キャプテン辞めたらなんか変わるんかな。イライラするこのストレスから解放されるのかな。カレーライスが食べたいな。おいしいカレーライスが食べたいから、町に出よう。カレーライスを求めて元キャプテンが町を彷徨う、なんだか爽快だな。秋元、って呼ばれるかな。呼ばれたくないな。もう誰からも指を指されたくないけれど、誰からも指を指されなくなったらそれはそれで寂しくて死んじゃいそう。それは避けたいので、知り合いに崇め立ててもらおう、演技でもいいじゃない、気分がよくなりたいじゃない。町を彷徨いながらそんなことを考えていた。すると足下にボールが転がってきて、すいませーん、ボールお願いしまーす、って少年が走ってくるから、ボール拾って投げてやる。スゴい速度で正確な位置にずどん、と収まる。あ、あの、何者ですか?わたし?わたし、なんだろうね、わからなくなっちゃった。て駆け出す。待てよ、少年はいつしか青年になっている。そんな肩しといて、逃げることねえじゃねえか、ベースボールやろうぜ、好きなんだろ?大好きです。で青年たちのベースボール三昧。楽しいのなんの。
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