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続・最後のフェスティバル!

2008-11-30 | ピアノ近サート(主に近藤さん)
 さて、いよいよフェス最後の近藤さんの演奏が始まった! 
 ワルツ12番、すごくきれいな音!来てよかった
 と感慨が押し寄せてきた。

 が、やっぱり今回も出だしはカタイのであった。
 始まって少ししたところのトリルで明らかにトチってしまう。
 あー!近藤さん!緊張?緊張してるの?ひょっとしてガチガチ!?
 この記念すべきコンサート、練りに練った成果を出せるかと思ったら、急にアガってしまったの!?
 大丈夫やって!いつも通り弾けるよ!がんばれ!

 フェス最後の演奏をここでちゃんと聴けている感慨と、音の美しさと、近藤さんへの愛しさがごちゃまぜになって早くも泣けてきた。


 だがしかし!駄菓子菓子。(←気に入ったのでパクりました六さん。)心配したのは私の思い込みであって、近藤さんブログによると照明が点かないといったちょっとしたハプニングがあって弾きにくかったとのこと。なーんだ、わたしゃ英雄で間違えたのも、ふとしたときに何回もテンパってるせいだと思って、葬送までずっと心配してましたよ、まったくのよけいなお世話だろうけど。

 そんなこんなで、ちょっと集中してなかったかも・・
 
 でもワルツ12番よかった!フレーズも音も素晴らしかった。最初だからっていうのと、あまり近藤さんの演奏で聴かないからってのもあるかもだけど、これが一番印象に残ったかも。

 今回はオールショパンということで、目新しい(近藤さんの演奏が)曲は、ワルツ12番、ポロネーズ5番、マズルカ、くらいだったけど、いつもの曲で、やっぱり表現も新鮮になっていて、変わったんだな~という印象を多々受けました。
 葬送の4楽章なんて、誰がどう聞いても違いましたね。以前ははっきりしたタッチだったのが、今回は上滑りで、空気感を含んだ吹き荒ぶ風のような弾き方。ペダルも変えたのでしょうか。曲の印象もそれでずいぶん変わりました。(ツィメルマンもこんなだったな) 
 そして音の余韻が増えたというか、素晴らしい瞬間も多々あったと思います。
 なんか前よりすごく楽そうに弾いてるんだよね。(革命なんか、ちょっとラクしすぎだろう!て思った。)
 やっぱり前の椅子の高さはちょと不自然だったのかなぁ。よくあれで弾けますねってちょっと思ってたもん。上からのタッチと下のほうからのタッチじゃやっぱり自由さが全然違うよね。
 近藤さんも「表現が自由になった」と言ってるし、よかったよかった。 
 これからも一本筋の通った特長を活かしつつ、素晴らしい音楽を創っていっていただきたいです。

 
 今回も、母と来ていたので、前半後半で恒例・座席交換しました。前半は右側、前から16列目(そう、DVD収録がちょっとうるさかった)、後半はど真ん中1番の前から11列目。 やっぱり右側の方がすごく音が飛んで美しかった。バラ4をあっちで聴きたかったなぁ。しまった!


 バラ4を感慨深く聴き終え(また弾こうと心に決め。←何度目?)、とうとうあとはアンコールのみに・・・と粛々思っていたら、ひょこひょこと何人かが立ち始めた。
 すると皆さん思い出したように?もぐらさんに。いや、雨後の筍に。←他に例え無いんか
 私も、立つのをすっかり忘れてましたが、あっと思い出ししっかりスタンディング 
 おねいさんのご指導を聞いたときには、ちょっと御膳立てしすぎじゃ?(はやく言えばヤラセかよ)と思ったけど、最初に立った人を始め、いいと思わなかったらあんなに立ってはくれないはずなので、近藤さんが愛されている証拠ともいえることに。 そんな光景を見れて、参加できて、その画がDVDで残るなんて、素敵じゃありませんか
 近藤さんも、気のせいかうるうるしそうな目をしていたような・・・?

 英雄を弾き終え再びスタンディングでの拍手が鳴り止まない中、近藤さん、両手を握手するように握り締めて、右から左へ商人の手もみの格好でせっせっせ~(←だから他に無いんか)のような仕草でありがとう、ありがとうと。(みんなと握手したいよ!という意味ね、きっと)
 あーやっぱり来てよかった、ファンでよかったわー こんな姿を見たのは初めてで・・。応援できてよかったなぁーと嬉しさでいっぱいになったひと時でした
 終演後のサイン会もまたまた長蛇の列。きらきらしたお顔をされてました

 そんなわけで、前半の私のいらぬ心配(笑)もなんのその、無事にシリーズ最終公演は終了しました。たぶんDVDではトチったところはアンコール分で修正されてるんでしょうねぇ。それも寂しい気がしますが。なんて言ったらダメですか?近藤さん。
 

 

 

最後のフェスティバル!(とコロー展)

2008-11-29 | ピアノ近サート(主に近藤さん)
 11月23日(日)フェスティバルホールにて、
 朝日新聞チャリティーコンサートー最終公演ー
 
 「近藤嘉宏 ピアノ三大作曲家 名曲探訪の旅」シリーズ大阪の部、最終回。

 東京でも12月9日に同じコンサートに行くので、3回セット券を買う時期からしばらくは、ほぼあきらめていました。
 しかし10年前何度か、若き近藤さんに導かれ通った思い出深いフェスティバルホールも今年で取り壊し(5年後新生フェス誕生予定)、もうあの会場で近藤さんの音楽が2度と聴けないんだと思ったら、いてもたってもいられなくなってきた・・
 
 フェスが壊されるなくなる・・フェスがもうなくなる消えるきえるきえる・・・

 フェスでの近藤さんがもう見れないみれないないないない・・・

 それに近藤さんのテンションも明らかに大阪にいるときの方が高いんだ!
 しかも最後のフェスでの熱気に包まれて。
 ファンだろ!この時に帰省せずしていつ帰省する!(←普段全く帰る気ナシ)

 というわけで、4年ぶりの大阪に出向いた次第です。


 いやそれにしても、すっかり私は東から来た旅の人。
 コンサートの前に神戸市立博物館で「コロー展」を観るため、三宮で道を訊きまくる(←筋金入りの方向音痴)際、タメ口ばりばりの関西弁・指導口調の神戸ギャルたち(※たまたまそういうコたちに当たりました)に少々ビビる、逆輸入カルチャーショック状態。
 自分も関西弁で話しかけてるくせに、他人に関西弁で返されるとなぜかビビる。不思議だにゃ。
 
 コロー展に行ったのは、最近少し絵を見だして、特に色彩・構図・題材すべてにおいて憂いと温かさを感じるカミーユ・ピサロの絵がいいなと思っていたところ、この展覧会でコローから影響を受けた印象派の画家の作品も展示するということだったから。
 ピサロの作品は「夏の木かげの小道」1点しかなかったけど、となりにあったルノワールの似たような題材の絵「木かげ」よりもっと温かいイメージでした。
 他に、モネ「木の間越しの春」やセザンヌ「オヴェールの村の道」、シスレー「アルジャントゥイユの大通り」「ヴヌー=ナドンの岩の森」、ドランの作品3点など。
 モネの絵は明るいイメージがありますね。性格が明るい人という感じがします。
 セザンヌもけっこう良いかな? 今度横浜国立美術館で「セザンヌ主義」があるからヨコハマの義実家に行かなきゃいけないときに行ってこようっと♪


 さて話が逸れたが、近藤嘉宏オールショパンのプログラムはこちら

 ワルツ 第12番、4番「華麗なるワルツ」
 ポロネーズ 第6番「英雄」
 ノクターン 第20番(遺作)
 舟歌
 ピアノソナタ第2番「葬送」

 休憩

 ポロネーズ 第5番
 マズルカ 第13番、第7番
 エチュード作品10より 第12番「革命」、第3番「別れの曲」、第4番
 エチュード作品25より 第1番「エオリアンハープ」、第6番、第5番、第12番
 バラード 第4番

 アンコール
 ワルツ 第12番
 ピアノソナタ第2番「葬送」第1楽章(途中から)
 ワルツ 第7番
 ポロネーズ 第6番「英雄」
   

 どうでもいいけど、阪急梅田から四つ橋線の西梅田は遠いですね!(そんなことも知らなかったのでめもりー。)乗るのは一駅だから大丈夫と思ったら危うく遅れそうになりました。(四ツ橋線の電車でhさんと遭遇してなぜかちょっと安心した)
 そんなんで息を整えていると、アサヒ・ファミリーニュース社主催ではお馴染みなのかしらないけど、挨拶とコンサートを聴く上での心得を親しみやすく説くおねいさん登場。
 今回は特にDVDの収録をするので、「拍手は音が鳴り止んで2秒してから、くれぐれもフライングをして目立とうとするようなことはなさらないようにして下さい」とか、「終わって「いい演奏だった」と思ったらスタンディングをしてその姿をぜひDVDに刻みましょう」とか、関西向け?のご指導をひとしきりされて、観客はウケておりました。


 で、いよいよ近藤さん登場。ワルツ12番を弾きだすも・・・あれ?あれ?・・・


 ・・と、ここで次回に続く。。。 ←甥
 そろそろ同居人が帰ってきますゆえ。また後日ですわ。
 

♪♪御知らせ♪♪

2008-11-17 | ピアノ
 しつこい女だ、と思われるかも知れませんが、10月29日にアンスネスのFM生中継を聞き逃した! or もう一度聴きたい! or 弾いているところを見てみたい!と言われる貴方

 11月26日(水)、9:00~11:00 BS hiで、
 29日に弾いたラフマ協奏曲2番をもう一度やります
 くどくなく、流麗で壮大なラフマを。 私もテレビで見られるので楽しみです♪
 

 それと、11月22日(土)は同じくBS hiで、22:00~

 Vn:ラクリンと指揮はヤンソンス、オケはコンセルトヘボウで
 ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」と「交響曲3番」と、Rシュトラウスの「ティル・オイゲンシュピーゲルの愉快ないたずら」。
 ブラームスの協奏曲(難曲)を目でも楽しめ増する。注目のラクリン、野生的で重厚な演奏をお楽しみくださいませませ? 私はこの協奏曲大好きですじゃ 


簿記受けてきた

2008-11-17 | 読書記録・お勉強
 ちょうど1年前に、失態を犯し受けそびれれ(呆)、その後ほったらかしにしていた日商簿記3級を、昨日ようやく受けてきました。
 去年は独学でしたが、今回は効率よくTACのトレーニングを受けました。

 何かに焚き付けられないと、机に向かうとかピアノに向かうとかいうことがなかなかできないダメ人間な私。 今回も結局授業に出る以外ほんのちょっとしか勉強しなかったけど、さすがにTACの直前対策「的中答練」問題は解いていたので、本番の試験は簡単に感じました。

 前回は、ひねったイジワル問題が出て打ちのめされた人が多かったんだとTACの先生に脅されてたので、いつ出るんや、いまかいまかとびくびくしながら解いていたけど、そんな問題は一問も出なかったよ。らっきー。

 ただ、TACの予想もあんまり当たってなかったみたいだけど。
 今回はハレー彗星並に珍しく(というか、今後はそうなっていく傾向らしいけど)精算表の推定問題じゃなく、貸借対照表と損益計算書の穴埋め問題が出たので、第5問は精算表だと思い込んでいた独学の人はちょっと驚いたかも。でも別にひねってなかったけどね。

 それと、第4問は、資本金からの引出金というこれまた少しマイナーなのが(個人商店対象の3級ならではの問題)出たけど、私は練習不足だし慎重に解いたので、時間切れでしたのであんまり関係なかったですわ。

 ちなみに、第2問は、商品有高帳(移動平均法)と順当な出題でした。

 
 過去問を1問も解いてないので(TACの難しい問題に慣れようと思って←言い訳)分かりませんが、今回(第120回)の試験はイタダキの回だったみたいです。まぁ前回が難しかった(合格率・全国平均29、5% 例年は40%くらい)ので、問題作る人が反省したということみたい。
 
 どの回でも70点取れるラインはだいたい揃ってるらしいけど、合格率を見るかぎり、前回受けなくて私は運がよかったってことでしょう。問題作った先生ありがとー

 帰り道、気をよくしてらぽっぽの紫芋の焼き芋と、あこべるというパン屋の高いパンを買って食べました。ほくほく
 そして、図書館でアルバン・ベルク四重奏団のシューベルト「死と乙女」をレーザーディスク鑑賞して、ヴェデルニコフとブレンデルのベートーヴェンCDも調達しました。
 この二人、ちょっと前から私のブームです。ベートーヴェンの31番の3楽章と32番の1楽章ぜったい弾きたいなぁ5番と30番の3楽章もいいなぁ どれもむちゃな難しさやけどね

 帰ってCD鑑賞した後は、フィギュア見ましたよ。 最近の真央ちゃんにはクギ付けでおす、コーチがすごいんかしら。ほんとにきれいで、表情も演技も大人になって。
 昨シーズン世界選手権の演技見てまた泣けてきましたわ。今シーズンのプログラムも魅力的だし。失敗を糧に、その天性のセンスと努力でもっともっと伸びていくと思います。楽しみだわ~
 小塚君も伸びやかでよかった。伸び盛りの人を見るのってわくわくしてたのしいですね。昨日はらぶらぶで充実した日だったわん