リッスン・トゥ・ハー

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Life Cycle/SAKEROCK

2010-03-07 | 若者的図鑑


いやあ楽しいですねえ。素晴らしいよ。

正直、わたしはスキャットない方がいいかなあなんて、思ってましたよ。
しかし、しかし聞き続けていると、あら、あってもいいかも。と物欲しそうに見る。

思わず歌ってしまうこのチャッチーさと、にくいねこの、ツボを確実についてくる細部の組み立てで孤高の地位を築いてしまっています。

スキャットも、何も思わず、ただ歌ってしまっただけなんだ、と、感情が高ぶって、関係ないけど歌ってればいいか、みたいなお祭り騒ぎの楽しさこそ、このアルバム、しいてはサケロックの神髄なのだ。

こういう人たちが高い評価を受けて、ひろく人々に受け入れられる音楽シーンは明るいです。
ということで、このアルバム、遠く未来に向けたメッセージソングなのです。
月まで人類が移り住む時代の生活。誰もが透明になれる時代の生活。過去や未来へ行き来できる時代の生活。それぞれの場面でぴったりと合う音楽はもう少しあってもいいのにな、とわたしは熱唱しながら思うことがあります。

バカやってたなあ、ちゅうか今も馬鹿だなあ。馬鹿さ加減を忘れたら人間あかんのや、この馬鹿さ加減を残しておいて損はなし。


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