩む役。今回ほど衣装や美術に助けられたことはありません。楽しく演じました。琉球文化は知れば知るほど魅力的ですね」
--記事・田村三香子 写真・佐藤光信
九州電力の「やらせメール」を暴いたのは、赤旗記者の取材。 笠井亮衆院議員の予算委員会質問に、玄海原発再稼動を止められたのは共産党の力、などと反響多数。
というか、こういうことは、いつものことで、癒着に無縁で国民多数の意思を政治に反映させようとする姿勢があるのは、元から共産党オンリーですにゃ。名前に不安を覚える方は、HPで調べると本当はどんな党かが分かります。
原発エネルギーと違って、日本に代替政党はありません。弱いままや、無くなったら困りますよ。意思表示をちゃんとして、徐々に、気長に権力構造を変えていきましょう。
原発関連の記事・危険な改憲派の動きの記事 など、色々どうぞ。