ネコ型note

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左翼排斥ブログにコメントしたら・・

2009-01-30 | 橋下維新の会 ・地方政治 / 共産叩かれ記
 ネコ型noteにようこそ。 一昨日書きましたが、左翼排斥系の人気ブログさんに反論コメントを残してきたところ、反応をいただきました。
 せっかくなので、こちらでその模様を紹介したいと思います。全文です。(ウザイって?)
 それと、以前このブログに載せた、日本共産党の綱領の抜粋もリンクしときます。(見たい方がおいでになるかもしれないので。)
 前編  後編 あります。

 ではまず、お一人目のご質問
>「弱者」が増えることは、アメリカのような行き詰まりを生むことにもなることも考えて、行動していると思います。

ネコ型noteさんの「弱者」の定義とはなんですか?アメリカメディアもアメリカ市民もサブプライムローンで家を失ったり、財産を失ったり、突然解雇された人達を「弱者」などと呼んでいませんよ。
アメリカのような行き詰まりってどういう意味ですか?

 そしてお2人目のご質問
>ネコ型noteさま。
 私も昔はよく自民党の金権体質に反発し、共産党に投票していました。「理想は理想として、ゆくゆくの世界の思想作りの材料を持っている」という文で、よければ具体的な材料を教えていただければ幸いです。

 志位委員長が韓民国民団中央本部主催の新年会に出席。
「地方参政権については、「日本共産党は永住外国人に選挙権だけでなく被選挙権も付与する立場でがんばっています」と述べ、一日も早い立法のために努力すると約束。あいさつの最後を「カムサハムニダ」と韓国語で締めくくりました.
--------------------------------------------------
 世界の思想作りの材料として、在日外国人に被選挙権を与えるわけですか?ハワイ王国は独立国でしたが、アメリカ人にそのような権利を与え、結局外国人議員の賛成多数で王国を失い、現在のようなアメリカ領になりました。志井氏の提案で日本国内にイスラエルのような、韓国領土ができる事を危惧しております。それは考えすぎでしょうか...。
 
 共産党の仕事は宗教政党への牽制です。
 外国人のために働くのではなく、矢野さん?でしたか、その方の証人喚問の実現に努力していただけるとうれしいです。
 
 そして共産党といえば憲法9条の死守が特徴でしょう。今後の東アジアの混乱で、憲法9条を遵守していては多数の日本人が殺害されるとの考えはシロートの妄想なのでしょう。
皆様、きっと共産党員の皆様も大好きでしょう、「九条かるた」です。(リンク)
 そして、有志が作った「 九条かるたを添削しよう 」です....。(リンク)

 ネコ型からお返事
 お二人にご質問いただきました、ネコ型noteです。ありがとうございます。遅いですが、いちおうお返事させていただきます。

 まず、○○リー○イ○スさまへ。
 「弱者」の定義が世間と違ったかもしれませんね。私から見ると、まず日本でいうと、もう少し政治が企業の横暴を止めていれば、今のように若年層の雇用条件がおかしくなるようなことはなかったと思うので、それは社会が作った「弱者」といえるものじゃないかという意味で言いました。
意味が通じにくい文章ですいません。
 こんな雇用状態や社会保障がない状態が続けば、今の子供が大人になる頃には日本はどうなるのでしょう。
 アメリカでも、サブプライム問題とは、資産を持たない人を対象にした無理な金融政策を景気対策のために行って、そのために起ったのではないのですか?私は経済に疎いですが。
 行き詰まりとは、格差が拡がれば、アメリカのように貧困層が増えたり、治安が悪かったり、経済が安定しないことに手っ取り早く繋がるんじゃないかという意味です。


 そして、○○○○民さまへ。
 まず、>私も昔はよく自民党の金権体質に反発し、共産党に投票していました。 とのことですが、共産党の言うことに耳を傾ける気がおありなのなら、今からでも、「綱領」など読まれてみてはいかがでしょうか?もし読まれたことがおありなら、私もそれ以上の知識が無い(党員でもない)ので、それ以上の説明はできませんが。
 私が疑問に思うのは、共産党に反感をもっている方々は、本当に共産党の思想を勉強しようとしたことがおありなのか??ということです。(トンチンカンなコメントも見受けるので。)

 永住外国人に被選挙権を付与することには、私も慎重になるべきかとは思いますが、日本は、アジア諸国に対して、卑屈にも傲慢にもならず、なんとか友好関係を作る努力をしなければならないでしょう。
 志位さんの言葉は、今すぐ被選挙権を付与しようとしているというよりも、「何よりも過去をありのままに認め合って、真の友好関係を作ろう」という意志の表れであって、それが結実したあかつきの「被選挙権付与」を目指すという意味だと私は捉えました。 共産党だって、今の状態で付与することは考えていないと思いますが、(一日も早くという発言は、ここが志位さんの発言がちょっと飛躍しやすく誤解を産むことになっている気がしますが・・)
「普通の国民」さまの想像力も、たぶんちょっと飛躍しすぎかと存じます。それにあくまでも、志位さんは「地方参政権」について述べたまでなのでしょう?国が乗っ取られる(領土になる)まで国民は放ってはおかないでしょう?


 >共産党の仕事は宗教政党への牽制です。
 それだけではないと思いますよ^^

 9条かるたのご紹介も、ありがとうございます(噂には聞いておりましたが初めて見ました)。 かるたの内容は、9条の説明にはなっていなさそうなのでとやかく言いませんが、9条を死守していることを評価している各国首脳もいるようですし、その真価への理解がこれからも拡がっていってこそ、平和に近づくのじゃありませんか?(オバマさんに変わったことだし、そう期待したい)。
 ちなみに、日本国憲法は、アメリカに押し付けられたものではないし、皆さんが思っているより、「経済支援」は、支援国に歓迎されるものらしいですよ。それに対して、自衛隊の中東迷走などは今のところ害さえあれ、何の役にも立っていないようですが?メディア各社がどういうかは別として(笑)。

  2009/01/30(金) 15:35:57| URL| ネコ型note

 以上です。自分が撒いたタネなので、質問者さん以外も読まれるかもしれないので、お返事しておきました。
 そして、ブログのネタになりました(笑)
 一昨日の記事↓に、私の撒いたタネも載っています。ええ、比較的ひまですとも。それがなにか? 


・・今気付きました。この某ブログのアンケートの結果・・・
 当ブログに来られる人達の・・・
 60%が産経新聞読者です。
 26%がこれからの日本を担う若い世代です。日本を支える現役世代は42%です。

 ・・・だそうです。産経ですかぁ。どうりで・・・


 しつこいですが、忘れた方のために、前編  後編 です(笑)


危険な「知識人」たち

2009-01-28 | その他の政治経済
 私の政治に関する一連の記事の一部でも読んでくださった方の中には、失笑してお帰りになる方々も多数おられると思います

 先ほど、某「知識人」らしき人のブログを覗いてきたのですが、危ないことが書かれておりまして、そのような考えがまだ「知識層」の中に氾濫している、「知識層」人口の多くを占めているかもしれないと思うと、まだ当分の間、世界は同じような過ちをくり返すのだにゃ・・・と暗雲たちこめた気分になってしまいます。

 そのブログの管理人さん、それに群がる方々は、「資本主義の限界」という言葉や、世界が軍縮に向かっていることの意味を考えたことがあるのか、疑問に思います。いや、考えたくないのかな。

 左翼は日本の競争力に害をもたらすなどと言いますが、そういうことを上から目線で言う人たちは、日本はアメリカのような超格差社会を目指すべきと言っているのと同じです。治安も、もっと悪くなってもかまわないのでしょうか?

 格差があっても今時点で競争力ある企業さえ生き残れば良いとお考えなんでしょうね。 左翼がちょっとくらい大企業の取り分の「邪魔」をしても十分生き残ると思いますが、それじゃいやなんでしょうね。
 自分がよければそれでよくて、もっと格差が拡がって、国が衰退していくのを見たいのでしょうか。
 将来は、他国と対等に渡り合うことを放棄して、自分の国だけでやっていけばいいとでもお思いなんでしょうか。(それができるくらいの世界には、いつかなってほしいけど。)
 私にはそうだとしか思えません。

 

 ↑のブログの方が、1月23日の記事の最後の方に↓のような文章を。。

『『アメリカが突出している製造業は軍需産業です。軍需産業は下請け
その他の関連まで含めると国民の20%の雇用を維持しています。
 (中略)

アメリカの雇用を促進するには、日本メーカーに来てもらう以外 手は
ありません。すでにアメリカに進出した日本企業はアメリカの雇用の
13%も貢献しています。

このことにオバマ政権の閣僚たちが気がつけば、「中国重視」なんて
バカなことは言っておられません。

これからの世界はアメリカの金融センターと世界最強のアメリカの
軍事力と日本の製造業が組むことが世界の平和と発展につながって
いきます。

このような形が日本とアメリカの生きる道です。そして日本においては
反体制の左翼が付け入るスキを与えずにすみます。』』


 このような考えを、危険思想というのではないでしょうか。
 世界では「軍縮」の考えが段々広がってきているのに、アメリカが軍事力を維持することに日本が頼ったり、軍需産業活性に協力してどうするのでしょう。

 日本とアメリカが組んで、(世界を導けば?)、平和と発展につながると言いますが、軍事力と組むということは、日本もアメリカの「有事」の時は協力するということにつながるし(実際、この方は独立国として改憲しろとおっしゃってます。←危険極まりない)、
 アメリカがいつまでも「世界の警察」気取りをしていていいのか? オバマさんになってどうなるか分からないけど、今まで気にくわない国を無秩序に攻撃するジャイアンみたいな(いや、ジャイアンに失礼か)「警察」だったけど?
 たとえ、今までと少し違うアメリカになったとしても、「軍縮」に逆行することに日本が頼り加担したいというのか?

 そんなことをしていては、日本は他国から孤立していくだろうし、世界の「軍縮」も進みにくくなるし、
 それに、左翼が活躍しないと日本の雇用がないよというときに、企業をもっとアメリカに送り込んでどうするのでしょう? 世界経済全体だって、これからどうなっていくか分からないのに、日本が国力を下げていくだけになってるうちに、それこそ「中国重視」などになって、アメリカだって相手にしてくれなくなると思います。
 そうなってくると、「同盟国」の服従関係だけが残り、さらに危険に晒される可能性が高い。

 
 そんな風になるまで放っておこうという人は、多くはないと思いますが(笑)↑のような人たちが多くの国民を混乱させているのだとしたら、大問題です。(さっき、ブログランキング2位でしたしね。←見た数じゃなく、「人気」クリック数ランキング。)
 

 この方の↑の記事には、コメントがつきすぎていたけど、今日の記事にはまだあまりコメントがついていなかったので、誰か見てくれるかなぁと思い、「危険な知識人」に楯突く↓のような精一杯のコメントしてきました。バカですね(笑)

 私も「知」が足りませんが、、
 左翼、特に日本共産党は国益を考えていないわけではありません。
日本の思想が「国益にも何にもならない危険思想」の方向に行こうとするのを修正する役割をしようとしているだけです。

日本共産党は、「弱者」を助けるためだけに活動しているわけでもありません。
「弱者」が増えることは、アメリカのような行き詰まりを生むことにもなることも考えて、行動していると思います。
本当の「国益創り」とは、一時の利益を上げることでも、軍事力を上げることでも、強い国に媚びることでもないと思います。

日本の共産党は、科学的な「共産主義」を理想として掲げているわけですが、世界情勢を見ることができないというわけではなく、理想は理想として、ゆくゆくの世界の思想作りの材料を持っているということです。


渡辺喜美の立ち回り

2009-01-26 | その他の政治経済
 ↓↓このブログにトラックバックを送ってくださっている、嶋重ともうみさんのブログより↓↓
 ☆今現在、自民党を離党している渡辺喜美氏ですが、このブログが書かれた時点ではまだ離党してませんでした。

※ ※asahi.com 12月24日記事※ ※

 国会は24日午後の衆院本会議で、民主党など野党3党提出の「雇用対策4法案」を与党の反対多数で否決した。
 (中略←ネコ型) 

 「雇用対策4法案」は、参院で可決されている。

 衆院本会議に先だち、24日午前の衆院厚生労働委員会で、与党の反対多数で「雇用対策4法案」を否決した。

 これに対し民主党は「直近の民意を受けた参院が可決した法案を葬り去った」と批判し、総選挙での民意を踏まえて法案を審議すべきだとして解散要求決議案を提出した。

 決議案は与党の反対多数で否決されたが、自民党の渡辺喜美・元行革担当相は賛成に回った。
 決議案の提出は89年以来だが、可決されても内閣不信任決議案と異なり法的拘束力はない。

(後略)

※ ※ ※ウェブ記事ここまで※ ※ ※

 自民党の渡辺喜美・元行革担当相は解散要求決議案に賛成したそうですが、

雇用対策4法案に反対しておきながら、

解散要求決議案に賛成した事を理由に

ヒーロー(英雄)気取りをするとしたら、

私から見たら

「とんだ勘違い」で「何がしたいの?」
という感じです。

 自民党の渡辺喜美さんには、

「解散要求決議案に賛成でヒーロー(英雄)気取りをするなら、

『年越し派遣村』に支援したらどうですか?」
といってやりたいですね。

 自民党の渡辺喜美さん、あなたは日本共産党みたいに衆議院480議席中9議席しかない少数野党の議員ではなく、自民党という衆議院480議席中300議席以上を擁する巨大与党の議員なのですから、国民に当選させてもらい野党よりも強い権力を握っている以上は、国民が苦しんでいる時こそ国民を助ける責任があると思います。まあ、彼がそんな事をやるわけがないと思いますけどね。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 
ここより↓↓ネコ型談

 私が↓昨日の記事↓で、共産党以外の与野党の議員は、「いかに国民の目を誤魔化すか」をモットーとしていると言ったのは、例えばこういうことですわ。

 聞けば、渡辺さんはとても有力だったお父様の選挙区をそのまま引き継いでいるそうじゃありませんか。もともと選挙に強いから、こんなことができるんですね。いや、これだけ持ち上げられるんだったら、そうじゃなくてもできそうだけど。

 さらに聞けば、この人は「小泉改革」推進派だそうじゃありませんか。
 あぶない、アブナイ。騙されるところだったわ(笑)
 なるほど!だから「小泉改革」から離脱を図っている麻生政権を見限ったのね。
 敬愛する小泉さんの「自民党をぶっ壊す!」という名言から立ち回り方を学んだのね?
 (ぶっ壊されたのは大多数国民の生活であることは言うまでもありません)
 

 これから、さらにどういう行動をするか、メディアがどれだけ騒ぐか見どころですわ。
 っていいながらニュース見てないからしらないんだけど、、
 民主と組んで政権入りするおつもりかな?
 民主、政権取るのかなぁ・・・?
 まぁいつまでも民主に野党のフリとかされたり、期待を残して進まないことが続くくらいなら、交代してみたほうが分かりやすくていいかもね。
 でも、そうなってもまた大して変わらない無駄な時代が流れる気がするけどなぁ。。

 何年後かに、また「たしかな野党が必要です」って、、、
 同じことばっかり言いたくないよ。。


 昨日の記事も読んでくださいませませ↓↓


言いたいこと、あれこれ

2009-01-25 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
 このブログにトラックバックを送ってくださっている、嶋重ともうみさんのブログを時々覗き、「人気ブログランキング」にクリックしがてら、初めて他の政治ブログを覗いてみました。私はいつもは知り合い以外のブログは読まないですが、政治ブログもたまには見たほうがいいですね。

 私のブログでの政治的意見は、私のカンであり、たまたまこのブログにヒットしてしまった人向けの考えるきっかけづくりを目的としているので(というか早い話が、私が無知すぎてデータ的、論理的に説明できないという事情があるので)、共産党ってどんな党かよく分からない、もっと詳しい情報、応援する意義、政治的事実などを考えたい方は、党のホームページと、しんぶん赤旗のHP(で、気になる言葉で検索してね)をぜひ見ていただきたいです。


 そして私自身は、相変わらずアピールしてるのかわからにゃ意下手な文ですが、これからも色々と疑問を投げかけていきたいと思っています。

 私も別にこんな記事ばっかり書いたり、世間を批判するのが生まれつき趣味なわけじゃないのですが、共産党の存在意義を話題にし、エッセンスだけでもつぶやくのが使命だと勝手に感じたので、これからも色々言わせてもらいたいと思います。

 なぜって、善良な国民の方々は、共産党の存在意義を誤解してらっしゃる方が多く、(社会主義とかいう言葉を聞きかじっただけで誤解している人も多い)メディア各社は、それを正しく伝える気がさらさらないからです。(権力者に魂売っている又は買われているので。)

 共産党のことをよく知った上で、それでも「受け入れ難い」と言われたら仕方がないけれど、すくなくともそうではないからです。


 また、少数政党で(党員40万人以上で只今急増中らしいですが)、実現力がないから投票しても無駄、と思わされている方も多くいるでしょう。

 でも、他の党の議員達をちょっと見ていれば分かることですが、はっきりいって共産党以外の政治家達は、初めから政治を良くすることなんて自分の利権関係の後回しで、国民の生活を想像、心配することがない、
 又は最初は少しそういう気があっても、先輩議員の慣習に染まってしまう人ばかりです。要は「悪意」はない人もいるにしても、最初から社会のために働くという「善意」で政治家になったのではないように見受けます。いわゆる「政治屋」です。
  
 それに対抗して共産党は、私利私欲にまみれた他の与野党とは一味も二味も違い、今のようにムードが変わりつつ・・ないときから、小選挙区制度の下、当選する確率が極めて低すぎても、世の中を良くしようという政党が存在することを示す為にも、資金難のなか常に、ほとんど全ての選挙区で公認候補を立てています。
 はっきりいって、当選する見込みは無かったにもかかわらず、です。


 このことを、ただの無駄な努力だと思いますか?

 通りもしないのに、一定の地位を降りて不安定な、保障もない「候補者」になった人をただのバカだと思いますか?

 今時点、議員が少ないから議会で共産党の意見は通りませんが、それにしても、「善意」があるのとないのと、どっちがいいですか?

 もちろん、共産党の議員たちは、ちゃんとした目的をもっているので、そこらへんの保身しか考えてない無能な議員と違って、数さえ揃えば実現力がありますし。



 そう、ある程度の数に達すれば、何らかの良い議案が採択され、国民に政治参加への意欲を与えるはずですが、そうなっていけば国民は、その後もちゃんとした目で共産党の行動を見極め、一緒に社会を作っていけばいいだけの話です。
 共産党はいつも「国民が主人公」と言っているでしょう。その言葉のままで、政治家だけで国を造るわけがないんだから。

 間違っても、急に共産党の目指す「科学的社会主義」(←従来他国で君臨した「社会主義体制」とは全く違う。そもそも、あれは「社会主義」の名を語って独裁者が国民を統制しただけであって、本来の「社会主義」「共産主義」というのは、意味が全然違う。そこのところを混乱させることにメディアは手を貸している。)
 になってしまうと思って、その体制を誤解したまま、なんとなく恐れたりするようなことはない様にしていただきたい。

 だって、そんなことに不安になるのはバカらしい。今までの長い歴史を見たら、段々と人権も何もなかった昔の体制が、民衆にいいように進化することはあっても、一旦人権が出来上がり(つつある・・)、民主主義体制になったのがまた退化し、覆されるようなことは、国民が今までより愚かになるか、他国に占領されるかしない限りありえない。

 そして「科学的社会主義」を目指すといっても、その体制は、前述したとおりただの「独裁」とは全く相反し、社会生産手段の大規模な変革が民主主義の下、段階を踏んで行われないと実現しないものなので、共産党の思想家だけでとてもできることではないのです。
 それを分かった上で、もう一歩進んだ、無駄が少ない、理に適った社会を目指そうというもので、今まで通り、皆で考えて試行錯誤していくことに何ら変わりはない。


 少し先の未来、共産党の考えていることがどれくらい具現化し、どんな社会になっているかは、今の時点では学者にだってよくは分からないだろうけど、共産党の前向き姿勢を評価しないで数が少ないからと切り捨てていては、進歩がなく堂々巡りです。
 理想は、近づこうとしない限り寄ってくるものではないんだから。(それは政治に限らず、例えば近藤さんのピアノの進化についても同じ・・♪)

 幸い、世界も段々進歩的な考えが増えてきているようだし、今が段々良くなる足がかりを作るチャンスだと思うのです。
 

 せっかく、安定した地位を捨ててまでも、世直しのため力を尽くそうと立候補してくれている人がいるのに、それを無駄にする・・大多数の人が今の国政・地方政に不満があるにもかかわらず、共産党への、無知からくる変な抵抗感や、どうせ投票しても無駄、という根拠のない諦観で、他の「ちょっとマシに見える、当選確率2番手」みたいな候補に投票する人が多いという今までの状態は、とてももったいない、有益ではないことだと思います。もっと言うと、立候補している方にも申し訳が立たない(笑)

 「共産党に入れても無駄だから」という言葉で、何度私たち支持者は歯がゆい思いを抱いてきたことか。

 「無駄」というのは、よくよく考えてからの結論でしょうかと、問いただしたい。
 私から見たら、そう大差のない、「対立候補」に投票することの方がよっぽど「無駄」にみえます。それはただの「個人的対決」につき合わされてるだけのことも多い。

 共産党に入れることには必要以上に警戒心、抵抗感をもつのに、なぜか、他のろくなことをしてこなかった、又はしそうにない候補に入れることにはあまり慎重にならない人が多いのは、なぜでしょう。。
 それこそ、メディアに踊らされてる証拠に見えますが・・。


 え?政権交代すれば、少しよくなるかもって?
 ・・・それはどうなのかなぁ???
 民主党が政権取って、具体的に何か良くなるイメージ湧きますか?
 そう思うという方には、私を納得させていただきたい。
 経済はよくならないだろうし。社会保障も増えないだろうし。
 暮らしを変えるとか何とか言ってるようだけど、消費税上げるだけですでに意味不明。
 今までも、自民党だった人が民主になったり、誰が何党だったか訳わからんくらい連立政権とか形はいろいろ変わったけど、何かが良くなったという話は聞かないしな。そもそも政治家になる動機が金と地位でしょ? いかにして誤魔化すか、でしょ?
 何も変わらないと思うなぁ。


 一般市民の方(お金には特に困っていないという方にも)に言いたい。
 
 勇気を出して自分達が変わりましょう。決して、悪いようにはいたしませんぜ。(←麻生の口じゃないよ)

  
 あー、思いがけず長いアピールになってしまったわ。
 政治ブログの真似事はできないし、勉強に向いてない筆者なのできっとこれ以上、進化はしませんがね。
 あしからず。(?) 

オバマ大統領就任

2009-01-21 | その他/余談
 アメリカ時間の昨日20日(日本時間の今日21日未明)、バラク・オバマ新大統領が就任しましたね。

 世界中で盛り上がっておりますね。
 
 今の印象をどれだけ維持できるのか、どこまでが本音なのか、どれだけ実現力があるのか、分からないのでこれから様子を見ていきたいですが、これまでの大統領とはちょっと違うということで、希望は抱かせるのかな。なんせ演説は上手いわな。

 経済を立て直す力は強くないらしいですが。

 日本への関心が薄いとも言われているらしいですが、それは今までよりいい面も悪い面もあるのかな?拉致問題に関心が薄いのは気の毒ですね。

 それにしても、サル山のボスのような(サルに失礼?)ブッシュ政権(ブッシュ以前からそうだけど)が終わったのは素直にめでたい。

 熱しやすいアメリカ人も、「変革」ムードに沸いている。
 ブッシュ政権を擁立してしまったこと、理性を失って「テロとの戦い」という名目の侵略戦争を支持してしまったことを後悔し、反省する気持を持った人たちは、どうかその気持を持ち続け、本当の「変革」が訪れるように尽力してくれたらいいな。

 そして、私のアメリカ人に対する偏見、「すぐ頭に血が上るバカな国民性」「独裁国家の思い上がりをもった政府を黙認する国民性」というイメージを払拭させて、ぜひ、「正義を愛する熱い魂をもった国民性」みたいな感じにだんだん変えていっていただきたい。

太田光の戯言

2009-01-19 | 哀 / 労働問題 
 今日BSでやっていた、爆笑問題「日本の教養」という番組を見ました。
 若者の働き方の問題、ニートの問題をテーマに、教育社会学の東大准教授、本田由紀さんと爆問との討論でしたが、、すごい言い合いになってました。っていうか、太田光の屁理屈に本田さんがかわいそうになるくらい必死に反論してた。。

 
 太田氏は、「近頃の若者の働く場が無いとか、働かせ方がひどいのはおかしいとか騒ぐけど、そういうのが嫌だったらそういう既成の生き方じゃないことを考えればいいじゃん、ニートのどこが悪いの?とか、世の中のせいにばっかりしてもしょうがない」と言い、
 本田さんが、「これだけ若者にまともな職がないというのは政治と、それに追随してきた企業の責任だし、ちゃんとそれをフォローする仕組みをつくらなければいけない。自己責任を押し付けるのは支配的な考えで責任逃れ」と言っても、
「そうかなぁ、今の若者は、社会のレールになんか乗りたくないから、って人も多いんじゃないの?オレなんか、日芸で就職もないし、ニート生活してたけど、それを社会のせいだなんて思ったことないし、何かして自分で這い上がればいいと思ってたよ」

 こんな感じ。


 それって、議論になってるの? 太田氏の言ってることって、
「自分がニートから脱却して自分の好きなことできてるから、それでいい」。
 結局はそれだけの内容ですけど?
 色んな番組で色々言ってるくせに、結局自分のことしか考えられない人なんですか?
 今はアナタのことを話す場じゃないですけど?

 大学も出ず、就職活動もせず(別に働きたくないというわけではない)、性格的には、太田と似たところがあるわたくしが言うのもなんですが、
 「何も、皆がアナタみたいにレールからはみ出すのが趣味なわけじゃないし、アナタみたいに特別な仕事ができる人も一握り。普通に仕事したい人がそれができなくて、それで社会が成り立つわけがない。」
 
 
 これって当たり前の考えだと思いますが、まだ掃いて捨てるほどの、自分が窮地に立たない限り社会のことなんて考えないっていう人間が、「自己責任論」を言い続ける。
 いい大学を出ても、何十社受けても、就職できなかった人たちが生きる術が分からなくなって困っているのを(しかもその初めの世代は、第2次ベビーブームで、大学受験でも尋常じゃない倍率だった)、ただの努力不足だと言うのは、どういう観点からでしょうね??自分だって、環境が違えば同じ立場だったかもしれないくせに。

 「若者に頑張れ、やれ自分磨きだ、人間力だ、と言ってるだけじゃ何の助けにもならない。それじゃ、ロッククライミングでつるつるの壁を登れと言ってるようなもんだ。平均的な人が、普通の努力をして普通の暮らしができる、それが当たり前で、それを押しのけて、ある特別な能力を持つ人だけが、今までより多く特別な恩恵を受ける。そんな社会でいいわけがない」 
 
 本田さんがこんな様なことを。私も全く同感です。

 このような、必死の反論は、すごく的確だったんだけど、太田氏が得意の屁理屈でこねくり回す・・。
 本田さん、最後は疲れて、「アナタみたいな人の助けをしようとは思わないよ」と言ってましたが、ほんと、そのとおりだよ、と思いました。

 私と本田センセイは意見が全く同じだったけど、違う意見の人にはこの人の本を読んでほしい気がしますわん。 

 この記事も、「自己責任」に押しつぶされるような人へのささやかな励ましに繋がればいいのですが・・・って、要は太田に腹立って書き連ねただけですがね。
 できれば、この記事に賛同してくださった方は、1月13日の記事も読んでね

ネコ型、そこに日本共産党

2009-01-13 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
 「失職・・・そこに共産党」

1月11日朝日新聞の1面~2面(ルポにっぽん)の見出しです。
 朝日がこういう記事を大きく載せるのはいつぶりか? 新聞を普段読まない私には分かりませんが、2007年秋ころから増えたのは確実でしょう。
 1面に載せられ目に留まれば黙っちゃいられない性質なので、久しぶりにネコ型新聞(?)発行といきましょう。

 ま、大した記事ではないんですけどね。というか、世間一般でこれが、どれくらい伝える意味を持つ内容なのか、よく分かりませんが。
 いや、でもやっぱり、「共産党の支部団体は暮らしに困ったときに親身になって世話してくれる」ということをご存知ない人もまだまだいるだろうから、そういう意味では意義のある記事かもしれませんね。

 2年ほど前からは、共産党も街頭でまくビラを、雇用問題に焦点を当てたものにするなど工夫しているので、ネットで「雇用」「派遣切り」「リストラ」などといったキーワードで検索すると、日本共産党のページが上位に並ぶらしい。(記事より)
 これもいいやり方だ。派遣切りに遭ってしまった人の多くが目にするでしょう。


 朝日の記事中で、笑える一文がありました。

 『自民党に電話したら、「一般市民の相談には応じない」と言われたという失業中の40台の女性』

 いえ・・笑うところじゃないのですが、一般市民の」というところが、自民党の本質をバラしていて、面白かったので。

 他にも良い一文が。

 『「退職を強要されたが、役所も労組も閉まっていて、土日も相談に乗ってくれるのは共産党だけだった」という25歳の男性・・・。まるで現代の駆け込み寺だ』

 そうよ、そういえば、私の育った地域は貧困層もけっこう多かったので、よく市会議員が生活保護の申請や借金問題解決への協力をされてる模様でしたもの。仕事もあるのにね。
 


 ところで、考えるきっかけを与えるのはいいんだけど、朝日のこういう記事で、いつも思うこと・・。

 新聞で書くのは限界があるのか、記者自身がいまだ抵抗感を拭えないのか知らないけど、比較的「知識層」が読んでいるという朝日新聞にはどうも、「共産党は深く関わるべき政党じゃない」「共産は庶民の味方だが、先頭に立てる政党じゃない」などという裏メッセージとでもいうものが見え隠れしていて、それが前提だというような空気が多かれ少なかれいつも漂っている気がするのです。
 (今回は、事実だけを書いていて、めずらしくそういう空気をあまり漂わせていなかったけど・・。世の流れでしょうか)
 いや、気がするだけじゃなく、確かにそうだったのです。

 朝日は、産経などよりは一見、中立だという印象を与えますが(最近はどうか知りませんが)、「知識層」が読むというだけあって、かえって、富裕層が好むような?共産党を「ただの庶民の味方の党」として軽く見下すような表現が多いかもしれません。

 そこで、私がいつも思うこと・・。 

 そんな裏メッセージを控えめに、でも確実に発する気なら、その決定論となるような理由を、なぜたまには言えないのか。当然の説明義務ではないのかということ。
 私が一応は関心をもってたこの20年もの間で、言われることといったら、「古い体質から脱却しなければ」とか、「理想論に尽きる」とか、その「理想論」に近づこうという気がない人たちの逃げ場のような、よくわからない悪口ばかりで、納得できるような地方政策などの批判は見たことも聞いたこともない。
 
 きっと「なぜなら~・・」と批判理由を言いたくてもいい材料が見当たらないということでしょうが、理由がないならもう少し正当に扱っていただきたいものです。

 内部の体質などより、国民のための政策案を出し、国民の意思表示を助けることの方がよっぽど大事なんだから。

 まぁマスコミに不偏不党の正当性を期待しても無駄かもしれませんが、、、

 でも私たちは、多くはマスコミから情報を得るしかないわけで。。

 多くの人がそこのところを真剣に考えて(考えたつもりじゃなく)、情報を選り分けて判断することをしなかったから、今こういう事態になってるのです。


 私などは、ちゃんと大学も出ていないし、経済の勉強などしたことがないので、外国経済との関係のことは分かりません。
 でも、外国の経済が混乱してどうのこうのと言う前に、自分の国をちゃんとしないとどうしようもないでしょう?
 それに景気なんて、本当に良くしようとしたら、政策次第で良くなるものでしょ?違う??


 この20年、私がすぐ思いつく単純なことだけでも、なんでみんな流される?少しは考えない?と思うことはいっぱいありました。

 最初に腹がたったのは、私が三年生のとき、学校で「4年生になる4月1日から、消費税3%やで」という噂を聞いたあと、親から「ウチは所得税が減るから、かえって得やけど、貧乏な人はえらい困るわなあ」という話を聞いたときかな。
 なんで所得税減らすんだったら消費税が必要なん? 社会の保障のために使うんじゃないの?貧乏人苦しめてどないすんねん! ・・・と、子供でも分かる、素朴な疑問が出るはずですが、「後の為に必要だ、文句いうな」という世の風潮で、賛成の方が多かったんじゃないかな。

 その後に大きく腹が立ったのは、国連平和維持活動(PKO)。私11歳の誕生日に湾岸戦争勃発。平和維持活動?ここから自衛隊の規定がどんどん崩されて危険思想な国になるだろうという予想は残念ながら当たり、アメリカ追従に突き進み、こんな有様。

 中学生の時には、米輸入自由化も激怒したけど、小選挙区制導入、そのやり方の汚さにはまいりました。
 考えてもみてください。この制度は、1人しか当選しないんだから、悪い場合は当選した人の票数を上回る数の票を無視できるんです。50%とか60%とか。
比例代表制をなくそうという動きまであります。独裁政治か。おそろしや。
 共産党のことは「少数政党」とか言われますが、獲得票が平等に議席に反映されないようにしたのは与党たちで、これは政治的犯罪というべきことじゃないですか。

 
 とりとめもなくだらだらと書いていますが、言いたいのは、みんなが変われば政治は変わるし、未来も変わるということです。踊らされてるという自覚がない人が多いから、いつまでも変わらない。

 そういう私も、こんなことたまにしか考えないし、記憶も薄れゆくばかりですが、、もっと考えないとね。

 「政治なんて誰がやっても大してかわらないでしょ」と思いながら、でも投票には行く。そして、人柄の良さそうな人を適当に選んで「国民の義務、いちおう果たしてきたよ♪」という・・。

 そんな行動だけはしないでいただきたい。人柄なんてどうやって分かりますか?選挙パフォーマンスで心動かされるなんてもってのほかだし、そもそも、人柄で選ぶものじゃない、基本は政党で選ぶものだし。

 「人柄が良い(配慮ができる)人」が良い判断をするとは全く言えないのです。(所属政党に配慮し、流される。そもそも、その政党に納得し協力する意思で入党する)
 はっきりいって、たとえ性格に欠陥があったとしても、政策案(所属政党から判断)がちゃんとしていればそれでいいと思います。友達選ぶんじゃないんだから。

 「ちょっと待て、人柄なんて 分からない」(標語にしたいくらいです。笑)

 今、流れが少し変わっている時期。根底から変革するチャンスっぽい
 今考えずにいつ考える。


 以上、一旦終わります。バカにされるか嫌われるの承知で書いていますが、できるだけまたお越しください。
  

 

諏訪内晶子さま!

2009-01-08 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
 今日も、ただいまミイラちゅう~です。
 年末年始は、バイトに行く以外の時間はほとんど動きにくいミイラで我慢です。
 今年の夏になるまでに、なんとか全身の傷がなくなるようにがんばります。
 そんなことも、他にもあんなこともあり、私の昨年一年を漢字一文字で表すと、「換」になると思います。
 ホントです(笑)

 今年の終りには、「そういえばあんなことあったなぁ。」「これからもきをつけなきゃね」なんて言っていたいです。
 どんどん変換しまくって、変身するぞ。

 こんなこっといいな、できたらいいな
 あんなゆーめ こんなゆーめ いっぱいあるーけどー♪

 今年、私にとっても皆様にとっても良い年になりますように

 
 SNOOPYが好きなヒトはクリックして
 ちょーかわいぃわん


 ・・というわけで、タイトル本題に入ります。
 1月6日にBS2「クラシック倶楽部」で放送されていた、諏訪内晶子、ニコラ・アンゲリッシュ デュオリサイタルがとても素晴らしかったのです。

 諏訪内晶子さまは前から好きでしたが、年末に教育テレビで放送されたNHK音楽祭でのシベリウスのヴァイオリンコンチェルト(指揮:アシュケナージ、フィルハーモニア管弦楽団)を聴いて、もっと大好きになりました。

 昨年のNHK音楽祭は、魅惑のヴァイオリンコンチェルトと題しまして、
 庄司紗矢香がチャイコフスキー第2番、
 ジュリアン・ラクリンがブラームス、
 サラ・チャンがブルッフ、
 諏訪内晶子がシベリウス
  というシリーズでしたが、

 ラクリンの野性的で厳格なブラームスにもびっくり、感心したけど、
 晶子さまの、すごく上品で張り詰めた、素晴らしいシベリウスに感動したのです

 評論家の諸石さんの解説によると、庄司さんと晶子さまはストラディバリ(繊細で女性的)で、
 ラクリンとサラ・チャンはガルネリ(野性的、音が太く、情熱的)だということでしたが、同じストラディバリでも、比べてみると庄司さんの音と晶子様の音は全然違いました。

 
 6日のデュオリサイタルでも、なんせ晶子様の音は格別に上品で、知的で、ニュアンスに満ちていて、惚れました。
 私が男性ならあの音と眼差しとでイチコロですな。そういえばダンナも、私と付き合う前に私が「クラシック好きですよ」と言うのを聞いて晶子様のCD買ってたしな。(やっぱり知識のない人はまずお顔から入るもんだ。)やっぱ女でも惚れるもんな。ブラボー!晶子ー!!とテレビの前で叫びたくなりました
 上品さはもちろん常に維持、異空間に飛んでいくような深遠な音。
 ガルネリより線は細くとも、強い意志と、一音一音に意味が感じられる、素晴らしい演奏でした
 

 6日のは、2008年4月10日、サントリーホールでの収録でしたが、 
 プログラムは、

 モーツァルト ヴァイオリンソナタ変ロ長調K.454
 ドビュッシー ヴァイオリンソナタ(最終作品)
 ブラームス  ヴァイオリンソナタ第3番ニ短調Op.108

 でした。全部、モーツァルトもすごくいい曲で、感激。
 ドビュッシーのは死の前年に病の中で書かれた最後の曲だし、
 ブラームスのは53~55歳頃の作品だけど、親しい仲間の死に直面していたときのものだということで、なるほど、そのような哀切が感じられる名曲です。

 このような音楽が好みな私、大好きな曲が増えそうで嬉しいです。

 このような機会を与えてもらったので、2009年は、晶子ブームに突入する予定です

ホワイトクリスマス・お正月

2009-01-07 | 病・体質改善
 この冬、東京では、私だけホワイトクリスマスになりました。そしてお正月も白かったです。身体中が。

 12月23日(火・祝)CAC化粧品と提携しているさくらクリニックヨコハマに行きまして、ついに「水溶性ステロイド」デビューいたしました。
 身体中白いと言うのは、薬とパックを塗ったところをティッシュで巻いているからです。

 今まで行かなかったのは、今までも何度か改善したことがあったし、食べ物にもここまで気をつけたのは初めてだったので、つらいが、今後のためにも、どうなるものか、自分でどこまで改善できるか実験しなければ、という考えがあったのと、前は効かなかったけど、ほんとに効くのか?という恐さも少しあったからです。

(私は3歳から発症して、ひどいときも多かったけど、ステは2年前に一度使った以外、使ったことありませんでした。今思えば、ステを飲むのと塗るのとでは副作用が何百倍?も違うんだから、使えばよかったんだけど・・医者にも掛からず無知だったから、スキンケアだけで野放しでした。。2年前は、塗ればすぐ効くと薬剤師に言われたのに1時間以上効かなくて余計痒かったから、最強じゃないと効かないと思ったのです。痒くなる前に塗ることが大事ですな。。)

 が、ひどくなってから自分でコントロールするというのはとても難しく、試行錯誤を繰り返しましたが限界だと判断したので、気持もすっきりと薬に頼る準備ができました。

 結果をいうと、もっと早く行けばよかったです。
 カウンセラーの方に言われました。「ここまでになると、自分で痒みをコントロールすることはできません。空気に触れて、関節も動いて生きている限り、どんなに気をつけたって、刺激は起こるし、バリアが全くない状態の肌では、その些細な刺激で炎症を起こすのには十分です。」

 まぁ、たしかにごもっともでございました。それが十分分かって、だから行ったのです。

 カウンセラー「それに、うちの薬は油が一切入っていないので(多糖類という肌と同じ成分のものを基材にしたものにステロイドが入っているので)、ステロイドの効き方が普通のクリーム状のものとは全く違います。普通のは、ごしごしとこすって洗わないと完全に取れない油分が邪魔して、効きが悪いんです。傷を治したいのに、ごしごしやっててはダメですよね」

 そうか。油分や界面活性剤が肌にとても害があるというのは知っていたけど、それがそんなに落ちにくくて、効き方まで全く違うということまで思い至りませんでした。そこのところをもっと効果的に宣伝した方が世のためヒトのためにいいと思いますよ。


 そんな感じで、長々と丁寧な説明を受けてから、診察室へ。
 医者のお見立てでランク4(5段階のうちクリーム状なら弱い部類だが、水溶性だと効きは十分だとおっしゃる。)の薬をもらいました。

 それと、12月9日のブログに書いた、多糖類という成分の、細胞活性化する(肌を構成する成分を肌の奥に入れて、古い細胞を押し上げて肌の新陳代謝を早める→傷が治りやすくなる)パックも薬の上に塗って併用しないと、治りが悪いのと、色素沈着が起こりやすくなるというので、その説明も。あと、ケアの方法もとことん聞きました。
 パックは1パック200円のものを、顔なら3パックくらい、というくらいすごくいっぱい使わないと効果が薄い(浸透圧で細胞内部まで届く)ので、ケチってはダメということが大事なポイントということで・・・
 (その後、1パックで浸透する新商品を使う)

 そして、石けん(洗浄パウダー)もCACのものを使わないと、普通油分が入っているのでよくない、私はオリーブオイルを今まで使ってましたが、それもやめてください、CACの成分は入りにくくなるし、いくらオリーブオイルは肌にやさしいといっても、肌の活性の妨げにはなるという説明も聞いて、洗浄剤も買って帰りました。

 年末なので薬を倍にということで多くもらったけど、(栄養ドリンクのビンみたいなの8本分。1本1500円だったかな)2週間分でトータル3万円近くかかりました。(1万ツケにしてもらったけど。)


 はぁ~~それにしても、ラップ人間の次はティッシュと包帯でミイラに。
 こんなこと、忙しいヒトならやってられませんよ。お風呂上がりのケアで慣れても1時間はかかります。それに軌道にのるまで、ただでさえ効くのに30分くらいかかるのに、それで痒みがおさまらないとなれば、薬を何度も重ね塗りしないといけないし、エンドレス。何時間もかかります。

 ひどくないときでさえ効くのに30分、ひどいときは薬が神経に到達するまでもっとかかるし、効くまでは塗った方が蒸れて痒い場合もあるし・・・・で一筋縄ではいかないのです。私もだいぶ苦しみました。

 そして寝てるときに蒸れるとこれまた痒くなってどうしようもなくなるので、薬が効いて、乾いて、落ち着いたことを確認しないと寝れないので、とても時間がかかります。

 そういうこともあって、ティッシュを巻いて寝るのが一番蒸れにくくていいかと思うのですが、このティッシュを貼る作業がまた大変です。なんせ多糖類って甘きいい匂いだけど水あめみたいにべっタベタですので、指先だけ何度も洗って(水ですぐ取れます)、やっとこさミイラ完成です。
 やっててかなりなさけないです。見てくれも、切れ端ダラダラできれいなミイラじゃなくボロボロです、顔も身体も

 でも、そういうことを乗り越えて、蒸れないように、他のことにも気をつけて掻かないようにすれば、理論的には普通のステロイド治療より断然良くなるはずです

 私ももっと早くにこれができればよかったと思うし、(だいぶ改善してきました)酷いアトピー(油性のステ)で悩んでいる方には行ってほしい病院です。(まぁ食事改善がなにより大事ですが、酷くてまず鎮めたい場合です)

 さくらクリニックヨコハマで検索しても当院のホームページはないみたいで、まずは、CACのホームページを見て、それから同じ治療を行っている千葉の「さくらクリニックながれやま(本拠地)」東京では「じぶクリニック」というところがあります。
 (じぶクリニックのページでは皮膚科は標榜していませんが、リンクのところを開けたらやっと書いてありました。ヨコハマのような丁寧なカウンセリングシステムがあるかどうかは不明です。)

 他にも、千葉の「さくらクリニックまつど・いちかわ(さかの整形外科内)」、岐阜にも「鵜沼中央クリニック」というのがあるみたいです。(CACパンフより)
 ま、水溶性ステロイドなどで検索してみてください。

 このような治療やCACの基礎化粧品、パックは、アトピーや、そこまでいかなくても、ひどい乾燥で悩んでいるかたに
 化粧水も多少ベタベタするけど、ペタペタ程度です。
 ステロイドを普通のものから取り替えるだけでも、まだいいと思います。(パックなしでステだけなら、ティッシュがはりつくほどは粘着力が少ないので、治りは遅いけど、ケアは幾分楽です。)



 ところで・・



 遅くなりましたが、年明けましたので、年賀状です。
 絵がニガテな私が今年は自分で一生懸命描きました。
 何で絵がニガテかというと、絵心がない上にたぶん立体を把握する能力が乏しいからでしょう。
 ひどい方向音痴にも関係ありますね。
 さんが上手く描けなかったので←左のは親の分にした。(何かの絵を見れば描けるけどマネはいやなので。)、リサのコスプレに逃げました。(って、結局マネといっしょやん)
 
 幼児レベルの絵な分、何箇所か小細工してあります。
 色鉛筆の部分はあまり写っていませんが、近藤さんファンだけがわかる箇所もあり。
 お気付きでしょうか(英文字に注目)この形にピンときたら、お仲間さん。 近藤さんにも年賀状出したかったわんU・ェ・U ☆彡

 失敗; 何枚かは、だんなが紛らわしく置いていた去年のはがきに描いてしまいました。とんだ失態を犯してしまい、すいまへん親戚の人々。←描き直す気力がなく気づかなかったことにした


 こんな私ですが、今年もどうぞよろしくです。

LIVE!オーロラ・・には違いナイ

2009-01-07 | 外出・外食

 ↑アラスカ・フェアバンクスからオーロラ中継↑


ずいぶん前のことですが、前の日曜日、21日はわーざわざ江東区まで行って「LIVE!オーロラ」なるものを見てきました。
 最近(クリスマスあたりまで)アトピーひどくて、とてもお出かけする気分じゃなかったですが、近頃二人でお出かけしてないし~デートでも誘わないと・・(機嫌悪くなるしなぁ)と思って、だんな思い出のオーロラでも見に行こうと。

 テレビでやってたんですよー。で、ネットで見てみたんですよー。
 で、てっきりプラネタリウムみたいな部屋で満天の空を見れるモンだろと思い込んで行ったんですよー。

 ・・だまされました・・・。
 そりゃアラスカから生中継、遠隔操作できるハイテクカメラを使ってっていったら費用がかかるだろうけど、入場料1800円(クーポンで1300になったけど)もとっといて、見るのはただの大型スクリーンかよ!
 しかも、真っ暗じゃなくて、上の階にレストランやトイレがあるのがはっきり見える!

 
 でもま、フォローし解きますと、写真や普通の映像ではどうしても明るすぎてホンモノを肉眼で見るのとは違ってしまうけれど、この映像は肉眼で見るのとほぼ同じです!!ということでした。 
 ・・・確かに。セットしょぼいけど。(テント(←ちっちゃい)の中を大空と見立ててというのもあったけど、これがまたしょぼい。

 でも、フォロー2といたしますと、この写真のような珍しくないオーロラ以外に、大爆発という、すごいスピードでうねって色んな模様を造り、ピンク色のものも混じって・・という様子や、流星との共演というのも見られました。ムービーモードで撮ったので、ここには載せられませんが。

 居心地はよくないけど、寝転んで見られるようになっていたので、最後の方はそこで大爆発など、見ていました。


 セットとか、演出とかがなんだかな~~もうちょっとなんとかならんのか・・という感じでしたが、、だんなも、「ホンモノ見る感動にはほど遠い」とは言いながらも、一応文句も言わずに機嫌よくいてくれたのがまだよかったです。ここがだんなの良いところというか、能天気なところというか・・・。

 2時間くらいいて、会場の水槽にいたニモ軍団に別れを告げ、回転寿司食って帰りました。