モドキが家の子一周年ということは、ココレオももうすぐ家の子一周年。
そう言えば昨秋保護した5匹には共通点があります。
保護以来一度も出たいと騒がない。不安気にもならないし、出たい素振りも見せない。
ヒョウが当初鳴き続けたのは、やはり子供を残してきたからだろうか。
保護者としても、それだけが心残りです。
昨秋、店を閉める案内を1ヶ月前に出した時、ココレオの行く末を案ずる声が多かった。
それで閉店案内の横に、看板猫ココレオの去就についての報告を出したのです。
実はその後、レオを引き取りたいという申し出が複数あった。
でも人馴れしてないココにとって、レオは"命綱"のような存在。
2匹一緒を条件としたためレオの話も流れてしまった。
今は、それでよかったと思っています。

店時代のココレオは、お花に囲まれて生活していました
ココは昨年の春頃から頻繁に遠征(エクスカーション)を始め、戻らない日もあった。
その都度、自分か妻が夜遅くまで店に残ってココの帰りを待った。
ココを繋ぎとめていたのはレオだったに違いない。
そのレオも、保護する直前には初めての遠出をした。
保護するのがもう少し遅れたら、今頃2匹はわが家にいなかったかもしれない。

左からココ、キー、レオ、手前にサクラ
わが家に来たココレオはいち早く家や先住猫たちに溶け込んだ。
本当に何の違和感もないので、ついつい記事にするのを怠ってしまう。
家に来てからは、店時代と比べてココレオの記事数が極端に減ってしまいました。
近くで生活するようになっても、この2匹は何も変わりません。
レオは相変わらず人間大好きのすりすり魔。
ココは人も猫も怖いけど、生来の物おじしない性格。
怖がりながらも自由奔放に歩き回っています。

ピアノの上がココレオの定位置
最近になって、2匹の状況が少し変わってきたかも。
常に一緒だったのが、単独別行動が目立つようになりました。
レオは変わらないけど、レオ命だったココの変化によるものです。
少しづつ自信をつけたと言うか慣れたと言うか。
"レオなし"生活の時間が増えてきました。

最近のココは単独で天空寝床を根城に (上はニャー)
で、ココから解放された時のレオはますます保護者にくっついて、
行動が甘えん坊の先住猫に似てきました。
ところでこの2匹、保護部屋は完全卒業で、この春以来部屋で見たことがない。
最近は他の3匹(モドキ、ダイフク、ヒョウ)も部屋に入らなくなりました。
でも、4台のケージはしばらくそのままにしておきます。
何かあった時の逃げ場や養生ルームに使えるし、キジロも年内には迎える予定。
しかしその前にノミ問題や粗相問題、早々に解決したいことが山ほどあります。

キッチン台のレオ