不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

ついに発表!


 待ちに待ったぼくらのペンタックスからハイアマチュア機が発表です。(カタログ転載です。ごめんなさい。その分宣伝しますから!)*ist-D以来3年ぶりかな?K10Dとネーミングからして新Kシリーズのフラッグシップ機は出るのかどうか?!ですけど、カタロクスペックからすると事実上フラッグシップ機という気がしてならないです。

 LX以来の防塵防滴仕様、カタログ上では書かれてないみたいですが金属製外装という話も・・・。手ぶれ軽減機構に加え、これを応用したローパスフィルターのゴミ対策、超音波モーター内蔵の高級レンズ(開発中)対応、2ダイヤル操作&バッテリーグリップの復活などなど!す、すばらしい・・・。1千万画素クラスで、かなり良い出来だと思われます。実際某カメラ屋店員が実機サンプルを触ったところ「これ、売れますよ!」と言っていました。
 触っていないので解らないけどニコンD200には及ばないけどそれ以外には負けていないでしょう!新搭載の感度優先AEなんてとても良いですね。まあ、ノイズがどの程度処理されているかにもよりますが、使いたいシャッターと絞りに固定して感度側で調整するのはデジタルならではです。

 残念なところとしては今まで使えた単三型電池が使用出来なくなったこと。バッテリーグリップにも非対応みたい。是非単三型ホルダーを設定してグリップ側では使えるようにしてもらいたいです。
 連続撮影枚数はjpgの場合メディアが許されるまで可能になったのはすばらしいですが、肝心の連射速度は約3コマ。もうちょっとがんばってほしかったなぁ・・・。5コマとは言いません。4コマ程度。Z-1Pレベルあればほとんど不自由しません。連射速度が速いということは、タイムラグが短い証でもあります。この辺りはカタログに載らない性能なので、仮に3コマでもタイムラグが100msを余裕で切るレベルで出してほしいものです。この辺りは、たぶんMZシリーズの実力を見る限り、残念ながらタイムラグが長そう・・・。でも*ist-Dよりは短いかな??しかしハイエンド機を出すなら連射速度はこのくらいでも良いかも。
 シャッターのスペックは最高速度1/4000、同調1/180と近年の平均的値。実用上全く問題ありません。同調速度は速ければ幕速も速いということになるのでタイムラグを短くするためには必須だと思いますけど、ストロボ使用ということだけでいうならば、今時のオートストロボはフルシンクロ機構が備わっているのでさほど不自由はしないでしょうね。最高速度は問題なし。1/8000なんて使うことはまず無いですから。但し、きっちり1/4000出ている事が前提です。若干遅めとか、先幕を速くすることでごまかすとかは勘弁してほしいです。ハイエンド機ならばスペック自慢として1/8000搭載はほしいですが。シャッターの耐久性も銀塩時代で良く謳われた10万回!きちっと作られたユニットの証ですね。
 ファインダーも以前から定評あるペンタプリズム&スクリーンなので、フォーカシングのしやすさは他社よりすぐれているはずです。明るいだけですかすかなスクリーンなんて要りません!それならLCDファインダーにしてしまった方が潔いってもんです!(でもLCDファインダーは見ていて目が疲れるので嫌い)

 そんなわけでこれは買いです。来年買うと思います。その前にハイエンド機が発表になったらそっち行っちゃうかもしれませんけど。

 さて、F-1ですがついにミハエル・シューマッハ引退。私はシューマッハ嫌いですが、勝てるうちに引退で良いと思います。実際今シーズン前半はもう絶望的でしたが、今の流れではタイトル取りそうですね。
 先日のイタリアGP見ていて思ったのは、ルノーのポテンシャルが取り残されている、ということ。遅くはないけど優勝するのは非常に苦しいと言えます。フェラーリが速くなったと言うことだけではなく、マクラーレン、BMWザウバーが速くなった割に、ルノーはいまいち。アロンソは速いドライバーだけど、チームメイトのフジケラがぱっとしない。(ファンとしては辛い・・・。)チームメイトが勝てないときや、リタイアしたときは確実に優勝出来るような状態ではない。
 どうも’83年のピケ対プロスト、もしくは’85年のアルボレート対プロストの戦いに似ている気がする。’83年、ルノーに乗るプロストがシーズン中盤まで強かったけど、ぼくらの(私だけか?)ブラバムに乗るネルソン・ピケの粘りとチームの努力で2ポイント差でタイトル取得。ルノーは後半マシン開発をおろそかにした結果ターボ初タイトルの座をBMWに奪われたのでした・・・。そしてプロストはチームと大げんか?してマクラーレンへ移籍、そしてサクセス・ストーリーへ発展です。(そこまで行くのもちょっと苦労したけど)
 続く’84年わずか0.5ポイント差で今度はチームメイトのラウダにタイトルを奪われたことでプロスト先生いろいろ学んだんですね。’85年、当時調子の良かったフェラーリより久々にチャンピオンが(しかもイタリア人ドライバー、アルボレートの手によって)誕生しそうな勢いだった訳ですが、本人の努力とマシンの確実な進化によって、後半みるみる信頼性が低下したアルボレートのフェラーリを最終的に20ポイント差で初の栄冠を手にしたのですね。
 今年のルノーを見ていると’83年の時みたいに開発をおろそかにしているわけではないでしょうけど、結果的に同じようなパターンになってしまいそうで危惧しております。シューマッハに有終の美を飾られないよう、フジケラ、アロンソ、がんばってほしいです!
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