こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

エゾカミキリ

2021年10月11日 | 探索日記(生物)


エゾカミキリ
柳の枝にしがみ付いているエゾカミキリ。
北海道特産種で局地的に分布するエゾカミキリ。
原始的な姿で翅は退化し飛ぶことが出来ません。 (*≧ω≦)キャハハ♪















エゾカミキリ
2021年はいつもより多くの本種が見る事が出来た。


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エサキモンキツノカメムシ

2021年10月10日 | ■カメムシ目


エサキモンキツノカメムシ Sastragala esakii (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ミズキ・サンショウ・ハゼノキなど
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約11㎜~14㎜前後でツノカメムシ科ツノカメムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は少ない。
成虫は樹上性でミズキなどの葉の上などで見られる。
エサキモンキツノカメムシは成虫で越冬し初夏に交尾~産卵後、8月頃に新成虫が発生。
近似種のモンキツノカメムシ(別名:マルモンツノカメムシ)に似るがモンキツノカメムシの
前胸背側角は強く横に張出し、前翅前方のハート紋も下側に切れ込みが入るなどで区別できる。

上翅に見られる黄色のハートマークがとにかく可愛らしいカメムシです。
雌は産卵後、産んだ卵を守る習性があるのでいつかその行動を撮影してみたいものです。
また、エサキモンキツノカメムシを漢字で書くと「江崎紋黄角亀虫」となり、
名前の由来になる「エサキ」は 昆虫学者江崎氏の名前からなる。



2022年6月 北海道 市内のクリの葉で見られたエサキモンキツノカメムシ




2019年5月 北海道 エゾエノキの葉の上で見つけたエサキモンキツノカメムシ


 

エサキモンキツノカメムシ
たいがい葉のスウィープで入る為ネット内での撮影が多くなる


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ウスバカミキリ

2021年10月09日 | 探索日記(生物)


ウスバカミキリ
夜間外灯付近のシラカバの樹皮に張り付いていた
ウスバカミキリを発見し撮影。
大型のカミキリムシで日本各地に分布する (*≧ω≦)キャハハ♪


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アトボシハムシ

2021年10月08日 |  ●ハムシ科


アトボシハムシ Paridea angulicollis (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] カラスウリ・アマチャヅルなど
[時 期] 4月~6月
※ 体長は約4.5㎜~5.5㎜前後でハムシ科ヒゲナガハムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は多い。
白色の上翅の後方には名前の由来となる黒く大きな紋が2つある。
また中央部分にも大きな紋が1つあるが、斑紋変異がありこの中央黒紋が消失する
個体や後方の2つの黒紋が消失する個体なども見られる。
成虫はアマチャヅルやカラスウリなどの葉を食べ、幼虫は地中の根を食べて育つ。
近似種のヨツボシハムシに似るが(北海道には分布していない)斑紋で区別は容易。









アトボシハムシの写真


桜の赤腐材から出てきたアトボシハムシ(2013年4月 北海道)
本種は成虫越冬する為、こうした朽木内で冬を過ごしているのでしょうね。


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アトジロサビカミキリ

2021年10月07日 | 探索日記(生物)


アトジロサビカミキリ
偶然見つけたネムノキの衰弱木。
何かいないか探していると、アトジロサビカミキリが見つかった。
名前の通り翅後方に白い紋があるのが特徴です。
普通に各種広葉樹の衰弱した枝や伐採木で見る事が出来る (*≧ω≦)キャハハ♪


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アザミオオハムシ

2021年10月06日 |  ●ハムシ科


アザミオオハムシ Galeruca vicina (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] アザミ・フキなど
[時 期] 7月~10月
※ 体長は約8.5㎜~11㎜前後でハムシ科ヒゲナガハムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、低山地~山地まで広く生息する。
体は黄土色で脚・触覚は黒い。
山地のアザミやフキなどの葉の上で普通に見られる。
交尾を終えた雌の腹部は、はち切れんばかりにパンパンに膨らんでいるのを見る事が多い。
近似種のネギオオアラメハムシに似る。ネギオオアラメハムシ(ホスト:タチギボウシ)は全体に黒っぽく
前胸背も大きく濃い茶色となる為区別は容易。




各地のアザミ類では良く見られる大型のハムシ




葉の上で見られたアザミオオハムシ、雌の腹部がパンパンに膨れ上がっている





山地のフキの葉の上で見られたアザミオオハムシ


[近似種との比較写真]


左:ズグロアラメハムシ・・・(ホスト:ヤナギ・ドロノキ・ミズバショウなど、体に光沢がり頭部が黒い)
中:アザミオオハムシ・・・(ホスト:アザミ・フキなど)
右:ネギオオアラメハムシ・・・(ホスト:タチギボウシ・ネギ・ニラ・ニンニクなど)


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アカガネサルハムシ

2021年10月05日 | 探索日記(生物)


アカガネサルハムシ
今年も多数の本種を見つけたが何度見ても美しい!!
やはりこの虫は個人的に大好きな虫だ (*≧ω≦)キャハハ♪


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アオバナガクチキ

2021年10月04日 |  ●ナガクチキムシ科


アオバナガクチキ Melandrya gloriosa (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 朽木など
[時 期] 5月~7月
※ 体長は約6㎜~15㎜前後でナガクチキムシ科ナガクチキムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息する。
体は艶のある暗い虹色に輝き、古めの伐採木や倒木上で複数見る事が出来る。
今の所、針葉樹でも広葉樹でもどちらの伐採木でも見つけている。
非常に俊敏で近づくとパッと飛び去ってしまいます。
クチキムシ科の幼虫は朽木を食べて育ち、成虫は朽木の中で越冬する。



山地のハンノキ類の葉の上で見られたアオバナガクチキ







過去に撮影したアオバナガクチキ


 

 
アオバナガクチキの標本


 
アオバナガクチキが多数見られた伐採木


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アイノカツオゾウムシ

2021年10月03日 | 探索日記(生物)


アイノカツオゾウムシ
日本に分布するゾウムシの仲間で体長は7~13㎜前後。
成虫は6-8月にかけて見られる。
ホスト:ヨモギ
今年撮影したアイノカツオゾウムシ、ヨモギ群生地では多数の本種が見られる。
北海道では良く見られるカツオゾウムシよりスマートで細長い。



ヨモギの葉の上で雌1匹に対して雄のアイノカツオゾウムシが3匹も抱き着いていた。


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ムツボシアオコトラカミキリ

2021年10月02日 | 探索日記(生物)






ムツボシアオコトラカミキリ
北海道に分布するカミキリムシの仲間で体長は7~13㎜前後。
成虫は6-8月にかけて見られる。
ホスト:サンザシ
写真は花に飛来した、ムツボシアオコトラカミキリを撮影。


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