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吉永哲道 チャイコフスキー「四季」1月”炉端にて” The Seasons January "By the Hearth"

2012-01-30 | ピアノ
Tchaikovsky The Seasons January "By the Hearth", Tetsumichi YOSHINAGA



 1月の最後に。
 
 このお方、なかなかに素晴らしい演奏♪ バッハの「来たれ異教徒の救い主よ」も音が小さいけど良かった。ショパンのマズルカもプロコやスクリアビンもあった。音小さいが・・・。


ついでに11月のyoutubeも。ネコ画像です↓

 『 ♬ トロイカ ♬ チャイコフスキーの四季より、11月トロイカ  』

イーグルス ラスト・リゾート訳詞/ みんなの党・橋下氏 改革装い連携  Eagles The Last Resort

2012-01-29 | VOCAL
Eagles The Last Resort Lyrics



歌詞抜粋:

彼女は難民のように夢と希望を背負っている
ちょうど父親が海を渡ったときと同じように

彼女は聞いたことがあるんだ
人々がにこやかに過ごしている場所のこと
その地への愛について語った
みんないたる所からやって来た
グレイト・ディヴァイドまで
立つ所を探しに それとも隠れる場所を

混んだバーに行って 楽しく過ごそうとしているか
みんなに早く伝えたいよ そこがどんな所なのか
みんな楽園だって呼んでいるけど 何故だか分からないよ
町がハイになっている間に 誰かが山々を滅ぼした

美しい人たちが遊ぶ所
パワーを求めて ネオンの明かりを浴びて やることができるように

どこかの金持ちが来て土地を侵していった
誰も奴らを捕まえず
酷い箱をたくさん建て イエズス・ピープルはそれを買った
奴らは楽園だと呼んでいた

「イエズスがやってくる」
白人の重荷を下ろして 白人の雨をもたらした

彼らは楽園と呼んでいるけど 何故だか分からない
どこかを楽園って呼べば 終わりにすることさ


乗っ取りがご趣味の大阪市長・橋下徹氏やみんなの党、諸々の政治家にでもささげてみたい曲かも。。


「通学代、バイトで稼げ」

橋下大阪市長が暴言


 橋下徹大阪市長は27日、記者会見し、大阪市と大阪府で制定を狙う「教育基本条例案」に盛り込むとしている3年連続定員割れの府立高校の統廃合で、経済的に困難な家庭の子どもが遠距離通学になっても、「通学定期代くらいバイトして稼げばよい」と強弁しました。

 橋下市長は「生徒が集まらない学校をずっと置いておいても仕方がない」とし、「本当にそういう事情があるなら電車代を助成しますよ」と発言。一方で、「本当に家庭の事情で苦しいというなら通学定期代くらいバイトして稼ぎゃあいい。授業料までただにしてるんですから。通学代が出せないから地元に高校を残さないといけないなんて、そんな理屈は通らない」と述べました。


みんなの党 橋下氏との連携で浮上狙うが…

大阪維新と共に行動

みんなの党が大会

 
 みんなの党は28日、結党以来2回目の党大会を東京都内で開き、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」との政策的一致を強調するとともに、国政や総選挙での連携を図っていく姿勢を打ち出しました。「大阪維新の会」の動きを全国に広げ、「みんなの維新を成し遂げる」などとした大会宣言を拍手で採択しました。

 大会は「君が代」斉唱で開会。渡辺喜美代表はあいさつのなかで、橋下氏が掲げる「大阪都構想」などについて「維新と(みんなの党の)アジェンダ(政策課題)が同じだったら、一緒に行動するのが当たり前だ」と語りました。

 また解散・総選挙に向けて100人以上の候補者を擁立し、「民間主導」「小さな政府」「地域主権型道州制」など同党が掲げるアジェンダの観点から政党再編を進めていく考えを示しました。

 浅尾慶一郎政調会長は、成長戦略と規制改革を政策の柱とし、環太平洋連携協定(TPP)についても「唯一、政党で賛成している政党」だと強調。さらに事実上の首相公選制の導入を進めるとしました。


みんなの党 橋下氏との連携で浮上狙うが…

「改革」装っても古い政治見抜かれる


橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」との政策的一致を前面に押しだし、連携を強く打ち出したみんなの党の第2回党大会―。参加者全員で「君が代」を斉唱するという異様な幕開けで始まり、渡辺喜美代表はあいさつで、「(「維新の会」と)アジェンダ(政策課題)が同じだ。一緒に行動するのが当たり前だ」とあいさつしました。

 「政党横断的に改革派を糾合する『触媒政党』」(結党宣言)と自らを規定し、自民・民主からの脱党を歓迎するとしてきましたが、「二大政党」への不信が強まるもとでも同調者は増えていません。思うように糾合が進まないなかで、“橋下人気”をテコに再浮上しようという思惑が見えます。

 大会の壇上で、渡辺代表は、「大阪都構想」実現のための「地方自治法改正案」などについて、「各党に共同提案を呼びかけ、誰が同調してくれるのか、誰が敵なのか。これをはっきりさせる」と気勢を上げました。まるで「維新の会」の代理人のようです。


 両党の共通項には、「君が代」斉唱に見られる右翼的体質と「構造改革」路線が浮かび上がります。みんなの党は、「維新の会」の「大阪都構想」や、教育現場での処分の脅しで知事への絶対服従を迫る「教育基本条例」についてもろ手を挙げて賛成しています。

 「大阪都構想」は、大阪市役所がもっている力・権限・お金をむしりとり、一人の指揮官に集中させることが狙いです。「都構想」の実現には、現行地方自治法の改定が必要。渡辺代表は「中央集権という統治構造のゆがみをただす」ために「国会で後押しする」としています。

 みんなの党は、「経済成長優先」「脱官僚」「地域主権型道州制」など、貧困と格差を広げて国民の審判を受けた「構造改革」路線の継続を基本路線としています。

 民間の給与が下がりひっ迫する国民生活には何らの痛みも感じず、公務員の「民間なみのリストラ」=人件費2割カットや国家公務員の10万人削減を押し付けることが、同党の主張する「増税の前にやるべきこと」の中身です。一方で、労働者派遣法の改正には頑強に反対しています。この点でも、公務員を「敵」に仕立て、「改革」を装う橋下「維新の会」との共通項がみられます。


 みんなの党は、「自由主義経済・自由貿易」を志向し、環太平洋連携協定(TPP)に「交渉参加すべきだ」といち早く表明しました。大会でも浅尾慶一郎政調会長は、農業者や医療関係者の怒りの声に向き合うことなく、「日本のなかにただ一つ、TPPに賛成だと決めている一枚岩の政党だ」と胸を張りました。「見せかけの郵政改革ではなく本当の郵政改革をして、株式を売却して本当の財源をつくっていく」と郵政民営化の“完結”も唱えました。

 国民がノーの審判を突きつけた「構造改革」にしがみつく限り、いくら「改革」を装っても古い政治だと見抜かれるでしょう。 (竹原東吾)



イーグルス ホール・イン・ザ・ワールド 訳詞 youtube-The Eagles

2012-01-29 | VOCAL
There's a Hole In The World tonight - The Eagles



歌詞抜粋

今夜、この世界にぽっかり穴が空いてしまった
そして恐怖と悲しみの雲が垂れ込める
あしたになったら、こんな穴などなくしてしまおう

彼らは言う、怒りとは失意の愛なのだと
彼らは言う、愛とはただの心の状態なのだと
でも、いったいこの争いは何だ? 誰もが神に選ばれようとしている
ああ、人々はどうしてここまで目を閉じてしまうのだろう


彼らは言う、向こうに行けば
やけつく砂の中を流れる冷たい河があるのだと
お互いを愛することを学んで初めて
僕らは約束の地へたどり着けるんだ


さあみんな、 歌うんだ子どもたちよ
ああ、恐怖と悲しみの雲が垂れ込める
この世界に空いたとてつもなく大きな穴
この世界に、そんな穴など必要ないんだ

有期労働契約「上限5年」日本だけ 労政審建議 /経産幹部インサイダー疑惑 自ら救った企業株も

2012-01-26 | 哀 / 労働問題 
 有期労働契約 労政審建議の問題点

 「上限5年」日本だけ
   赤旗日刊紙2012・1・20・21。

政府民主党内では、厚生労働大臣の諮問機関の労働政策審議会が昨年12月26日に「有期労働契約のあり方について」を小宮山洋子厚労相に建議したことを受けて、労働契約法の改正案づくりをすすめています。あるべき有期労働の規制について考えてみました。


 1990年代以降、非正規雇用が若い世代や女性を中心に広がり、労働者の38・7%、1756万人にもなっています(厚生労働省「就業形態の多様化に関する総合実態調査」、総務省「労働力調査」から)。

その7割以上が有期で、大半が数ヵ月の雇用契約を繰り返しながら何年も不安定で低賃金の労働を強いられています。
 年収200万円以下は1045万人、働く人全体の5人に一人強です。

3年前のリーマン・ショックを口実とした派遣・非正規切りに対して、労働者は労働組合に加入し、労働局へ是正指導を求めてたたかってきました。正社員化されたケースもありましたが、派遣先企業に直接雇用されても期間工で、再び「雇い止め」されるケースも多発しています。

 製造業務派遣や登録型派遣の全面禁止など派遣労働を限定する労働者派遣法の抜本改正とあわせて、有期労働への規制で、雇用破壊から労働者保護へと転換させることが求められています。


業種制限を
 本来、雇用の原則は無期で、有期雇用は一時的臨時的なものに限るべきです。しかし、労政審の建議は、「入り口」規制を回避し、どんな業種、どんな場合にも無原則的に認めるというものです。

 また、有期契約の期間の上限を5年とし、それを超える場合は、労働者が申し立てたときのみ期間の定めのない契約に転換させるとしました。その際の労働条件は従前と同一で、『あとは労働者と雇用者で交渉しなさい』というものです。

 この「出口」規制は、数ヵ月の雇用契約の更新を繰り返し、不安定なままで働かせ、5年が来る直前に「雇い止め」=事実上の解雇を容認することになります。更新回数の制限はしていません。女性には、さながら結婚や出産理由の退職推進制度のようです。

 有期規制をしている国で上限5年という国はなく、韓国は2年です。更新回数はEU(欧州連合)などでは1~3回です。
 さらに無期契約に転換させる対象にならないように、「6ヵ月」のクーリング期間をおけば有期契約はリセットされ、再びその労働者を有期で雇い入れられます(契約が1年未満の場合はその期間の2分の1)。

 派遣の場合、労働者が入れ替わっても期間は通算されます。また「派遣労働に戻すことを前提としたクーリング期間は、派遣期間として通算され」ますが、有期雇用はいずれも通算されません。これでは企業は有期雇用の労働者を、上限期間の手前で入れ替える行為を従来通り繰り返すことになるでしょう。

 大阪のダイキン工業では、違法な派遣労働を告発した労働者が直接雇用されましたが、「上限2年半、6ヵ月の有期契約、更新あり」として2年半後に解雇されました。ダイキンはその一方で新たな有期労働者を雇い入れています。

規制が必要
 民主党政府は、この有期労働の規制を、罰則があり、強制力をもった労働者保護法ではなく、労働契約法の枠内の改正とし、不服なら裁判に委ねる民法体系でお茶をにごそうとしています。
 労働者は個人では使用者と対等平等の交渉力をもっていません。労働組合で団結してたたかわない限りは、使用者の無理な要望にもガマンして働かなければなりません。だから近代社会は、法的規制を行って労働者保護のルールを確立させてきました。

 19世紀の英国で過酷な児童労働が横行していたとき26の商会は「他の資本家たちとの競争は、児童労働を自主的に制限できない」と、児童労働を規制する法律をつくるように「国会の強制的介入」を自ら請願しました。使用者は社会的規制なしに自らを律することはできないのです。

雇用の安定へ規制を
 有期労働契約についての労政審建議は、正規雇用との賃金・処遇格差については「不合理な処遇の解消」をするとしています。
 しかし「職務」や「配置の変換の範囲等」を考慮するといいます。これは高いハードルです。形式的に「職務」や「配置の範囲」に相違があるようにして格差を合理化している実態があるからです。

 また建議は、「雇い止め法理」の法定化をはかるとしています。雇用契約を繰り返し更新し、働き続けられるとの期待権が発生している場合、「客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない雇い止め」は「更新されたものとして扱う」とした判例法理を法律に書き込むといいます。

 正社員に先立って簡単に首切りされてしまう現状への対応は当然ですが、労働者を守る根本は、有期雇用を例外とする「入り口」規制、契約期間や更新回数を制限する「出口」規制を明確にすることにほかなりません。

勝手な主張
 審議会では、日本経団連など使用者側委員は、「有期は労働者のニーズ」「この円高の不況期に一切の規制はすべきでない」「規制すれば企業は海外にでていく」など身勝手な主張を繰り返しました。野田政権の財界寄り姿勢を見透かしたような言動でした。

 審議会は、使用者側がのめる範囲を探る議論になりました。連合の労働者側委員が「入り口と出口規制はセットで」と主張したものの、使用者側は「一切の規制はすべきでない」「契約の上限は10年」など言いたい放題でした。労働者側委員に、最も熱心に非正規問題に取り組んできた全労連選出が1人もいないのも不合理です。

 使用者側は「有期は労働者のニーズ」といいますが、多くの女性は、長時間労働が前提で保育園などが著しく不備な現状で、子育てなどの家庭的責任を担うために職場を離れざるを得ず、再び働くには有期のパートや契約社員を選ばざるを得ないのが実態です。有期・パートの待遇改善はジェンダー(性差)平等の視点からも急がれます。

内需が凍る

 「規制すれば企業は海外にでる」といいますが、パナソニックのように有期雇用を多用し、さながら「期間工」工場化している企業ほど労働者を簡単にリストラし、海外に工場を移転しています。
 「不況のときに規制強化すべきでない」といいますが、労働者とその家族には、雇用破壊と貧困を押し付ける一方で、大企業の内部留保は266兆円(2010年。資本金10億円以上)にふくらみ、1990年代から倍加して過去最高です。

低賃金の不安定雇用の拡大で莫大な利益を増やしながら、企業は労働者と家族、下請け中小企業を切り捨てて、需要を求めて身軽に海外へ進出し、その結果、国内ではさらに雇用破壊が進み、内需がますます凍りつく悪循環に陥っています。

 そして、国は、法人税減税など大企業応援の政策メニューをさまざま用意する一方で、中小企業予算はすずめの涙です。雇用では『多様な働き方』という名目で非正規化を推進するなど悪循環に拍車をかけてきました。

提案運動へ
 政治がやるべきことは、労働者保護の立場で暮らしの土台である雇用の安定をはかり、内需をあたためることです。雇用の原則は「期間の定めのない」雇用です。有期労働は一時的・臨時的業務に限定する「入り口規制」、1年を超えて雇用する場合や契約更新を複数回おこなっている場合は、期間の定めのない雇用とみなすなど厳しい「出口規制」、正規雇用との均等待遇などを明記した労働法制が求められています。
 労働者・国民の側から、実態を告発して問題を可視化させ、あるべき労働法制への提案運動を展開することが求められています。

(国民運動委員会 日野徹子)

人材派遣協会が骨抜き修正評価
 派遣会社618社などでつくる日本人材派遣協会の坂本仁司会長は17日、東京都内で記者会見し、派遣法改定案で民主、自民、公明の3党が製造業派遣と登録型派遣の「原則禁止」削除に合意したことを「大きな前進」と評価し、さらに規制を緩和するよう見直しを求めました。
 坂本会長は、「冷静に議論すれば、製造業派遣の禁止も登録型派遣の禁止も、やることの意味がないと理解してもらえたことは大きな前進で評価したい」と述べました。

 派遣法の政府案は、製造業と登録型の派遣を「原則禁止」するといいながら、「常用型」「専門26業務」を例外として認める「抜け穴」がありました。昨年12月の3党合意は、この「原則禁止」自体を削除する「骨抜き修正」でした。

 坂本会長は、「ただし、まだ問題が残っている」として、日雇い派遣の規制と、違法派遣があった場合、派遣先企業が労働者に直接雇用を申し込んだとみなす「みなし雇用」の導入が盛り込まれていることをあげ、不満を表明しました。

 日雇い派遣規制は、政府案で「60日以内」の短期派遣禁止だったものが3党合意で「30日以内」に改悪され、抜け穴の例外規定も設けられました。「みなし雇用」も正社員採用の保証がない規定が、さらに3党合意で施行期日を3年先送りしました。ここまで規制を緩和しても反対という姿勢です。
 坂本会長は、「派遣を否定する意味が果たしてあるのか。ペナルティーとして派遣先の直接雇用義務を課すことを、法律が決めるのが理念として正しいのか。議論しなおすよう要望を続ける」と語りました。
(おわり)

このように、政府・財界が一体となって非正規雇用を増やしているんですから、非正規雇用は自己責任ではないですよね。強大な権力とたたかうためには団結するしかないと思います。このままではマズイと思った方、全労連系の労働組合に加入し、労使対等を勝ち取るために先ずは行動しましょう。

全国労働組合総連合(全労連)
http://www.zenroren.gr.jp/jp/shokai/chihousoshiki.html
非正規雇用労働者全国センター
http://www.cwac.jp/
地域労組おおさか青年部
http://seinenunion.blog33.fc2.com/


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 繰り返すインサイダー疑惑


  

 繰り返すインサイダー疑惑

  経産幹部 自ら救った企業株も 
  赤旗日刊紙2012・1・20


 刑事事件に発展した経済産業省幹部によるインサイダー取引疑惑は、原子力政策に携わる資源エネルギー庁の前次長ということもあって、大きな衝撃を広げています。

 ※インサイダー取引 会社の経営・財務など投資判断に重要な影響を及ぼす未公開の情報を一定の立場ゆえに知った者が、その情報が公開される前に、その会社の株取引を行うこと。


NECエレ株 → 合併公表前に
エルピーダ株 → 公的支援情報入手し

 資源エネルギー庁前次長の木村雅昭容疑者(53)の逮捕容疑は次のようなものです。

 木村容疑者は2009年当時、同省審議官として半導体業界を担当。同年3月上旬、半導体大手の「NECエレクトロニクス」と「ルネサステクノロジ」(合併、現ルネサスエレクトロニクス)が合併したことを知り、公表前の同4月21日から27日にかけ、NECエレ株5000株を約480万円で購入した疑い。

 同5月11日までには、国内唯一の半導体メモリーメーカー「エルピーダメモリ」が「改定」産業再生法にもとづく公的支援を受けて増資することを決定したことを知り、公表前の同月15日と18日に同社株計3000株を約300万円で買い付けた疑い。

 重大なことは、木村容疑者が、世界的な価格競争と08年秋の金融危機で経営難に陥っていた「エルピーダ」救済を所管審議官として指揮し、海外の業務提携先を探したり、日本政策投資銀行などとの融資交渉に臨むなど奔走していたことです。

 自分で救済のシナリオを作り、その株取引をして利益をあげる―。職務を利用して私腹を肥やした犯罪で、収賄といってもおかしくありません。

 しかも、産業再生法は、09年4月、自民、公明、民主などの賛成で「改定」され、大企業に、経営責任も問わず、返還のいらない公的資金を出資の形で投入できるようになりました。これまで、同法にもとづく公的出資がされたのは、エルピーダ1社しかなく、公的資金投入の正当性に疑問が出てきます。

 経産省の「身内に甘い」体質も問われています。

 同省では、1995年に「担当局や担当課が所管する業種に属する企業の株取引」などを禁止する規則が定められていましたが、株取引をめぐる不祥事は後を絶っていません。

 05年10月には、産業再生法にもとづく事業再生構築計画の審査を担当していた情報通信機器課の係長が、写真用品メーカーの関連会社による公開買い付け(TОB)情報をもとに株式を買ったとして、在宅起訴され、有罪判決が確定しています。

 この事件後、全職員に株取引の2年間の自粛を通知しましたが、禁止はしませんでした。

 木村容疑者の疑惑発覚(昨年6月)を受け、同省は昨年10月から全職員を対象に株取引の実態を調査した結果、特許庁の現職審判官ら2人が09年から10年にかけて審理や審査を担当した企業の株を取引し、利益をあげていたことがわかりました。

 経産省はじめ省庁には、企業から一般投資家には得られない内部情報が日常的に入ります。政治家も同様です。政治家、官僚の株取引は「自粛」ではなく、全面的に禁止すべきです。 (藤沢忠明)



今井正監督は、共産党員だったのか。 ~生誕100年 映画評論家 石子順~ / 林光さん死去

2012-01-24 | 動画 ・ 文化芸能
 ついでに言うと、山本薩夫監督も共産党員だそうですが。山崎豊子の白い巨塔も・・反体制映画をよく撮った人。

 今井正監督と同世代で、2010年に生誕100年記念番組(NHK 2010年8月)があったそうです。



  では、しんぶん赤旗1月17日文化面より。


1月8日は今井正監督の100回目の誕生日だった。
1939年に「沼津兵学校」でデビューして、91年に「戦争と青春」を撮って亡くなった。52年間に47本の作品を残した。

私は55年、定時性高校生のとき、地方の交響楽団が自分たちの音楽を続けていく音楽映画「ここに泉あり」に感動した。
聴衆のあり方にがっくりした団員たちに女の子が一輪の花をそっと差し出す。白黒画面にそれが赤く見えた。今井正の映画は野に耐え咲く花だと思った。

「にごりえ」で3人の女の生き様に明治という時代を知った。「真昼の暗黒」。刑事の暴力的取調べ。無実を主張する青年の最後の叫びに涙があふれた。裁判進行中の事件に正義を求める日本映画の勇気を見た。


 戦時・現実・封建 作品に描き続け

 「また逢う日まで」のガラス越しのキス・シーン。愛するものを断ち切る戦争の冷酷さを感覚的に表していた。
「ひめゆりの塔」は女学生たちの未来が奪われていく姿に沖縄戦の無残さをリアルに告発した。
「純愛物語」は、原爆症に引き裂かれていく少年少女の純愛に引きつけられて封切館から三番館まで追いかけて見た。

 「キクとイサム」では黒人兵との混血姉弟に戦争の傷跡をとらえ、人種差別とそれをかばう祖母の愛情に泣かされた。
「男はつらいよ」の渥美清が製作・主演した「あゝ声なき友」は、生き残った元兵士が戦友の遺書を遺族に配達する行為をとおして戦後になっても戦争は終わっていないと主張する。遺作「戦争と青春」で東京大空襲のあの日と現代を結びつけ、忘れてはならないことを訴えた。


 現実描写は、「青い山脈」で戦後の開放感をうたいあげ、”民主主義の教科書”とまでいわれた。
レッドパージが吹き荒れる中で、共産党員として前進座と組んで撮った「どっこい生きてる」は、独立プロ映画運動のさきがけとなる。


「山びこ学校」で山村児童と教師が貧乏をなくそうと考え、「米」で農村女性が働いても貧困が覆いかぶさってくる現状を切なくとらえた。また、北林谷栄、ミヤコ蝶々、東山千栄子たちの喜劇「にっぽんのお婆ちゃん」は面白く悲しく老人問題を早くも現代に突きつけた。


 封建時代ものはまず「夜の鼓」。不義をした妻を斬った武士が、妻の相手をも討つむなしさ。中村錦之助の「武士道残酷物語」と「仇討」がともに壮絶。「武士道~」は7代にもわたる主君と侍との非情関係をとらえ、「仇討」は武士道という形の殺し合いをあばく。
「婉という女」は藩命で40年も幽閉されて耐える一家の生死と女の根強さを描いた。

 ”民衆は死なず” 信念にあふれて

このほかに大作「橋のない川」がある。未開放の一家の子どもから青年までに加えられる差別の数々。「差別を生み出す社会を憎み怒りを燃やしてこれを打ち破りたい」という迫力で、監督は暴力的上映妨害とたたかった。

 今井正監督はずっと弱者を描いた。とりわけ子ども、女性、老人たちを見つめる。それに襲い掛かる戦争、圧力、暴力、差別を激しく静かに否定した。貧乏でつらい現実を描く社会派監督であり、格調高い演出としみるような叙情タッチで、ベスト1監督として日本映画をリードし高めた。


 74年2月、映画「小林多喜二」の撮影中の今井監督にインタビューした時、「何か暗い印象を突き破ったような明るさの映画にしたいと思いますね」といった。この言葉は今井作品全体に脈打っている。たとえ追い詰められても民衆は死なないという信念にあふれている。

 1月23日から東京で生誕100年の回顧上映が始まる。今の時代だからこそ今井正の映画を多くの人々に見ていただきたい。(いしこ・じゅん)

 ー東京・銀座シネパトス = 1月23日~3月2日   「生誕百年 今井正監督特集第一部」
  大阪・シネ・ヌーヴォ = 上映中。1月27日まで。 「生誕百年記念、巨匠・今井正の世界」


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   同日同面の~朝の風~より。

 作曲家の林光さんが1月5日に亡くなったことが報じられた。

林さんで思い出すのは、”たたかいのなかに 嵐のなかに 若者の魂は鍛えられる”と歌いだされる「たたかいの中に」の歌だ。1952年のメーデー事件で警察隊に射殺された東京都職員の高橋正夫さんの詩を作曲したものだが、時代に真向かって生きようとする若者の心情が、美しく響く。

 (中略)

最近は、聞く機会が少なくなったように思うが、若者に歌い継がれてほしい歌の一つである。


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 2011年12月20日の~朝の風~

 <芸術家の良心は暴力で踏みにじれない>
 こう題された映画監督・今井正の手記が1974年12月の「赤旗」に載っている。

 今井監督は、いわれなき差別に苦しむ部落住民の水平結成に至る姿を「橋のない川」(第1部・69年、第2部・70年)で描いた。
 この製作・上映に、「解同」朝田派(当時)が暴力的脅迫を交えた理不尽な”差別映画”攻撃をし、妨害に告ぐ妨害を重ねたが、監督はそれに対し徹底的に抗し抜いた。

 手記は、監督の不屈性を伝える貴重な記録であり、映画と共に日本映画史に刻まれる。

 本紙で今井監督の映画人生の回顧「悔いなし映画人生」を連載したのは89年。その取材の折、「『橋のない川』についてだけはよくがんばったという気がする」と語っていた。自己評価の厳しい監督の言葉であるだけに心に深く残った。

 この連載では、戦前「戦争協力映画」をつくらざるを得なかったことについて、率直な自省も語られている。

 監督は、47年に日本共産党に入党。戦後、叙情性をたたえた、反戦、ヒューマニズムの数々の名作を送り出した土台にあるものを考えさせられる。

 1作ごとにたたかい続けた映画人生。 その結晶の作品群に生誕百年記念の上映で出会えるのがうれしい。(響)



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  ついでに、


 2012年1月22日、八王子市長選挙は、投票率は34,95%・・。

候補者は3名。
 黒須隆一現市長の後継者の石森たかし孝志候補が当選。得票率48,05%。
 もろずみみのる(両角穣)候補が得票率40,55%、峰岸ますお益夫候補が11、40%でした。

 現市長は、八王子駅南口再開発に何百億円も税金を使いながら、放射能測定器購入の25万円を出さないなどなど散々で、後継者の支持率もだいぶ下がったそうですが、競ったのはみんなの党などから支援されるあまり変わらなさそうな両角氏で、「市民の手で市長をつくる会」が擁立、日本共産党推薦の峰岸ますお候補は例によって惨敗。

 吾輩、選挙受付のバイトをしてきました。なぜか派遣H社でですが・・・なんで派遣なんでしょうねぇ。わざわざ登録させて頂きましたがにゃぁ。


怒 原発賠償に課税とは

2012-01-23 | その他の政治経済
原発賠償に課税とは

「風評被害」や給与減損失への支払い

収入扱い、被災地困惑
しんぶん赤旗2012・1・21(土)


 東京電力福島第1原発事故の放射能被害に支払われる賠償金を、国税庁が課税対象としていることに対し、被災地からは「納得できない」と怒りと困惑の声があがりはじめています。

 国税庁は精神的損害や避難費用などに対する賠償金は非課税としています。しかし、事業の避難指示での営業困難、「風評被害」による減収、出荷制限指示による損失に支払われるものは、事業所得などに関わる収入とみなされ、必要経費を控除した残額が課税対象になります。農漁業や製造業、サービス業など、あらゆる業種が対象になります。

 また、就労ができないことによる給与などの減収に対する賠償金も、雇用主以外からの収入として一時所得の収入とみなされ、課税対象になります。

 福島県は昨年7月、仮払金を含めた賠償金について、国税・地方税の課税対象の収入・所得とみなさないよう、立法措置も含めた特別扱いを政府に要望。農民運動全国連合会と福島県農民連も非課税措置を求める要望書を国に提出しています。

 確定申告の時期を間近に控え、福島県の関連業界団体は、非課税措置を求めていく姿勢です。

“すずめの涙”なのに
 佐藤松則福島県商工団体連合会事務局長の話 福島の商工業者は、仕事がしたくてもできない、戻りたくても戻れない状況が続いています。

 生活基盤の再建が進んでいないのに、もともと“すずめの涙”しかない東電の賠償金に国が課税するのは、納得できません。業者から怒りと困惑の声が寄せられています。非課税にするよう、国に要望していくつもりです。

生存権侵害 非課税に
 浦野広明さん(立正大学客員教授・税理士)の話
 東電の原発事故は、空気、水、土壌などの生活環境を破壊し、その結果、人間の命や健康を奪う不法行為です。
 自営業者にとっての事業は、生活を営むための基本的財産です。全生活を支えている土地・建物や生業に対する愛着を断ち切られる苦しみは、単に財産を失う苦しみではありません。それらを失うことは生存権の侵害につながります。財産権補償と生存権補償を切り離して考えることはできません。国税庁の見解は、形式だけの一般論で、被災者・事業者の実態をよく見る必要があります。生業や土地・建物など、自営業者への財産の補償は所得ではなく、生存権の侵害に対する賠償金です。
 東電が支払う賠償金は、どんな名目があってもその実質はすべて損害賠償金であり、非課税所得とすべきものです。


日本国憲法第二十五条〔生存権、国の社会保障的義務〕
  すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

私のあしながおじさん(世界名作劇場)OP グローイング・アップ 堀江美都子 Growing Up

2012-01-20 | アニメソング
Micchi - Growing Up


 ふと、思い出したんだにゃ・・。

 ふしぎの海のナディア、Eテレで再放送されるん!? 最近歌アップしたし懐かしい、20年くらい前と思うけど面白かった記憶があるので見ようっと。
あしながおじさんも、同時代か。この時代の力作アニメを今の子どもにもばんばん見せてあげて。