キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

2010年5月8日 那須高原-茶臼岳

2010年05月09日 | 那須岳
2010年5月8日(土)、那須高原の茶臼岳に行きました。

でも、本当は三本槍岳、朝日岳を登り、茶臼岳はついでに登るつもりでした。
だって、茶臼岳はロープウェイで登れる山ですから・・。 

でも、こうなっちゃいました。

コースマップです。 
歩いた距離≒15Km、約8時間の山歩きでした。


茶臼岳の登山口にある駐車場に車を止めて支度をしてると、
次々と下山してくる人がいます。

『変だなぁ~』と思いながら様子を伺っていると、どうも山の上では風が強いらしい。

『まぁ、とりあえず行ってみるか!』ということで出発しましたが、
約30分後、私も下山したくなっていました。

岩にしがみつきながら撮影した『峰の茶屋跡の非難小屋』 ※中央部に小さく写ってます。


とんでもない風が吹いています。
先日の八ケ岳の硫黄岳の風と互角かもしれない。

もういい加減に下山しようかと思いながら、岩陰に隠れていると、数人の方が登って来ました。
これを見たら少し元気が出てきたので、私もつられて登り始めた。

そして、何とかたどり着いた峰の茶屋跡の非難小屋の前には、こんな看板が。

『えっ~、風に吹き飛ばされた人がいるのか。 ありえるかもね~。』


さて、他の人たち、せっかく登って来たのに非難小屋から動こうとはしません。
『どうしたのかな?』 ※イヤミだな~。風が強くて動けないんです!

しばらくすると、2人ほど下山していきました。
ほどなく、私も下山し始めましたが、途中で少し風が弱くなった気がしたので、
再び非難小屋まで戻りました。

そして、朝日岳に向かいます。
ですが、非難小屋から20mほど少し進むと、とんでもない強風が吹いていて、本当に立ってられません。
吹き飛ばされそうです。


仕方なく、反対の茶臼岳方面に進むと、こちらは何とか進めます。

茶臼岳から見た、朝日岳、三本槍岳。


茶臼岳からロープウェイ駅方面に下山しようとすると、沢山の人が登って来ます。
皆さん、同じ木の棒を持ってます。 消防署の訓練服を着た人も数人いました。

どうも、開山際のようです。 茶臼岳山頂の祠を目指しています。


そして、ふとロープウェイ駅方向を見ると、数えきれない程の人達がこちらに向かってきます。
まるで、蟻んこの様です。


『うわぁ、大変だ! このままじゃ、あの人達に巻き込まれてしまう。』と思って、
さっき登って来たルートに移動しました。

振り返ると、斜面を登る蟻んこ達です。 間一髪でした。


非難小屋に近づくと、ちょうど下山する人達がいます。


非難小屋に到着後、もう一度、朝日岳方面を目指しましたが、
やはり強風のため進めません。

どうしようかと思いながら、
ふと北斜面を見ると三斗小屋が見えたので、見に行く事にしました。

ほどなく、三斗小屋に到着。


さらに先には、三斗小屋温泉があります。


そして、三斗小屋温泉に到着。


今日は、泊まるつもりはないので、温泉だけ入りたいなぁと思いましたが、
この看板がドーンと何箇所も貼り出されています。


ウロウロしていたら、温泉宿のおばさんが出てきましたが、
さすがに『入浴だけできませんか?』とは聞けませんでした。

温泉はあきらめて、来た道を戻ります。


この道は、昔は牛が歩いた道だった。


途中から、姥ヶ平方面に向かうが、このコースはとてもわかりにくい。 
道標が2~3箇所の他は、かすかな踏み跡だけで、赤テープ等はない。


沼ッ原~姥ヶ平のコースに出る直前でコースを見失ったが、何とか踏み跡を発見した。
今日は1人、沼ッ原から歩いてきた人がいるらしい。

そして、やっと茶臼岳に帰還。


こんな間近から煙が・・。 大丈夫か? そんな事、言ってる間に早く逃げよう!


そして、非難小屋を経由して、駐車場に下山した。


下山後は、『もみじ谷の大吊橋』に立ち寄りました。


有料なので渡りませんでしたが、向こう側には、竜神峡の吊橋の様に鐘でもあるのでしょうかね? 

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