リッスン・トゥ・ハー

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ワルツ

2008-07-03 | 若者的詩作
ため息で答える君は雨降りの街に立っている
雨音の調べに合わせてどこかの誰かを想う

街並みちょっぴり壊して
濁った水たまり跳び越えて
そばにいて、と言えたなら

悲しみを隠して僕は雨降りの街に立っている
雨音の調べに合わせてとびきり陽気に歌う

指先伸ばしたら触れそうさ
なんとなく黙ってしまうんだ
そばにいて、と言えたなら

届くかな、届かないんだろうな、うかない笑顔の君は
雨音の調べに合わせてかすかなステップを踏んでいる

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